最新更新日:2024/09/19 | |
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VOL.2 びっくり じっくり
「園長先生,こっちの方が熱いの。」
Tちゃんが滑り台の上から話しかけてくれました。 幼稚園の総合遊具には並行して2本の滑り台が取り付けられています。 Tちゃんは幅の狭い方の滑り台に座って,これから滑り降りようとしているのです。 えっ,そんなことってあるんだ・・・と思って,ぼくは両方の滑り台の底の金属板に掌を当ててみました。 すると・・・。 「うわぁ,ほんと。知らなかった。すごいことに気が付いたね。」 ・・・確かに幅の狭い方より,幅の広い滑り台の方が熱いのです。 大げさではなく,びっくり!感心しました。 どういう訳でこんなことになったのかはわからないのですが,確かに温度差がありました。 自然現象として温度差があることにも驚きましたが, このことを自分の身体を使った実感で気付けること, 発見したことを誰かに伝えたくて,素直に近くにいた人に伝えられること・・・の すばらしさにもびっくりし,感心したのです。 しばらく遊んだ後,総合遊具の滑り台とは反対の方にある「はしご」の方へ行くと,今度は「はしご」に登りかけているSちゃんが「はしごの桁」につかまりながら, 「園長先生,上の方が温かい。」と教えてくれるのでした。 Sちゃんは,ぼくがTちゃんと話している時にはここには居なかったので,「温度差」の話は聞いていませんでした。 つまり,別の子どもが別の場所で,それぞれ同じような発見をし,伝えてくれたのでした。 ここでもぼくは金属の棒を握って,その温度差を実感し,Sちゃんの発見に共感し, 「ほんとだ。すごいねえ。」と感心したのでした。ここは「はしご」の下半分が日陰で,上半分にだけ太陽が当たっているので,こんな温度差が生まれたのでしょう。 子どもたちは,例えば,幼稚園の園庭の滑り台という身近な環境の中で様々な経験を主体的に繰り返し,繰り返しする中で,体をいっぱい使って,感じ,「はてな」をもち,考え,表現しています。今日の二人の子どもたちは「温度」と太陽について気付いていなかったかもしれませんが,この経験がいずれ,小学校以降の学習における体験と実感を伴った理解の深まり,知的好奇心や探究心の高まり,科学的な力,さらには自然の偉大さへの畏敬の念を抱く素地やめばえを育むことにつながるのではないかと考えています。 京都市の「学校教育の基本指針」では「確かな学力」の育成に向けての理数教育の充実や「豊かな心」の育成に向けての豊な感性・情操を育む教育の充実を謳っています。 京都市立幼稚園の保育は小学校の学びにつながる「学びに向かう力」をじっくり育んでいます。 VOL.1 国際廊下(仮称)
この9月から元有隣小学校園舎での,
楊梅幼稚園とリセさん(京都国際フランス学園)との 共同生活が始まりました。 リセの子どもたち(幼児から高校生まで)が登園を終えてしばらくしてから 楊梅幼稚園の子どもたちの登園時間になります。 ですから,今のところ この時間に出入り口が両園の子どもたちで混み合うということはありません。 1階の廊下は両園で使う廊下なのですが, 今のところ両園の子どもたちで混み合うということはありません。 園長は密かにこの廊下を「国際廊下」と呼んでいます。 こんな廊下はそんなにどこにでもあるものではありません。 身体計測
9月7日(木)
今日は身体計測でした。 計測の後,保健の先生より保健指導を受けました。 絵やしかけも使い,「はやね・はやおき・あさごはん」で元気な体になろうというお話でした。 写真はあお組の子どもたちの様子です。背中をぴんと伸ばしよくきいていましたよ。 4月に比べて背もぐっと大きく伸びていて,思わずもう一度はかりなおした友達もいました!心も体もぐんぐんおおきくなっている子どもたちです。 お魚作ろう
今日は、8月に誕生日を迎えた友達の誕生会をしました。みんなで集い、お祝いの歌を歌ったり、楽しいマジックを一緒に見たりしました。マジックでは、不思議なものやことに“すごい!”と興味をもって見ていた子どもたちです。8月生まれのお友達おめでとう!
もも組の保育室では、かいたりつくったりする遊びを楽しんでいました。お家の人にプレゼントしたい!と絵をかいたり、紙やテープを使っていろいろなものを自分なりに作っていました。自分が切った紙の形からイメージをもち「お魚みたい!お魚作ろう」と魚作りを楽しむ姿や友達が作った時計に刺激を受け、自分も“作りたい”と作る姿が見られていました。友達から沢山刺激をうけあって遊んでいます。 科学センターへ行ったよ。
9月5日(火)
今日,年長・あお組の子どもたちは,京都市青少年科学センターの見学に行きました。 まずは,恐竜とご対面。 動いてしゃべる恐竜に大興奮でした! 続いて,科学センターの先生による空気砲の演示実験や 「チョウの家」の見学,プラネタリウムの見学・・・。 館内の様々な展示にも興味をもち, 面白いな,何だろう,不思議だなと心も頭もいっぱい動かして, 時間いっぱい楽しみました。 身近なところにも科学の不思議さや楽しさを感じられるよい機会になりました。 科学センターの見学は,京都市教育委員会が毎年, 市立幼稚園の年長組の子どもたちのために開催していただいているものです。 子どもの発達の段階に応じた内容で, 自然,科学的なプログラムを通して,自然,科学に親しみ, 知的好奇心や探究心を刺激して,科学的な学びに向かう力を育み, ひいては小学校の学びにも繋いでいこうというものです。 京都国際フランス学園の方々との出会いの会をしました。
9月4日(月)
今日は、待ちに待った京都国際フランス学園の友達や先生方との出会いでした。 朝、体育館で一堂に集まりました。 広い体育館がたくさんの友達と先生方でいっばいになりました。 顔を見合わせて挨拶をしたり、ようちえんのうたを披露したりしました。 拍手をもらってとても嬉しそうでした。 一緒になかよし遊び「ロンド橋落ちる」をすると、あっという間に楽しい雰囲気ができて、一緒に遊ぶ楽しさがどんどん広がっていき、笑顔や笑い声もたくさんありました。 一学期から「どんな友達なのかなぁ」と京都国際フランス学園の友達と会えることを 楽しみにしていた子どもたち。 これからのつながりがとても楽しみになりました。 京都国際フランス学園の方々、これからもどうぞよろしくお願いします。 2学期がはじまりました!
今日から2学期が始まり、幼稚園に元気な子どもたちの声が響いていました。久しぶりに友達に会えた子どもたちは笑顔いっぱいに遊んでいました。もも組の子どもたちは、戸外でお気に入りの乗り物に乗ったり、友達や先生と鬼ごっこをしたりして楽しんでいました。降園前にはみんなで集まって担任の先生の話を落ち着いて聞いていました。あお組の子どもたちは、新しい友達を迎え学級の友達と一緒に仲良し遊びを楽しんだり、ウサギやインコの当番活動がしたい!とはりきって取り組んだりしていました。
9月4日(月)からは、ひよこ組さんも始まります。会えるのを楽しみに待っています。 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。 9月 教育相談 未就園児クラスの案内
9月のひよこ組(3歳)は、9月4日(月)から始まります。たまご組(0歳・1歳・2歳)は、9月6日(水)から始まります。9月25日(月)は、10:00から幼稚園説明会も行います。ぜひ、幼稚園に遊びに来てくださいね!
京都国際フランス学園との出会い
今日は、9月からこの元有隣校園舎で過ごす仲間に加わられた京都国際フランス学園の教職員の皆さんと楊梅幼稚園の教職員が一堂に会して互いに自己紹介をし合う会をもちました。(楊梅幼稚園)園長はフランス語で挨拶や自己紹介!それを聞いたフランス学園の皆さんは一気に笑顔。和やかな雰囲気の中、互いの紹介を終えました。
会に先立ち,学園の施設も案内していただきました。これからの生活が楽しみです。 9月4日は、京都国際フランス学園の子どもたちと楊梅幼稚園の子どもたちで出会いの会をします。新しい出会いが楽しみですね。 明日から2学期が始まります。元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています! 幼小連携
京都市立の小学校は幼稚園より一足先に夏休みを終えて授業を再開されています。幼稚園がまだ夏休み中というこの時期を利用して、今日は、下京雅小学校に参観に行かせていただきました。普段は幼稚園の保育があってなかなか見ることのできないジャンプアップという全校挙げての取組から朝の健康観察、授業の様子、教室環境など参観させていただきました。楊梅幼稚園と下京雅小学校は、幼小で連携した取組を進めています。夏休み期間中の7月には、下京雅小学校で幼小合同の研修会を行いました。幼小が連携して取組を進めるためには、まずはお互いのことを知り合うことが大切だということで、子どもたちの一日の様子や大切にしていることなど映像を通して見合ったり、お話したりして、打ちとけて互いに学び合おうという雰囲気も高まりました。現在、下京雅小学校と楊梅幼稚園は地理的には離れたところにありますが、教職員同志が互いの教育について理解を深めたり、子どもたち同志が心を寄せあったりする幼小でありたいと願っています。確かで滑らかな接続をめざして今後とも連携して取り組んで行きたいと思います。
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