最新更新日:2024/10/18 | |
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「探究」とはなにか
堀川高校には1年生と2年生前期の期間に、週2時間の「探究基礎」という授業があります。この授業は、普段の授業時間で行われ、普通科・探究科どちらにもあります。17期生の場合、1年次には3・4限に、2年次には6・7限に行われています。
そもそも、「探究」とはなんなのでしょうか。 「探究」とは[答えのない課題、未知の事物に対し、論理的に主張を導く活動]のことです。今、人類が抱えているさまざまな課題、社会問題や科学的な事象、自然の摂理、そもそも人間とはどのような存在なのかなど。物事の本質を探り、常識とされている事柄や自分が一度得た結論に満足すること無く、「知りたい」を究めていく活動が「探究」です。 そして、論理的に主張を導くためには、文献調査や実験を行ったりすることで批判的に検討し、根拠を示すことが必要とされます。もちろん、主張する手段として論文を書くことも必要になります。その物事の見方や、文献・データの集め方、論文の書き方といった「探究の作法」を学び、社会に出て世界の課題に向き合うことができる力を身につけるのが「探究基礎」の授業です。 「探究基礎」の授業についても詳しくご紹介します。 「探究基礎」の授業は1年前期、1年後期、2年前期の3つの期間に分かれていて、それぞれをHOP、STEP、JUMPと呼んでいます。現在、18期生がHOPを17期生がJUMPの活動をしています。 まず、HOPはクラス単位で授業を受けることから始まります。この期間に、分野を問わず研究において必要とされる普遍的な考え方を身につけます。ここで学ぶことは「探究基礎」の授業の中でも基礎となる、重要な事柄で探究の「型」とも呼ばれます。最後には学年全員で同じ「問い」に対して、一人一本論文を書きます。 次に、STEPです。ここから、少人数講座(ゼミ)に分かれてそれぞれの専門分野の固有の研究方法を学びます。そこで身につけることは探究の「術(すべ)」と呼ばれます。実際に、17期生がどんな活動をしてどんな「術」を身につけたのか、7月23日(土)学校説明会当日、各ゼミ長が詳しくお伝えします。ご期待ください。 最後はJUMPで、「探究基礎」の集大成になります。この期間は、HOP・STEPで学んだ内容を踏まえ、各個人が課題を設定し、論文を書き上げます。同じゼミの“朋”と先生、大学院生のTA(Teaching Assistant)さんと共に、「知りたい」ことに半年間、じっくりと向き合います。現在の17期生のJUMPの様子は、再来週以降HPでもお伝えして参ります。 最後に、なぜ「堀川」で、「高校」という場でこのような取り組みを行うのでしょうか。 17期生探究基礎委員会では、探究を「盛り上げる」ために、自分の「知りたい」ことを、“朋”と共有する場を作る企画をおこなってきました。やはり、この問いの答えはここにあると思います。高校生という時期に「探究」をする意味、そこに「大学に入って行う研究の先取りができて有利だから」といった考えはありません。もちろん、大学生になるまで待ちきれないような「知りたい」ことがあった人もいるでしょう。しかし、学部学科のような自分の限られた狭い領域にとどまること無く、幅広い世界に興味・関心をもてるのが高校という場だと思います。そして、京都中、さらには遠方より“朋”が来て、言の「葉」を巧みに使い語り合い、理解を深め「高みを目指す」ことができるのが「堀川」だと思います。様々なことに興味・知識を持っている仲間がたくさんいます。ぜひ、堀川で一緒に探究をしませんか? 今回の内容は少し難しいものだったかと思います。質問がございましたら7月23日(土)学校説明会で探究基礎委員にお尋ねください。お待ちしております。 (「葉(わかば)」の17期生探究基礎員会) 第18回教育研究大会(SGH中間報告会)のお知らせ
本校の最高目標は「自立する18歳を育成する」です。最高目標に向けた「しなやかさ」と「したたかさ」を兼ね備えた青年の育成について、本校の取組の発表を行います。なお本年度は、SGH研究開発指定の第3年次を迎えています。本大会では、本校SGH構想のテーマに関して、意思疎通能力向上指導法や教養の獲得・活用に関する取組の計画と試行を経た、現時点での成果について発表を行います。
日時:11月17日(木)9:30〜17:00 会場:本校 参加対象:学校関係者、教育関係者 内容:1.全体会(1) 2.研究・公開授業+課題研究発表 3.全体会(2) 案内、プログラム、申込み方法は9月中旬頃にHPに掲載致します。 プログラムは変更することがあります。 あと5日!!
16日朝の様子。
写真上:飛ぶ! 写真中:跳ぶ! 写真下:Tobu! あと6日!!
6月15日(水)の朝も多くの生徒たちが練習にやってきました。
本番の球技大会は6月21日(火)です。 1、2年生は西京極ハンナリーズアリーナにて、3年生は本校アリーナにて開催いたします。 写真上:8時ごろの様子 写真中:テニスコートも使います 写真下:ローファーでの入場は禁止です 陸上競技部 剣道部 近畿大会出場決定!!
先日行われたインターハイ予選において陸上競技部と剣道部が予選を勝ち上がり近畿大会に出場することになりました。
陸上競技部は兵庫県、剣道部は滋賀県で近畿大会がおこなわれます。 応援してくださったOB、保護者の方本当にありがとうございました。 近畿大会でも感謝の気持ちを忘れず頑張りたいと思います。 ご声援ありがとうございました。 あと7日!!
6月14日、球技大会まで、あと7日!
昨日まではお昼休みに練習をしてましたが、今日から朝練習ができるようになりました。 初日からいきなり大勢の生徒たちがクラス優勝を目指して団結してました。 写真は8時前後の様子です。 自立する18歳の日!!
4時55分になりました。
本日は初めての「自立する18歳の日」です。5時に施錠したいと思っています。 失敗の原因のナンバー1は時間切れだといわれます。人間が持っている時間は有限です。最初に作業量を見積もるとき、デッドラインは遠くに感じられます。そこに、計画の錯誤が忍び寄ってきます。デッドラインが迫り、現実味が増してきてはじめて、私たちはようやく本当のスタートを切るのです。当然の結果として、想定外の障害にぶち当たり、作業量ははるかに膨らみ、デッドラインを守れなくなるのです。私たちは、何度も何度もこれに陥ります。そして、自分の計画能力の低さを認めるかわりに、デッドラインに間に合わなかったことを外部要因のせいにしています。正解なき世の中では実現可能な最適解が求められます。 この日を設定するにあたり、「先生がサボりたいだけだろ」との批判も耳にしました。非常にさびしい気持ちになりますが、私どもも学校の外に疎い存在で終わりたくありません。 たった1時間の前倒しとはいえ、されど1時間です。私どもが想定外の「自立」の取組の報告を聞きたいと思っています。 明日からの新たな堀川高校の自立する姿に、 それでは みなさん ごきげんよう さようなら 校長 恩田 徹 写真:16時30分、下校する生徒たち 「大阪フィールドワーク」のご案内
校外版探究道場「大阪フィールドワーク〜課題発見の旅〜」のご案内です。中学生・市立高校生のみなさん,科学館や博物館を見学し,グループワークで疑問や興味を共有しながら,課題設定/解決を体験してみませんか?
一緒に探究活動しましょう! ご参加お待ちしております。詳細はこちらをご覧ください。 実施日時:平成28年8月5日(金) 8:00集合 17:00解散(予定) ※集合・解散は京都市立堀川高等学校 訪問施設:大阪市立科学館(大阪市北区) 国立民族学博物館(大阪府吹田市) 交通手段:貸切大型バス2台 申込み受付期間:平成28年6月14日(火)〜28日(火)12:00迄 申込み方法: 電子メールにて以下のとおりお申込みください。電子メールをご利用になれない場合は,FAXにてお申込みください。 【電子メールによるお申込み】t-doujyo@horikawa.edu.city.kyoto.jp メール件名:大阪フィールドワーク参加申込み 1.氏名(ふりがな) 2.性別 3.学校名 4.学年・組・番号 5.生年月日・年齢(実施日時点) 6.現住所 7.電話番号 8.受付結果連絡先:電子メールアドレス(※)またはFAX番号 9.緊急連絡先 10.その他(連絡事項等があれば) (※)携帯電話のアドレスの場合,受付結果の連絡がうまくできない 場合があります。できる限りパソコンのメールアドレス,または FAX番号をご記入ください。電子メールアドレスに受信制限を している場合は<t-doujyo@horikawa.edu.city.kyoto.jp> から のメールが受信可能となるように設定をお願いします。 【FAXによるお申込み】 FAX:075−211−8975 別紙の『「大阪フィールドワーク」参加申込書及び保護者同意書』 に必要事項をご記入ご捺印の上,FAXにてご送信ください。 参加決定までの流れ: 6月28日(火)午後に,受付結果連絡先に申込みを受付した旨の連絡を いたします。それ以降は一切申込みの受付はできませんのでご了承くだ さい。6月28日(火)中に連絡がない場合はお手数をおかけしますが, 6月29日(水)12:00までにお問い合わせくださいますようお願い いたします。 参加の可否に関しては申込者全員に対して,7月5日(火)〜7月7日(木) の期間中に,受付結果連絡先にお知らせいたします。連絡がない場合は お問い合わせください。 募集人数:中学生・高校生 合計74名 *申込み人数が多数の場合は抽選となりますので,お申込みいただいても 参加できない場合がございます。 17期生探究基礎正副委員長よりごあいさつ
閲覧ありがとうございます。今月も毎週木曜日に更新していきます、17期生探究基礎委員会です。過去の記事は左の「17期生探究基礎委員会」というタグをクリックするとまとめて見られ便利です。ぜひ、ご利用ください。
今回は、17期生探究基礎委員会を司る、すなわち17期生全体の探究活動を盛り上げる中核を担っている委員長、副委員長より皆様にご挨拶申し上げたいと思います。「探究」についての所懐を述べてもらいました。実際に探究活動をし、探究について深く考えている堀高生は、何を思っているのか。あいさつに代えて紹介させて頂きます。 【17期生探究基礎委員長】若林 悠人 探究活動に取り組んでいると、しばしば次のように自分に問いかけることがあります。「あなたは何故そのことを探究するの?」この質問には、二通りの答え方があると思います。ひとつは、社会全体の幸福、技術の発展…これらは、「目的」であって、自分の探究が他者にどう役立つか、という見方で答えたわけです。一方、「知りたかったから」。「すべては君の「知りたい」からはじまる」という堀川高校の言葉にもあるように、これが、探究をする「理由」であると思います。この、「目的」と「理由」は混同されがちであり、重なる部分もあるのかもしれませんが、僕は、「理由」を決して失ってはいけないと思っています。探究するということは、探究をしている自分自身との対話が不可欠です。「私」の探究において最も欠かすことのできない要素は、「私」ではないでしょうか。一人ひとりの想いを、「知りたい」という感情を、探究していくのです。そして、学校説明会や、探究基礎研究発表会などを通して、その気持ちをより多くの人に知ってもらえることを、僕たち探究基礎委員会は目指しています。 【17期生探究基礎副委員長】宮森 志摩 私にとって探究とは自分自身に問い続けるということです。わかったつもりになるのは簡単であり、つい「本当にそうか?」と疑うことから逃げてしまいます。自分に問い続けるのはとてもつらいですが、その辛さを乗り越えようと、もがいて初めて「知る喜び」が得られるのだと思います。探究基礎の時間では、自分なりの答えが出るという喜びだけでなく、答えを探り続けるその過程で出会う喜びもあります。 また、「知る喜び」は探究基礎の時間外でも味わうことができます。普段の生活の中でふと浮かんだ疑問をじっくりと考え続ける。考え「続ける」という部分がポイントです。疑問が浮かんだとき、大抵の場合は考え、自分を納得させ、完結させてしまいがちですがそこで終わらせずに「本当にそうか?」と何度も自分に問うてみてください。きっといつか「知る喜び」に出会えるはずです。 学校説明会では生徒の目線から見た「探究」をお伝えします。ご来場お待ちしています。 【17期生探究基礎副委員長】丸本 涼平 「探究ってなんだろう?」堀高生でも答えがなかなか出てこないような難問です。 私たち17期生は入学して1年と少し。探究活動は多岐に広がり、その厳しさ、愉しさを味わってきました。私たち探究基礎委員会の仕事は、学校内の探究活動をより愉しめるようにすること、そして、探究の愉しさを学校外に広めていくことだと考えています。学校説明会は後者の仕事の中でも特に大仕事。「堀川高校の探究」、そして「堀川高校」を皆様にアピールできるよう、全力で準備を進めて行きます! 現在17期生はそれぞれが、自分が興味を持ったテーマについて探究する「個人探究」をおこなっています。私はつい先日までテーマがなかなか決まらずに悩んでいました。ですがようやくテーマが決まり、探究をより一層愉しめるようになりました。自分自身でより深く理解できた探究の厳しさと愉しさ、学校説明会で皆様に伝えます。ご来場をお待ちしています! (17期生探究基礎委員会) 真剣勝負!
6月6日(月)より、2年生、3年生の前期中間考査が始まりました。1年生は7日(火)から始まっています。10日(金)まで考査が続きます。
1年生は高校入学後、初めての定期考査となります。 日頃身につけた力を思う存分発揮してください。平常心でのぞむことが大切です。 |
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