わらぐつの中の神様 5年国語

　5年生は，国語の時間に「特色をとらえながら読み，物語をめぐって話し合おう」という学習をしています。教科書の中に「わらぐつの中の神様」という教材があります。おみつさんの淡い恋心を描いた作品で，雪国の様子も他の人を思いやる仕事ぶりも描かれています。おみつさんと大工さんが実はマサエのおじいさんとおばあさんであることを知ったとき，5年生の子ども達は「へっ」と声を上げます。それほど，杉みき子という作家が巧みに表現しているのです。
　その物語を巡って，いろいろな話題を提供しながら子ども同士が話し合いながら学習を進めていきます。5年生はこのお話をどう受け止め，自分とどのように重ね合わせているのでしょうか。楽しみな学習ですね。

小中合同避難訓練 小中連携の取組

　今日の第６校時，京都府南部に震度５以上の地震が発生したという想定で避難訓練を行いました。いつもの避難訓練と違い，「小学校の校舎に小学生も中学生も一緒に全員居るとき」という場面を設定して訓練しました。そのような場合でも，落ち着いて迅速に行動できるようにしたいからです。子ども達は，命を守ることの大切さをしっかりと学んだようです。
　このような場合，実際には保護者の皆さんに子ども達を引き渡すこともしていかなければなりません。来年度以降，そのような訓練も実施していきたいと考えています。

卒業をお祝いする献立 6年鯛めん教室

　今日から三月，6年生をお持ちのご家庭では，そろそろ「卒業おめでとう」という言葉が行き交い始めているのではないでしょうか。
　高雄では，慶事があると「鯛めん」というお料理を作ってお祝いしてきたそうです。大きな鯛をさばき，丸ごと煮つけ，そのおだし汁でうどんをいただきます。今日は高雄社会福祉協議会の皆さんに指導していただき，6年生の子どもたちが「鯛めん」づくりに挑戦しました。大きな出刃包丁で鯛をさばいたり，皮を湯引きしたり…子どもたちにとって初めての作業が，社会福祉協議会の方々の温かいまなざしの中で進んでいきます。伝統というのはこのようにして受け継がれていくのだと感じました。