最新更新日:2024/11/01 | |
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離任式
先日,ホームページでもお知らせいたしましたように,平成27年度をもって東山泉小中学校から転任される教職員の方々の離任式が行われました。
2ヶ月の短い期間の方から月輪中時代を含めると12年間の方までおられましたが,どなたも東山泉小中学校を離れる寂しさに変わりなく,お一人お一人からお言葉をいただきましたが,どなたも東山泉小中学校への思いが込められた感動的なものでした。 朝早くから卒業生もたくさん駆けつけてくれましたし,地域・保護者の方々もたくさんお越しいただきありがとうございました。新しいところでのご活躍をお祈りいたします。 感動的な式になったのも,在校生のみんなも長時間にも関わらず最後までしっかりとした態度でお話が聞けたことが素晴らしかったと思います。 また,朝早くから楽器を移動して退場に花を添えてくれた吹奏楽部のみなさんお疲れ様でした。 離任式についてのお知らせ
明日,3月30日(水)9時から離任式を実施します。
東山泉小中学校として全体で西学舎にて行いますので来校される場合はお間違いの無いようよろしくお願いいたします。 教職員の異動についてのお知らせ
平成27年度の教職員の人事異動についてお知らせします。
第2回 小学校課程修了式
昨日,東山泉小中学校第2回目の小学校課程修了式を挙行いたしました。
まだまだ寒さが残る中,朝早くからご来賓をはじめ多くの保護者の方にが参列いただき,盛大に行うことができました。 7年生長谷川さんの歓励の辞を受けて,6年生からお世話になった方々への思いがこもった夢創の辞では,保護者の方々の中にも目頭を熱くされた方もおられました。 多くの児童がそのまま東学舎に通うことになりますが,大きな希望と夢をもって中学生としてのスタートを切ってもらいたいと思います。 西学舎 修了式第2回 小学校課程修了式によせて
6年生の皆さん,今日で6年間の小学校課程が修了します。その努力を讃えてお祝いします。
一週間前に9年生の卒業式を行いましたが,春は別れと出会いの季節でもあります。お世話になった9年生との別れには寂しいものもありましたが,次のステージに巣立っていく先輩を祝福してくれました。 今日は6年生の皆さんが義務教育仕上げの3年間の課程に進むこと,もちろん何人かの仲間はそれぞれの志のもとに他の中学校に進学をされますが,全員の4月からの更なる活躍を祈って,お祝いし,励まし,共に頑張りましょうという気持ちでいます。 今日は東山泉のすべての児童生徒の平成27年度修了式も兼ねていますので共にこの一年間の成長と学びの成果があったことを認め合いたいと思います。 さて,6年生にとってはこの1年間は学び舎が変わり,中学校の先生にも教わり,東学舎の部活動に参加することもでき,定期考査も受け…,と他の多くの小学校ではあまり味わえない経験をしてくれたと思います。もちろん,京都市のすべての小学校6年生の取組である大文字駅伝では,下京・東山支部予選を見事1位で通過し,本大会でも12位という立派な成績を残してくれました。学年全員で競い,支え合い,励まし合った結果でした。 1年間の成果はそれだけではありません。教科で学んだ知識や自分で調べて得た情報で,考え,話し合いによって仲間の意見も聞き,また考えて深めていく…,そんな学びも定着してきたと思います。ポスターを使った発表では上級生との交流もありました。いろいろなことを吸収してくれました。 東山泉が開校して今日で2年が過ぎました。去年の4月,開校2年目の春,1年先輩の七年生が中学校課程のスタートをうまく切ってくれたのも,このような6年生の学校生活があったからこそと思います。 「今日までの努力がこれからを決める…」普通に考えるとこうなるのですが,今日は逆の発想で考えてみたいと思います。つまり,「これからの姿が今日までを決める」という発想です。それは皆さんが学校というところで学び続ける間,いや,社会に出てからも自分を磨く努力が続く限り,人は連続した営みをたどるからです。そしてその時々の皆さんの姿が輝くものであるなら,それまで歩んできた道筋が充実したものであったことを証明するのです。 勿論,これから先に大きく考え方を変更したり,夢の方向転換があるかもしれません。しかし,どんな変化があっても今までのことが土台であることに変わりはありません。つまり,しっかりとした土台作りを今はしておきましょう,ということです。これは6年生だけではなくすべての東山泉の児童生徒の皆さんに伝えたいと思います。 “キャリア教育”という言葉を聞いたことがあるでしょうか。土の道を車が通ると,車輪の跡が残ります。これを英語で“キャリア”といいます。そこからキャリア教育という言葉が使われています。今までたどった道筋の先にこれから歩む道がある。振り返るとたとえ曲がりくねっていてもその道はゴールに向かって続いている…。将来から今の自分を見ると,「これからの姿が今日までを決める」ということになります。 今日の式で6年生の答辞を「夢創の辞」としたのも,東学舎のめざす子ども像に「自ら学び,将来を拓く力をもって,夢と目標を語ることができる子ども」としたのも,今お話ししたことと繋がっています。 間もなく新しい年度を迎えます。それぞれのステージは異なるかも知れませんが,共に夢づくりに向かって学び続けることを祈念し,式辞とします。 平成28年3月22日 京都市立東山泉小中学校 校 長 村 岡 徹 巣立ちの式第2回 卒業証書授与式
昨日からの雨が心配されたのですが,雨はあがり,バレー部が朝早くから落ち葉を掃除してくれた通学路を最後の登校となりました。そんな中,第2回卒業証書授与式が挙行され,2期生77名が元気に巣立っていきました。入学したときは最後の月輪中学校の1年生として,統合し東山泉として変わっていく歴史を経験した学年です。
終始笑顔が絶えなかったこの学年ですが,最後の最後も笑顔で巣立って行ってくれたことを喜ばしく思います。 朝早くからご来賓・保護者・地域の方にお越しいただきありがとうございました。 卒業生のこれからの活躍を期待します。 第2回 卒業証書授与式に寄せて
東山泉2期生77名の9年生の皆さん,義務教育の卒業,おめでとうございます。皆さんのことを振り返るに,美化保健委員会が中心になって,学年の心を一つにして取り組んだ薬物乱用防止に向けての活動に触れずにはいられません。本日は薬物乱用防止教室でお世話になり,啓発DVD制作の機会を与えて頂いた京都府警の辻警部補様にもご臨席いただいています。
3年前,月輪中学校最後の入学生であった皆さんは,その月中ラストイヤーに巣立った先輩の姿をしっかりと見据えてくれていました。彼らが残してくれた啓発DVD作品を超えたいという気持ちを持っていたのかはわかりません。また,昨年からつい最近にかけて,私たちの町,京都で高校生が小学生が,そして中学生が大麻に関連したニュースが流れましたが,こんな状況を危惧はしても,予測をしたことでもなかったでしょう。 思いは,みんなが心を一つにすることで,一人だったらできないこと,薬物に関して言えば,誘われて一人ぼっちなら断りきれないことでも,77名の絆で自分と仲間を守ろうと,2年前の先輩の“魂”を繋いでくれたと思っています。 「9年生を送る会」では8年生が代表して,その思いを“伝承泉魂”と受け止めてくれました。京都の学校には小学校は明治2年以来の146年の歴史が,中学校は昭和22年以来の69年の歴史が脈々と流れています。東山泉は開校してようやく2年の若い学校ですが,その伝統をしっかりと引き継いでくれていることを頼もしく思います。 今日で9年間の義務教育が修了します。義務教育は7歳から15歳までの人生の早い段階での通過期間です。皆さんのこれからには洋洋たる将来があります。しかし義務教育を終えた明日から今までに経験しない試練や幾多の関門があります。一人ごとに越えるべき壁の高さも異なるでしょうが,東山泉の9年生全員がその壁を乗り越えていってほしいと思います。 皆さんに求めたいことがあります。それは設定した将来に必要な自分の力を意識することです。具体的に言うとみなさんは15歳。この世に生を受け今日まで来た15年間の時間を今日を起点として未来に設定してみて下さい。つまり30歳の自分を考えてみてください。皆さんが30歳を迎えるのは2030年。その時には成人として,社会の一員として活躍していると思います。昨年,イギリスのオックスフォード大学があと10年で消えるであろう702種の職業を認定しました。事務や販売,オペレーター,また危険を伴う仕事などがICTやロボット技術の進化により職業の種類を変えていきます。今の子どもたちが大人になる頃,その65%はまだ存在していない職業に就くだろうと言われる所以です。 それでは皆さんが30歳になる頃,大きく変わるであろう社会の中でどんな「力」を持っていればいいのでしょうか。自分の意志で課題や問題に取り組もうとする意欲や,リーダーシップ,チームワークやコミュニケーションをとる力などはつけてほしいと思います。現代は知識基盤社会と言われて久しいですが,これは知識を得ることだけを意味することではありません。学校の学習が確実に変わってきているのは,“どれだけのことを知っているか”と身に付けた「知識の量」で成績がついた時代から,今は身に付けた知識を使って何ができたか,何ができるようになったか,が評価される時代になったということです。そのためには,今日から社会の動きを自分の目で見て,確かめて,感じることに努めてください。 「よく遊び,よく学べ」という言葉がありますが,これは遊びの中にも“学び”があるということです。考えてみれば当然ですが,遊んでいるときに使う脳も,勉強するとき使う脳も同じものを使っているのですから,どんな時にでも知り得た知識や情報をどう繋げるのかということにほかなりません。現在は「学力」の要素の一つに「学ぶ意欲」も定義されています。どんなことでも自分に取り込んでやろうという意欲を持ちましょう。 それでは,これから東山泉に集った仲間と共に学び続ける気持ちを持ち続けてくれることを祈念しつつ,卒業生の皆さんの洋々たる前途を祝福し式辞といたします。 平成28年3月15日 京都市立東山泉小中学校 校長 村岡 徹 東日本大震災から5年目を迎えて・・・
東日本大震災発生から5年の日を迎えた今日,7年生では震災に学ぶ道徳の授業を行いました。
5年前の3月11日。宮城県南三陸。町危機管理課職員として町役場で勤め,迫りくる津波を目前にしながらも“高台へ避難してください”と最後の最後までアナウンスし続けた女性の生き方から学びを深めました。 自らの命を顧みずアナウンスを続けさせたものとは何か,仕事に対する責任感や使命感は,ときとして命より重いというのか,いや,彼女こそもっとも命を大切にしたのではないか・・・。 静かに,深く考える時間となりました。 |
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