京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/14
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-学校教育目標-「夢や目標をもち 自ら学び 未来を生きぬく子の育成」

災害(危機)に対する行動の意識を   h28/7/17

 国立青少年教育振興機構が「高校生4か国比較調査」を行い,その結果を公表しています。4か国とは中国・韓国。米国・日本です。
「全体的に見れば今の社会は安全か」という質問では日本の高校生の7割が安全と答えています。これは4か国中トップです。
 しかし,危機回避に関する行動の質問では最下位のものがあります。
 「映画館や旅館では非常口を確認する」は他国が2割を超えているのに対して日本は1割以下です。
 「外出するときは行き先などを親に伝える」も最下位です。
 7月17日土曜日に本校で「防災の夕べ」がありました。消火器の使い方やタンカの作り方,AED使い方などの体験がありました。どちらかと言えば,参加者は少なかったように思います。
 私は「防災の夕べ」のあいさつで,「阪神淡路大震災のすぐ後に,寝床の靴を置かないとガラスであるけなくなることを言われましたが,ほとんどの家は寝床付近にくつを置いていませんね。懐中電灯も置いていないと思います。話を聞いただけでは実行に移せないのですが,体験したことは違います。暗い家の中で歩く体験をするとその難しさを実感します。懐中電灯の必要性をかんじます。」そんな話をしました。
学校で行う避難訓練は体験ですから,いざという時には効力を発揮すると考えています。体験したことは活きるのです。「そういう点で,消火器の使い方をぜひ一度体験してほしい。」と続けました。
 何人かのお子さんはすすんで消火器の使い方の体験をされました。この子どもたちは,子どもだけで家にいるときに万が一火災が起きたとしても対応ができるかもしれません。
 冒頭の調査であったように日本は安全であると信じている人が多いのでしょうが,その分,危険回避行動の意識は甘いのです。熊本で起こった震災,京都でおこるかもしれません。
 皆さんのお子さんは消火器の場所や使い方を知っているでしょうか。ガラスがわれても室内を安全に避難できるよう懐中電灯やくつ(スリッパでもあるのと無いのとでは大違いです)を寝床付近に置かれているでしょうか。自分やお子さんの命のために上記2点だけでも行っていただきたいと思います。
 ところで,防災の夕べでは,太鼓部がすてきな太鼓の音を響かせてくれました。写真とともにお知らせをしておきます。

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