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最新更新日:2025/03/25 |
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持久走大会
本日,持久走大会がありました。昨年12月5日からおはジョグに取り組み,どの学年も体育の時間などで一生懸命に練習をしてきました。今日は昨日までの天気とは違い,時々太陽も顔を見せ,持久走日和でした。
子どもたち同士が「がんばれ〜」と声を掛け合い,どの子も最後まで走りぬくことができました。走り終わった後「風が気持ちよかった」とまっかな顔で話してくれた子もいました。 持久走は他人と競うものではなく,自分との闘いです。去年の自分と比べてどうだったか,昨日の自分と比べてどうだったか…しっかりと振り返ってほしいと思います。お家でも頑張って走ったことを誉めてあげてください。 体調が悪く,今日走れなかった子も,来年は一緒に走れるといいですね。 寒い中,沿道を走る子どもたちに温かい声援を送ってくださった保護者のみなさま,また役員として走路員を引き受けてくださった保護者のみなさまありがとうございました。 ![]() ![]() ![]() 願いであり、祈りである![]() みなさま、明けましておめでとうございます。今年はたいへん温かで穏やかなお正月を迎えることができました。子ども達も、それぞれの新年を、そんな心地よさの中で迎えたことを心から願う年初めの登校でした。 さて、私もこの小栗栖宮山小学校に赴任してきて、いつの間にか7年目になります。まだまだ多くのことが置き去りになったまま時間ばかりが過ぎていく気がしますが、子ども達の姿は目に見えてすばらしくなってきていることに、「ありがとう!」の気持ちでいっぱいです。その背景にある保護者や地域のみなさまの粘り強いご支援に心より感謝しますし、本校教職員のがんばりも強く感じています。 「教育は願いであり、祈りである」 本校に着任してすぐに校長室のよく見えるところに掲示した言葉です。 わたし達は「教育者」という夢をいっぱいに職に就いたのに、教育活動はなかなかうまくいかないことも多く、正直言ってストレスや悩みをいっぱい抱えて日々を過ごすことも多いです。教育に携わる環境も大きく変わってきています。疲れきってクタクタになったり、リタイヤしていったりする人も少なからずいることも事実です。でも、人と関わり、育てる仕事だからこそ、味わえる喜びもたくさんあります。100のしんどさが、一つの子どもらの笑顔で吹っ飛ぶようなこともよくあります。 昨年、朝の職員打ち合わせの際にこんなことがありました。登校しにくい子どもらを何人か抱えて悩んでいた先生が、それでも何とかしようと家庭訪問を繰り返し、そして、学級の仲間づくりに一生懸命に取り組み、その結果やっと登校が実ったという報告をされながら、ぽろっと涙を見せられました。周りの教職員にも、こみ上げてくるものがありました。一人の子が登校できるよう働きかけ続けた背景には、教師としてのあふれるほどの熱い「願い」や「祈り」があったのでしょう。 教職員の、そして、子ども達の「願いがかない」、「祈りが通じる」ことは、我々にとって何にもまして尊い喜びです。そんな喜びは、がんばりと比例し、苦労と反比例するように味わうことができます。われわれにとって、こんな子になってほしい、こんな思いを伝えたい、子ども達にとっては、こんな人になりたい、こんなことをかなえたい、といった「願い」や「祈り」は教育活動をおし進める原動力です。そんなみんなの「願い」や「祈り」がいっぱいあればあるほど、学校は共に生きる「人の豊かな育ち」の場となります。そんな空気があふれる学校にしていきたいと、新しい年を迎えるにあたって心に刻むスタートです。 美しいお花が活けられています![]() ![]() ![]() |
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