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最新更新日:2025/04/18 |
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授業の様子 1年生 英語科![]() ![]() ![]() 初めは「ワードレース」という、単語を発音するトレーニングです。ペアになってお互い聞き合う学習方法に生徒はよく慣れています。競うように速く発音するのですが、素早く発音できることも上達の大きな要素なんですね。 英語の世界に入り込んだところで、which を使う文を教わります。テレビに現れる文字を追いながら発音しているうちに、中学生は覚えられるんですね。それに、使う動詞が want だけだったのが play などいくつかになっていき、使える文の種類が増えていきました。 テレビ画面を参照しながらの学習活動でしたが、ここでテレビはオフ。画面から文字が消えたところで生徒にどんな文だったか問うと、Which do you want, … or 〜 ? とちゃんと答えていました。 ここまで生徒は英語を書くことがまったくなかったので、話せる・聞けることが今の時代 大切だとは思いながらも、やはり書く力も必要なのではと思っていると、最後に、「Whichを使ってどちらかたずねる文をできるだけたくさん作る」という課題が出ました。意欲的に英文づくりをする姿がたくさん見えました。覚えさせられたことを思い出すだけでなく、「こうも言いたい、ああも言いたい」という気持ちと言葉が結びついていることが大切なんですね。 英語の授業はじめ他の教科等でもペアやグループで声を出して学習することが多いのですが、”誰かの大声”と か細い声が交ざっているのではなく、全員が同じぐらいの大きさの声を出しているのを聞くと、気持ちのいい学習集団だなあと感じます。 人権学習が始まっています![]() ![]() 学年ごとに、どのクラスも同じねらい、同じ教材で学習します。 今日の5・6時間目は、2年生の人権学習が行われていました。 これから12月にかけて、各学年のねらいに応じて進めていきます。 人権学習というと、その大切さのあまり先生が一方的に言ってきかせる授業が、かつては多かったように思います。でも今は、自分の考えをもつことが大切です。一人一人の生徒が自分の考えをもてるように、教材から読み取ったり、疑問を抱いたりそれについて考えたりすることで、自分自身がその価値を実感し、正しい言動を行えるようになるための授業を計画しています。 授業の様子 3年生 美術科![]() ![]() ![]() そのためこの時間はまず、何枚もの水墨画のコピーが黒板やプリントで示されました。それらを見比べながら「騒々しい感じがするのは?」「時間が止まっているような感じがするのは?」といった問いや、線の特徴に気づかせる問いに応じて各自、これだと思う水墨画を選び、「そう思った理由」も書きます。言葉に表すことで、自分が感じたことを自分自身にとってもはっきりさせることができ、班の人などほかの人に伝えて共有できたり意見を求めたりすることもできますね。言葉を使うことは実技を多く含む教科でも大切なのでしょう。 授業の終わりには次の時間の予告があり、次時は実際に、濃淡、かすれ、にじみなどの技法を使ってかいてみるのだそうです。 芸術は爆発、ではなく、どの教科の授業も、生徒のみなさんがねらいに向かえるよう計画的に行われています。また、この日の晩、美術の先生は篆刻の仕上がりをチェックしていました。計画だけでなく、評価が大切な点も他の教科と同様です。 「選書会」を行いました![]() ![]() 「選書会」とは、図書委員会が、本を買うために京都市から配分された予算でどの本を買うかを選ぶ会です。本屋さんに陳列していただいた本で、買うといいと思えるものに短冊をはさんでいきました。写真では「考える人」のようなポーズでじっくり選んでくれている様子ですね。 図書委員の皆さんが選んだ本だけでなく、先生たちとして必要だと思う本も買いますので、予算の全てを生徒の希望に基づいて費やすわけではありませんが、図書委員という専門の委員さんが、自分の好みだけでなく図書館の運営を思いながら本を選んでくれる意義は大きいと思いませんか。 生徒会評議員・旧本部役員「ふれあいトーク」に参加![]() ![]() 全体で挨拶・趣旨説明があり、その後 約1時間、3つのテーブルに分かれてそれぞれ会話が弾みました。 今 どんなことに関心があるのか、気になっていることは?など、参加生徒がいろんなお話をしたようです。 目の前を自分たちだけでおしゃべりしながら 周りへの気配りを見せずに通り過ぎる中学生、勉強は頑張っているのかもしれないけれど ほかの人たちに関心があるのかないのかわからない中学生……、ひょっとすると地域の方々には日頃そんな姿が目に浮かんでいるたのかもしれません。でも、こうしてじっくり話を聞いていただくことで、本当の中学生の思いに少しふれていただくことができたのではないでしょうか。 授業の様子 1年生 数学科![]() ![]() ![]() 初めに「ペアワーク」で、比例、反比例、比例定数といった基本的な知識の確かめをしました。どのペアも、数学の用語を使った会話を適度な声の大きさでしていました。 次に、英語の授業でよく使われる「フラッシュカード」を使ってテンポよく進められ、y=x/4 と y=12/x はどっちが比例? 反比例? など つまずきを予想して次々と問いかけがありました。基本的なこうした問いについては「手を挙げた生徒をあてる」のではなく「順番にあてる」ことで進んできました。単純なやり方のようですが、誰もが答えられないと進まないので、先生にとっても生徒にとっても真剣な時間をもたらします。 中盤は練習問題に各自取り組んでから、要点について問いかけながら進み、いよいよ今日の目標達成の瞬間がやってきます。xとyの値を各自 座標に点をかき込んでいきます。指名された生徒は黒板でそれをします。 xが10のときyは0.6、100のとき0.06、1000のとき0.006……、とxがいかに大きくなろうとyの値はけっして0にはならない→グラフは軸と交わらない ことを実感したことで、反比例のグラフのかたちを気をつけながら かくことができるようになりました。 「数学は難しい」といった先入観がありますが、生徒のみなさんの表情は、「難しいけど興味がある」というふうに見えました。次にできてほしいことのために、前提としてわかっておかねばならないことを丁寧に確かめてあげ、つまずきそうなところを念入りに問うたり例を挙げて確かめることで、そうした表情の教室になるんですね。 3年生 薬物乱用防止教室![]() この時期から特に3年生の先生方の胸には、中学校生活のためだけでなく、卒業してから、大人になってからもずっと分かっておいてほしいことを伝えたい、という思いが強まってきます。 害を及ぼす薬物についてもその一つです。講師の方は、ある種の薬物は生活している範囲の近くまで忍び寄っていること、誘われても断ること、良くないことがあると知ったら大人に相談すること、一旦それに触れると自分はもうけっして元には戻れないことなどが強調されました。 入手するために妙にお小遣いが減ったり追加で要求するといったことにも敏感でありたいところです。また、教職員、保護者の皆様、地域の方々など大人みんなが警戒心を保ちたいところです。 2年生理科 無脊椎動物の解剖![]() ![]() 先生によるデモンストレーションに続いて班に1個体(1パイ)が配られ、ブタの心臓のときに比べていっそう積極的に解剖に取りかかっていました。途中、消化管に黒い液体をスポイトで注入して消化管が透けて見えることを確かめます。注入する黒い液体はインクなどで行われることが多いですが、今日は同じく黒い「醤油」が選ばれました(…?) 消化器系、筋・骨格系(脊椎動物と同じような骨はありませんね)、眼など神経系に解体されていきました(どうやら神経の集まり方もちがうようです)。 手術道具のような器具で解剖を進めてきましたが、そこには一般的な包丁も用意されています。解剖が終わり、今日のねらいと対応した観察記録や考察を記入しました。 解剖後のイカはというと……理科の授業ですが、計画的に調理室で行われたのですね。 授業の様子 1年生 社会科![]() ![]() ![]() 1年生 社会科 大西先生の授業を見てきました。歴史分野の最初の授業ということで、これから始まる歴史学習の大海原への船出、といったイメージの1時間でした。 序盤では、小学校で学んだ知識を思い出して、石器時代から現代に至る「時代の呼び名」を、それぞれの時代の特徴を少しずつ振り返りながら順序よく思い出しました。 中盤では、絵図・写真がいくつも載っているプリントが配られ、それぞれ どの時代のものかを、まず各自で考えました。それから班の中で答えを出し合い、確定していきます。 「授業では間違ってええにゃで」という先生の言葉が良かった。班での話し合いでは、答えとともに「資料のどこからそう思ったか」という根拠を出し合うよう勧めていました。正しい答えも大切ですが、根拠を明確にするなど、筋道が大切なんですね。どの教科の学習でも、あるいは社会生活の中でも、たとえ答えを間違うことがあっても、「なぜ・どこからそう思ったのか」がはっきりしていればやり直しがきいたり、立場を理解してもらえたりするものです。 終盤は机を前に向けて、全体の場で生徒の発言をもとに答えと根拠を共有していき、黒板に時代名とそれと合った絵図・写真が貼られていきました。 最後に「次の時間から(石器時代を指して)ここから順番に学習していきます」と告げられたとき、生徒の皆さんの頭の中に、自分たちの今の生活が成立するに至る人類の長い道のりがぼんやりとではありますが、しかし時間の重さのようなものを伴って浮かんだのではないかと想像します。 保護者の皆様も、今週の授業時間帯はすべて公開ですのでどうぞお越しください。 本年度 本校に赴任された先生方の授業をこうして紹介していきます。以前からの先生方の授業につきましては、平成27年度1〜2月のホームページをご覧ください。 「創立記念の日」の全校集会![]() ![]() ![]() 初めに伝達表彰を行った後、校長先生の式辞がありました。深草地域一帯のなりたち、深草中学校の歴史、六角校舎の”年齢”(以前、「蜂の巣校舎」と呼ばれていたことを紹介しましたが、「ダイヤモンド校舎」とも呼ばれていたそうです。)、校歌や、校章の由来などについて語られました。 集会の後半は、3年生各クラス代表者による「感動体験発表」です。後日、その内容をご紹介する機会もありましょう。 |
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