京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/25
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中学3年生対象「実技講習会」(6/8開催)の申込受付は終了いたしました。

13日 桜 そして桃

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 例年より開花の遅かった桜は、まだ美しく咲いていて、今年は4月になってから長く桜を楽しめています。

 学校の本館からグラウンドへ出ると、桃の樹があります。先日来、濃いピンクの花が咲き始めました。以前、この樹はもう枯れて花を咲かせないのではと言われていましたが、添え木をするなど大事に手当てをしたところ、花を咲かせるようになりました。つぼみがたくさんついていて、しばらく桃の花を眺めることができます。

進路講演会講師 永田 萌氏の生徒へのメッセージ

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 本日12日、進路講演会でご講演いただいた永田 萌 氏が生徒へのメッセージを書いていただきました。

 「夢見る力 いつまでも」 

心に残るメッセージです。素敵な絵を添えていただきました。

4月12日(水)進路講演会 永田 萌 氏 来校

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 本校では、年間2回の進路講演会を行い、生徒が様々な分野で活躍されておられる方のお話を聴いて進路意識を高め、視野を広げるように指導しています。

 本日12日、「カラーインクの魔術師」こと永田萠氏の講演会を行いました。扱いが難しいカラーインクを使用した見事な作品をご紹介いただき、その独創的な世界観と色彩の美しさに生徒たちはもちろん保護者の方々、職員一同も目を奪われました。永田氏の作品には見る人の心に優しさや幸せを運んでくる力があるようです。その魔力は単に技術を極めているからだけではなく、自身の作品に対する誇りと、「誰かに喜んでもらいたい」と、見る人に対する愛情がこもっているからこそ感じられるものだと思います。生徒たちも今後のものづくりにおいて他者の存在を意識しながら制作できるのではないでしょうか。

 生徒の質問にも丁寧にお答えいただき、その中で「アートは長い。高校生の間では(作風が)完成しなくてもいい。」というお話が印象的でした。「作風は積み上げていくもの。誰かの模倣や、技術力しかないような作品では心は打たれない。下手でもいいから今の自分にしか作れないものを作ってほしい。」

 永田氏のメッセージを受け止めて、生徒たちは日々成長していってくれるものと思います。

 永田氏は、昨年、本校の美工作品展にもご来場いただき、生徒の作品をほめていただきました。京都市のこどもみらい館館長されておられるということで、こどもみらい館に本校生徒の作品を2点展示していただいています。今日は、講演の中でそのことにも触れていただきました。

 今回の講演会は、保護者にもご案内をし17名の方が一緒にご講演を聴いていただきました。たいへん喜んでいただきました。

玄関に 咲いた咲いたチューリッフ゜

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 毎朝登校してくる生徒にも、学校の前を通られる地域の方にも、気持ちを和ませる草花。限られたスペースですが、プランターを置いています。

 例年よりもやや遅い開花ですが、チューリップが咲きました。

1年「ケータイ教室」

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 11日(火)午後、1年生は、外部講師を招いて「ケータイ教室(携帯教室)」を実施しました。高校生になると、携帯電話、スマートフォンの所持率がかなりあがり、使用におけるマナーやモラル、トラブルの被害者、加害者にならないような心構えが必要です。本校では1年生入学時のできるだけ早い時期にこの講話を実施して、生徒の意識を高め、主体的、自覚的に行動できるように指導しています。

 1年生は、約50分の講話を真剣に聞いていました。1年生は、入学時にipadの購入をお願いしています。1年生必修科目の教科「社会と情報」の授業でも、モラルやマナーについて学習します。

校内食堂 昨日10日よりオープン

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 今年度も校内の食堂の営業が始まっています。

 昨日の日替わり定食は「ささみシソカツ」とサラダ、冷奴、味噌汁、白飯、デザートにコーヒーゼリー。今日の日替わり定食は、「麻婆豆腐」とサラダ、春雨の酢の物、味噌汁、白飯、デザートはゴマ団子。どちらも440円。

 食堂は、日替わり以外にも、カレーや丼もの、麺類各種、名物の石焼ビビンバなどメニュー豊富で、生徒も教職員も利用しています。食堂は春休み中に壁面の塗装が完了し、明るく美しくなりました。時折、壁面を使って生徒の小作品を展示することもあります。

新学期 2日目 花の雨

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 今日は、朝から強風が吹いてテレビの天気情報では「花の嵐」と表現していました。列車の遅れもあったようで、生徒の登校にも支障がありました。

 午前中は、クラス写真、数学テスト、生徒部オリエンテーション、進路指導部オリエンテーション、身体計測、視力・聴力検査など、各学年とも盛り沢山なスケジュールでした。午後は、各科検診やLHR(ロングホームルーム)、そして1年生は「携帯教室」があります。

 写真上 花の雨
   中 数学テスト
   下 生徒部オリエンテーション

本校独自ホームページ 校長室ウェブログ 4月10日記事を更新しました

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 いつもこのホームページをご覧いただきありがとうございます。本校は、日常の学校の様子を紹介するため、この京都市統一様式のホームページで、平日はほぼ毎日更新するように心がけております。

 また、このホームページとは別に「銅駝独自のホームページ」も運営し、様々な記事を掲載しています。銅駝独自のホームページはこのホームページの右下欄「リンク」の「銅駝美術工芸高等学校独自HP」から入っていただけます。是非ご覧ください。

 独自ホームページには「校長室ウェブログ」コーナーを設けて、校長から生徒に向けて話したことや雑感など、掲載しています。

 本日「校長室ウェブログ」の記事を更新し、4月10日記事「入学式式辞」「始業式挨拶」を掲載しました。

 

 

平成29年度始業式 各学年は学年目標を掲げ新しいスタート

 4月10日(月)午後1時30分〜平成29年度始業式を行いました。

 始業式に先立って、離・着任式を行いました。3月末で退職された先生、転任された先生を紹介したあと、出席が可能な先生は直接離任の挨拶をしていただきました。また、直接ご挨拶いただけない先生からメッセージを送っていただき、披露させていただきました。そのあとの着任式では新しくお迎えした先生方を紹介し、代表の先生からご挨拶いただきました。

 始業式では、校長から銅駝美術工芸高校で学ぶ意味をもう一度考えてみようと呼びかけ、多彩な個性あふれる仲間、教職員と対面し、対話することの大切さ、出会うものと向き合うことの大切さをあらためて強調しました。(始業式の校長あいさつは、本校独自ホームページの校長室ウェブログ4月10日記事をご覧ください)

 始業式のあとは、対面式で在校生代表からの歓迎の言葉、新入生からの言葉を交わし和やかな雰囲気の中でお互い挨拶をしました。在校生代表は、単に先輩後輩という関係だけでなく、お互いを高め合う関係をつくりたいと述べ、美術を学ぶ者、制作者、表現者として学年を越えて切磋琢磨していく姿勢を示したいへん立派でした。

 式のあとのホームルームでは、各学年の目標も示されました。新しいクラスメート、担任と顔合わせをし、新たな気持ちで学校生活が始まりました。

 1年学年目標 
  ・規則正しい生活習慣を身に着け
   けじめのある生活を送ろう
  ・自分や他人の良さに気づき共に成長しよう
  ・あらゆる経験を通じ自ら行動する力を育てよう

 2年学年目標  
   笑顔で 未来へ 一歩二歩

 3年学年目標
   「できない」から「できる」へ
   そして「達成」へ       


 写真 教室に掲げられた学年目標

   上 1年学年目標
   中 2年学年目標
   下 3年学年目標
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第38回入学式 式辞

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               式  辞

 鴨川の水面に、競うように枝先を伸ばした桜が、今を盛りに咲き誇るこの佳き日、京都市教育委員会をはじめ、PTA役員の皆様、平素より本校にご支援をいただいております美工交友会、京都パレスライオンズクラブ、銅駝自治連合会のご来賓の皆様、そして、多数の保護者の皆様のご臨席を賜り、平成二十九年度京都市立銅駝美術工芸高等学校、第三十八回入学式を挙行できますことは、誠に大きな喜びであり、本校教職員を代表いたしまして、心よりお礼申し上げます。

 ただ今、九〇名の新入生の入学を許可いたしました。まずは、新入生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。教職員一同皆さんを、大切にお迎えしたいと思います。

 保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。お子様のご入学を心よりお祝いいたします。これからの三年間、教職員一同、力を尽くしてお子様の成長を支援してまいります。どうかご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
                    
 本校は、明治十三年、一八八〇年に、日本最初の美術学校「京都府画学校」として創立され、今年で一三八年目を迎えます。現校地で美術専門高校として独立開校したのは、創立一〇〇周年にあたる昭和五十五年、一九八〇年。これまで本校を卒業された諸先輩方は、美術界、産業界ほか、各方面で活躍されておられます。皆さんは、本日、晴れてこの歴史と伝統のある学校の生徒になりました。銅駝美術工芸高校の生徒として、しっかりとした自覚と誇りをもって、志高く学習に取り組んでほしいと思います。皆さんは、今、期待と不安の交錯する気持ちでこの場所に臨んでいると思います。その新鮮な感覚を大切にして第一歩を踏み出してください。これから銅駝美術工芸高校で過ごす皆さんに、校長として心から期待することをお話しします。

 私は、昨年、「世界の巨匠たちが子どもだったころ」という展覧会に行きました。そこには、パブロ・ピカソが十四歳で描いた「男性頭部の石膏像デッサン」や、ムンクが十八歳の時に描いた「雪景色の中の少年」、岸田劉生が十六歳の時に描いた「秋」など、著名な美術家が十代だったころの作品が出品されていました。彼らが生きた激動の時代、様々な境遇の中で、夢や希望、悩みや不安、親との葛藤のなかに身を置きながら精一杯描いた作品は、将来の活躍を窺わせるような観察力、感性、力強さが感じられるものでした。後に巨匠と言われるような作家も、疾風怒濤の十代は、思うようにならないこと、納得のいかないこと、見通しの立たないことに直面しながら、意欲的に情熱を注いで制作活動をしてきたのです。

 先日の新聞記事に「よのなかは〈こども〉と〈もとこども〉でできている」という童話作家富安陽子さんの言葉が紹介されていました。この言葉を取り上げた京都市立芸術大学の鷲田清一学長は、「人は大人になっても内に子どもを宿している。どどっと感動する力、すさまじい好奇心と集中力、微細な変化を見逃さない感覚のアンテナは、芸術や科学に必要な資質でもある。ひからびた成熟からではなく、ぐじゅぐじゅの未熟が大事」と述べておられます。十代は大人になる準備期間、大人への階段を上っていく時期です。階段は狭かったり段差が高かったり、傾いているかもしれません。しかし皆さんの瑞々しい感性や好奇心、集中力や冒険心で一歩ずつ先に進んでください。

 鷲田清一さんは『何のために「学ぶ」のか』という書物の執筆者のひとりとして「人生に非常に大切な局面で本当に必要とされるのは一つの正解を求めることではなく、あるいは正解などそもそも存在しないところで最善の方法で対処するという思考法や判断力」である、そして「投げ出さずに考え続けるいわば知的な肺活量をもってほしい」と述べられています。肺活量とは「息を最大限に吸い込んだ後、それをすべて吐き出したときに出る空気量」です。わたしは、「知的な肺活量」を大きくするには、最初から好き嫌いで間口を狭めるのではなく、様々な人やものとの出会いをかけがえのないものととらえ、それらと主体的に関わりながら対象と向き合い対話し、考察したことを言葉にすることが必要である、と考えます。そのような心構えをもって三年間の「学び」に取り組んでください。

 しめくくりに谷川俊太郎さんの「学ぶ」という詩を紹介します。

 あなたは学ぶ 空に学ぶ 
 空はすでに答えている 
 答えることで問いかけている

 わたしは学ぶ 土に学ぶ 
 隠された種子の息吹 
 はだしで踏みしめるこの星の鼓動
 
 あなたは学ぶ 木に学ぶ 
 人からは学べぬものを 
 鳥たち けものたちとともに学ぶ

 わたしは学ぶ 手で学ぶ 
 石をつかみ絹に触れ水に浸し火にかざし 
 愛する者の手を握りしめて

 あなたは学ぶ 目で学ぶ 
 どんなに見開いても見えぬものが 
 閉じることで見えてくること

 わたしは学ぶ あなたから学ぶ 
 わたしと違う秘められた傷の痛み 
 わたしと同じささやかな日々の楽しみ

 わたしたちは学ぶ 本からも学ぶ 
 知識と情報に溺れぬ知恵 
 言葉を越えようとする言葉の力を   ・

 そうしてわたしたちは学ぶ 
 見知らぬ人の涙から学ぶ 
 悲しみをわかちあうことの難しさ

 わたしたちは学ぶ 
 見知らぬ人の微笑みから学ぶ 
 喜びをわかちあうことの喜びを

 さあ、新入生の皆さん。今日から新しい時間が始まり、新しい空間に身を置きます。その時間と空間をどのように使うか、皆さんに委ねられています。窓のカーテンを開け、窓の外を見てください。見るだけでなく窓を開けて、見えるものの、色やかたち、風や香り、温度や音を感じてください。窓を開けたら扉を開けて、自分の体を外に出してください。自分と向き合い、他の人と向き合い、時間と空間をわかちあってください。

 今日から始まる、銅駝美術工芸高校での生活。皆さんがまわりから与えられるのをじっと待つのではなく、主体的に、創造的にあなたらしい三年間を創りだしてくれることを心より願い、式辞といたします。

平成二十九年四月十日

   京都市立銅駝美術工芸高等学校長  吉田 功

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行事予定
6/1 沖芸・京芸説明会(放課後)
6/3 オープンスクール「実技講習会・チャレンジART!」
6/5 教育実習(〜6/23)
6/6 大掃除
6/7 前期中間考査1日目

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