京都市立学校・幼稚園
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【探究科】理系ゼミ紹介

 今回は探究科理系ゼミの紹介です。身近なことから難しそうなことまでわかりやすく、熱意をもって説明しています。主に実験などを行うこの理系ゼミは、文系ゼミとは一風変わってこちらも面白そうですね!

〔物理学ゼミ〕
 物理ゼミでは、運動・熱・波・電気と磁気などが関係するような探究課題を設定し、各自で実験をするなどして活動しています。自分の興味のありかや、ある設備を使ってできる課題を考えるのが難しく、苦労する人もいました。探究課題は、真空環境下で実験をしている人や、ブルーライトをカットするレンズの改良に取り組む人など、実にさまざまで見ていてとても楽しいです。詳しい内容は説明会当日にお伝えします。

〔化学ゼミ〕
 主に化学的なことを探究課題としています。化学的なことといっても、生物よりだったり、物理よりだったりその幅は広いです。JUMPではSTEPから準備してきた個人の探究課題にそれぞれが取り組んでいます。先日行われた中間報告会では、それぞれが自分の探究課題とその仮説、具体的な実験方法などを発表し、ほかの生徒や先生方から指摘を受けました。これからはその指摘をもとに研究計画を見直しつつ、再び個人探究に取り掛かります。納豆やせっけん、金属イオンなどなど…。実際の探究例は学校説明会当日に詳しくお伝えします。ぜひぜひ見に来てください。

〔生物学ゼミ〕
 突然ですが、生物ってなんだと思いますか?人によって答えは様々ですが、命あるものはすべて生物だ、ともいえるのではないでしょうか。そんな生物の神秘に触れられるのがこのゼミの特徴だと思います。また、JUMPでは、週に1度の交流会とともに、それぞれが思い思いの研究をしています。細胞培養をしている傍らでミミズを観察していたりするので、そばで見ていると面白いです。そして、最初の話にもありましたが、人間も生物にに含まれるということを考えると、探究を行っている自分たちも探究テーマになり得るということですね。探究に熱心な人を見守る探究なんかは面白いのではないでしょうか。さて、本ゼミについてもっと詳しく知りたいか方は、ぜひ学校説明会へ。

〔地学ゼミ〕
 地学。その探究領域は地球の奥深くから宇宙の遠く彼方にまで広がります。地学ゼミでは主に、地形・津波・地震などを取り扱う地質、雲や雷など天気全般を取り扱う気象、星やブラックホールなどを取り扱う天文といった領域での探究を行っています。JUMPでは、毎週パワーポイントかレジュメを用意して進歩状況をプレゼンして質疑応答を行っています。先ほども述べたとおり、探究領域が広いのでほかの領域を探究している人にも分かるように工夫して説明する必要があり、工夫の連続です。みんなの探究を見ていると、天体観測やシミュレーション、再現実験や気象観測など、研究に対して様々なアプローチがあってとても面白いです。みなさんも堀川高校地学ゼミで森羅万象を探究しませんか?

〔数学ゼミ〕
 数学や、それを取り巻く事象について探究します。数論から解析学まで非常に広く深い数学の考え方を知るための第一歩として、STEPでは解析学において重大な位置を占める「オイラーの公式」について学びました。JUMPではここで得た数学の方法をもとに、各人の扱いうる探究課題を設定・吟味・共有しています。今後も個々、探究課題への考察を重ねつつゼミでの発表による相互補助をもとに探究の枠組みを作っていきます。ゼミでの詳しい活動内容や具体的な探究例は学校説明会にて紹介します。

〔情報科学ゼミ〕
 情報科学ゼミでは、コンピューターシミュレーションなどを製作してそれを用いて探究を行います。STEPではExcelVBAを使ってプログラミングの基礎を学びました。たとえば、学校内でウイルスがどのように感染していくのかをシミュレーションすることで学級閉鎖の有効性などを検証しました。現在JUMPでは個人研究へ向けてデータを集めたり、実際にシミュレーションを作成したりしています。このゼミの魅力は実験などではできない「もしも」をコンピュータ上で再現できてしまうということです。そのワクワクを味わいたい方は情報科学ゼミのことを覚えておいていただけると幸いです!!!

 どうでしたでしょうか、文系ゼミも理系ゼミも面白いことに取り組めそうなゼミばかりでしたね。しかし、ゼミの魅力はこの文面だけでは語り切れていないはずですので、ゼミ長からさらなる情報を得るために、ぜひ学校説明会にご来場ください。

 次回更新は7月11日(月)です。お楽しみに!

(17期生探究基礎委員会)
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【普通科】理系ゼミ紹介

 今回は普通科理系ゼミを紹介します。普通科の理系ゼミは探究できる分野の幅が探究科の理系ゼミよりも広く、同じゼミでも違う分野の探究をしている仲間がいます。そのため、より広い視野で自分の探究を見つめることができるという魅力があります。

〔生物学・化学ゼミ〕
 主に生物の生態や身近な科学現象を探究課題として実験や文献調査をおこなっています。STEPではグループで探究を行い、実験から論文作成までの一連の流れを確認しました。このSTEPの活動を基にJUMPの個人探究に取り組んでいます。日々の活動では各々で課題は違いますが、進歩状況交流や中間報告会を通してお互いの研究の共通点や工夫点を見出し、個々の探究を深めることにつながっています。日ごろから先生や仲間の意見を取り入れて研究計画を練り直して実行していくサイクルを大切にしています。これから、この研究計画をさらに進めて、仮説と結果の違いを比較しながら論文にまとめていきます。詳しくは学校説明会当日お伝えします!

〔物理・地学ゼミ〕
 主に物理の分野では、ある物事を数式に落とし込んだり、それを用いて新しい発見をしていく探究課題を扱い、地学の分野では宇宙について探究する課題を扱います。これまで先生との面談、ゼミ員間での交流を経て課題を設定しました。中間報告会ではそれぞれの研究計画についてほかのゼミ員の探究をより良いものにするためにパワーポイントとレジュメで発表し合い、その後質疑応答をしました。今は、その研究計画をもとに自分の考えの根拠となるデータを集めています。学校説明会でお待ちしております。

〔数学・情報ゼミ〕
 数学・情報ゼミでは、主に株や経済についての探究課題を扱います。STEPでは、会社の経営状況を売上高や経常利益などの数字の並んでいる財務諸表から主にExcelを使って、数字を読み取り、計算して、その会社に投資する株の割合を求めるなどしました。これまで、自分の興味のあることから探究テーマを探し、深め、そして設定しました。そして今、JUMPでは、個人探究をしています。データを集めたり、統計を取っている人もいます。テーマにはそれぞれの個性があり多岐にわたります。一人ひとり探究することが違うので大変ですが友達と意見交換をしたりして、いろいろな観点から吟味して愉しく探究活動を進めています。

〔スポーツ・生活科学ゼミ〕
 主にスポーツ科学や生活科学の分野についての探究活動を扱う、普通科にしかないゼミです。他のゼミと比べて、アンケート調査に特化しており、他ゼミより詳しくアンケート調査の方法をSTEPから学んできました。そして、それに基づき班員がそれぞれ自分の探究課題を解決するためのアンケートを作ってきました。同時に、先行研究などから背景、目的をまとめ、仮説を立て、それらを先月の中間報告会で相互評価しました。先日実施されたアンケートの結果が出次第、各自が自分の探究にあった分析を行っていきます。普通科のみのゼミであるため、ゼミ内での結束が強く、協力しながら個人が自分らしさを出しています。部活、食生活、睡眠、友人関係に至るまで、多種多様な実際の探究例は、学校説明会にてお伝えします。

 いかがでしたでしょうか。次回更新は7月7日(木)【探究科】理系ゼミ紹介です。3回にわたるゼミ紹介も次回で最後です。興味のあるゼミは見つかりましたか?「もっと詳しく知りたい!」「ゼミ長と直接話してみたい!」という方は是非 7 月 23 日(土)の学校説明会にお越しください。ご来場お待ちしております!

(17期生探究基礎委員会)
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「全力出さずに,言い訳するな」

 わがカープが好調で,気分のいい朝が増えています。1991年以来の優勝なるか。
 思えば,つくば市の研修所で夏を過ごした1996年が最悪でした。1996年,この年のシーズンは中盤までぶっちぎり独走状態だったわがカープが二位巨人に11.5ゲーム差をつけていました。しかし,11ゲーム差で迎えた7月9日の対巨人戦(札幌市円山球場)で,2回二死走者なしから9者連続安打で一挙7点を奪われて負けたのを機に,失速が始まり,長嶋茂雄監督(当時)のメイク・ドラマというわけのわからない流行語大賞に貢献した非常に痛い経験をしてしまいました。したがって少なくとも来月まで油断は禁物です。
 さて,8割の人が目的を持って生きるのを面倒と考える,といわれます。理由は,容易に目的は達成されないから。失敗をして悔しい思いをするより,流されて生きるのが楽だからといわれます。何が人生を楽しくするかは,その人次第です。考え抜き,挑戦することが脳のためにやっているとすれば,目標をちょっと高めに設定するだけでいい。成功しても達成感のない活動は浪費と同じではないでしょうか。
 格差社会は非常に大きな問題ですが,全力で物事に取り組む人が少なくなったことはさらに問題です。自分はこんなものだと,自分で限界を設定してしまっているケースが非常に多いと感じます。本気で走り,本気で挑戦する機会がなく,したがって,自分の実力がわからないまま自分を過小評価していないだろうか。教育問題の本質は,教育は「教え,授ける」ではなく「引き出す(エデュース)」であるという原点にたち還るべきだと思っています。この資質・能力を高め,社会で孤立せず,自分だけでなく,相手も社会も何かを得る関係を構築する「自立した」「学校だけで閉じない」打たれ強い個を育てていきたい。そんな7月であることを願っています。

 学校長 恩田徹




 写真は7月1日のLHRの様子

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行事予定
7/7 短縮授業(5・6・7限・LHR・人権学習)  自立する18歳の日
7/9 PST 京都市立高校京大研修(午後)
7/12 スクールカウンセラー来校日
7/13 短縮授業(4・5・6・7限) 午後:保護者懇談会
京都市立堀川高等学校
〒604-8254
京都市中京区東堀川通錦小路上ル四坊堀川町622-2
TEL:075-211-5351
FAX:075-211-8975
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