最新更新日:2024/11/01 | |
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退任の挨拶( 平成27年度校長 大江 加津雄)
平成28年3月31日を以て定年退職となりました。今までお世話になったすべての皆様に感謝申し上げます。
市立高校では、1年間の非常勤講師期間を含め、38年間お世話になりました。今思い返すとアッという間の歳月でした。昭和54年、新規採用から7年間、日吉ケ丘高校でお世話になりました。青春映画のように生徒と一緒になって全力で取り組んでいました。その後、紫野高校で6年間勤めました。生徒部や学級担任などを担当し、少しずつ教育の奥深さを実感し始めていました。その後、14年間堀川高校で勤務しました。ここで新しい専門学科「探究科」の創設に準備段階から関わりました。この時の経験が、教員として大きく飛躍し、視野を広げる大切な機会となりました。堀川高校最後の4年間は教頭として過ごし、SSHの研究指定を受けた直後で調査研究に明け暮れていました。次に銅駝美術工芸高校で3年間、教頭として勤務し、動き始めた入試改革に取り組みました。7年間の教頭時代は、決済や慣れない事務処理・教職員との連絡調整など多忙を極める日々でした。 平成21年4月「京都市立音楽高等学校」の校長を拝命しました。全く想定外でしたが、元々堀川高校音楽科分校でしたので無縁の学校ではありませんでした。堀川高校に「探究科」が出来る前年、1学年40名、全校生徒120名の最小規模の高校が誕生しました。 音高では、京都市内西端沓掛の地から京都市内中心部二条城前に移転することが決まっていました。それに伴う校名問題や、新しいホール貸し出し業務など多くの問題が山積していました。移転して2年後、ようやく学校全体が落ち着きを取り戻したころ、日吉ケ丘高校への異動辞令を受けました。当時、京都市では戦後脈々と続いた「総合選抜」制度から「単独選抜」制度へと入学者選抜制度大改革が2年後に迫っていました。定年まで4年残した状況で「最後のご奉公」と全力で取り組む決意をしました。受検生から選ばれる学校となるため、全員が大学進学を目指す「進学型単位制」の導入と、20年前から「英語科」・「国際コミュニケーション科」で培ってきたグローバル人材育成のノウハウを学校全体に広げ、その象徴として全国高校初となる「英語村」を設置しました。平成28度の1年次生が入学すると新制度の生徒が3学年が揃います。来春には、新生日吉ケ丘高校第1期生が自分の夢を実現してくれることと大いに期待しています。 去る3月29日(火)、門川大作京都市長様や在田正秀教育長様をはじめ多くのご来賓に皆様にご出席いただき「英語村」(愛称:HELLO Village)の開村式を華々しく行いました。「英語村」は、楽しく英語が学べる校内留学施設として各方面から注目を浴びています。公用語は英語です。昼休みや放課後は、ALTや留学生ボランティアが常駐します。まずは、日吉ケ丘高校の生徒を中心に活用しますが、近いうちに小・中学生や地元の皆様対象のイベントも用意します。どうぞ楽しみにしてください。 4月から日吉ケ丘高校は、山本順一新校長・平井啓明教頭・太山陽子新教頭・村重勝則事務長の新しい管理職体制で学校運営を行います。今まで同様、ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。また、私は、京都市教育委員会指導部学校指導課参与、兼職として日吉ケ丘高校英語村事務局長を拝命いたしました。微力ではございますが、京都市の教育に力を注ぎたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。今まで支えていただき本当にありがとうございました。 桜 五分咲き暖かい日が続いて数輪が咲き始めた一週間前は「一気に咲いてHELLO Village(英語村)の開村式を満開で祝ってくれるか」と期待させましたが、その後少しペースダウン。ここ数日で開花が進みました。見ごろは週末から来週前半でしょうか。新入生を迎える花が、入学式(4月8日)まで残ってほしいですが…。 一年間、日吉ケ丘高校の様子を発信してきました本校のウェブサイトを訪れていただき、ありがとうございました。校舎のリニューアル工事は新年度も続きますが、授業を行う教室はほぼ完成し、再び1年次生から3年次生までがそろって学ぶことになります。 そんな学校の様子をはじめ、色々な記事を4月からも発信していきます。よろしくお願いいたします。 HELLO Village Now Open!!(3)HELLO Village Now Open!!(2)
本日の英語村開村式で配布されたパンフレットを掲載いたします。
HELLO Villageパンフレット なお、平日の利用は原則本校生徒に限定させていただきます。みなさまにもご参加いただけるイベントは随時こちらのウェブサイトでご案内をさせていただきますので、楽しみにお待ちください。 HELLO Village Now Open!!(1)
3月29日(火)、本校のHELLO Village(英語村)がついに開村となりました! まず、10時より多目的ホール(1号館4階)にて式典が行われました。式典の司会は、ハロコミ(英語村の生徒実行委員)が英語も交えて行いました。大江校長からの開村挨拶にはじまり、門川大作京都市長と在田正秀教育長からご祝辞を賜りました。門川京都市長からは、英語村を活用して国際都市である京都の魅力を発信し、海外からの観光客をもてなしてほしいとの祝辞をいただきました。在田教育長は、ウォルト・ディズニーの名言でも知られる“ If you can dream it, you can do it!”を引用され、英語村を利用して世界の舞台に立てる人材になっていってほしいとのお言葉をいただきました。また、英語村村長であるクリス・オオハシ先生より英語での挨拶と(別記事に掲載)、ハロコミが作成した英語村のプロモーションビデオの上映やハロコミによる英語村の概要紹介、オリジナルキャラクターの愛称発表がありました。
その後移動したHELLO Villageのテラススペースでは、出席者の皆様と本校教職員や生徒でくすだまを割り、開村を祝いました! さらに、英語村体験会として、HELLO Villageのコミュニティースペースで、本校の生徒とALTが中心となり、来場の小・中学生のみなさんに英語を使ったアクティビティを体験していただきました。またレクチャースペースでは、オーストラリア語学研修旅行の報告(国際コミュニケーションコース1年次生)や昨年のグアム海外修学旅行でのプレゼンテーション(リベラルアーツコース2年次生)をご来賓の皆様に英語で披露しました。その後、ALTと来場の中学生がグループになり、iPadを用いて英語で物語を作るというアクティビティも行われ、HELLO Villageのいたるところで英語での会話が飛び交っていました。 本日は、大変お忙しい中、本校英語村の開村式にご出席いただき誠に有り難うございました。今後とも日吉ケ丘高校の英語村HELLO Villageをよろしくお願いいたします。 学術顧問大野照文先生退官記念講演会に参加して
去る3月26日、本校学術顧問大野照文京都大学総合博物館教授が、退官記念特別講演会を実施されました。大野先生の勇姿を一目見ようと全国から多数大野ファンが駆けつけられ、会場は熱気で溢れかえっていました。本校は、3年前からお世話になり、当初は博物館を舞台に本校1年生国際コミュニケーション科生徒が第四錦林小学校の児童に英語を使って博物館の展示物を紹介したり、今年度は「京のイルカと学びのドラマ」特別展とその付帯事業「小中高生の探究発表会〜新しい世界への扉〜」において、京大生と共に企画運営に関わるなど、生徒の成長に多大なる影響を与えていただきあました。大野先生には大きな教育財産をいただいたことに心より感謝申し上げます。少しリフレッシュしていただいて、今後とも本校学術顧問としてご指導のほどよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
開花
春らしい暖かい気候の日が増え、日吉ケ丘の花たちが咲き始めました。日吉坂の桜の木のつぼみも膨らんできました。数輪咲いているのを見つけました!
HELLO Village(英語村)開村まであと1週間となりました。その頃には開村を祝うように桜も満開となってほしいですね。 女子剣道部 近畿大会団体準優勝!オーストラリア研修旅行便り〜その19〜
オーストラリア研修旅行に参加していた1年次生国際コミュニケーションコース70名が予定時間より約一時間半遅れて京都駅八条口アバンティ前に到着しました。出迎えに来られたご家族や教職員との再会で華やかな雰囲気に包まれました。大きな怪我もなく全員無事帰国したことを喜びたいと思います。ひとまず体を休めて、今回の研修成果を今後の学校生活に生かしてくれるものと期待しています。本当にお疲れさんでした。ご家族の皆様にも温かく見守っていただき感謝いたします。ありがとうございました。
「京のイルカと学びのドラマ」特別展最終日
2年次生総合的な学習の時間「キャリアゼミ(Cゼミ)」で、B講座を選んだ生徒たちが、京都大学総合博物館との連携授業「京のイルカと学びのドラマ」特別展とその付帯事業である「小中高生の探究活動発表大会〜新しい世界への扉〜」の企画・運営に関わりました。この取組は、京都大学総合博物館大野照文教授をはじめ、大学院生蒲生諒太様、TAできて下さった京大生の皆様の献身的なご指導と、担当した本校教員の粘り強い支援と、生徒たち自身の弛まない努力が実を結び大きな成果をあげることが出来ました。本日は、その特別展最終日に当たり、再度展示内容を目に焼き付けておこうと博物館に足を運んだところ、蒲生さんにお会いすることが出来ました。隣の講義室で貝殻を使ってアクセサリーを作るワークショップを開いておられたので、ペンダントを作らせていただき、私が揮毫した作品の前で記念撮影を行いました。関係して下さったすべての皆様に感謝します。ありがとうございました。
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