最新更新日:2024/10/18 | |
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開村式へ
3月29日
本日,Hello village京都市立日吉ヶ丘高等学校英語村の開村式に本校新9年生10名が参加してきました。高校生による活動紹介を聞いたり,英語村でアクティビィティを体験したりしました。活動中はALTにも積極的に話しかけ,課題に取り組んでいました。 退任に際しての御礼
この5年間、東山開睛館の校長を務めさせていただき、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。準備の段階から数えますと8年間、開睛館教育に関わらせていただいたことになります。一から学校をつくるということの難しさや喜びを感じながら、日々歩を進めてまいりました。
統合前の小中学校では小規模、少人数という問題が大きく横たわっていました。保護者の皆様が「このままでは子どもたちの教育環境が危うい。」と判断され、地域を巻き込んでの大英断の末できた学校が東山開睛館です。2つの中学校をつなぐ。5つの小学校をつなぐ。さらにそれらの小中をつなぐという、3つの「つなぐ」を同時進行で進めてまいりました。そうしてようやく一つの学校文化が芽生え始めたように思います。 この間、出張が多くて夕刻に学校に帰着することがあり、下校途中の子どもたちと出くわすこともよくありました。その中で「こんにちは。」「さようなら。」とあいさつする子どもが大半なのですが、中に「校長先生おつかれさまでした。」とあいさつしてくれる子がいるのです。いわゆる小学生がです。このセリフをどこで覚えているのかなぁと思い尋ねてみると先輩の言葉から学んでいるのです。手本にして学ぶ後輩も立派ですが、手本となる先輩も立派です。とても誇らしい気持ちになりました。 さて、私の後任には下鴨中学校から 山下和美校長先生 がつかれます。開校からの3年間本校の教頭先生をお勤め頂いたとても素晴らしい先生です。子どもたちもお顔を拝見すればすぐにわかる気さくでとても子供思いの先生です。どうぞ以後よろしくお願いいたします。 慣れ親しんだ学校を離れますことに一抹の寂しさはございますが、時代は移り往くもの、退職後の新しい職場で、また違った形で教育に関わらせていただきます。どうか東山開睛館を末永くお引き立て頂き、地域の子どもたちが誇れる学校にしていくため、益々のお力添えをよろしくお願い申し上げます。 この5年間のご厚情に心より感謝申し上げます。 平成28年3月28日 東山開睛館 校 長 初田 幸隆 女子バレーボール部 開睛杯優勝
開睛女子バレーボール部Aチームが2年ぶり2回目の優勝,Bチームも第4位という好成績でした。この結果を自信にして,春季総合体育大会につなげていきます。
地域の皆様あたたかいご声援本当にありがとうございました。 転出される教職員お忙しいかと思いますが、よろしかったらご参列ください。 平成27年度の主な取組と来校者
○27.4.6 着任式・始業式を挙行
○27.4. 7 第5回入学式を挙行 男子45名女子40名 計85名が入学 ■小学校 普通学級19学級 育成学級3学級 通級指導教室 日本語指導教室 ■中学校 普通学級10学級 育成学級2学級 児童生徒数 小学校570名 中学校295名 計865名 ○27.4.20 学校運営協議会総会開催 ○27.4.21 全国学力学習状況調査実施 ○27.5.1 開校5周年記念式典挙行 第二教育施設見学会開催 ○27.5.24 東山区ふれあい広場を本校グラウンドにて開催 ○27.5.24〜26 9年生修学旅行で沖縄県伊江島にて民泊体験を実施 ○27.6.20 少年を明るく育てる大会にて吹奏楽部がマーチングを披露 ○27.9.2〜5 6年生若狭自然の家にて長期宿泊体験学習を実施 ○27.9.5〜7 5年生みさきの家にて宿泊体験を実施 ○27.11.13 研究発表会を開催 ■研究指定 京都市教育委員会「豊かな学びリーディングスクール推進事業」 国立教育政策研究所指定教育課程研究指定「論理的思考」2年次 ■研究報告会 小中9年間の学びを通して,確かな学力を身に付け,自己実現を図る 児童生徒の育成 ○28.2.2 国立教育政策研究所で「論理的思考力の育成」について報告 ○28.2.19 4年生が花背山の家にて宿泊体験を実施 ○28.2.20 京都教師塾にて校長講演 ○28.3.2 東山区教育フォーラムにて鷲頭区長、村岡東山泉校長と学校長が鼎談 ○28.3.15 第5回誇りの式(卒業式)を挙行 卒業生108名 ○28.3.18 第5回夢の式・第5回志の式を挙行 ○28.3.22 平成27年度修了式 ★来校された主な教育団体等 安来市教育委員会 向島中学校PTA 福井県明倫中学校他 北海道岩見沢市立岩見沢小学校,岩見沢東小学校,東光中学校 立命館小中学校 別府市議会議員団 兵庫県加東市小中一貫教育推進協議会 加東市教育委員会 加東市教育委員会事務局 八戸市立大久喜小学校 春日井市立岩成台小学校 岩見沢市立中学校教員 寝屋川市教育研修センター教育研究院 静岡県伊豆市立修善寺南小学校他 仙台市教育委員会 磐田第一中学校他 加東市議員 大分市教育委員会 千葉県市原市加茂学園 感謝の気持ちを込めて「メルシーコンサート」!
素晴らしい演奏の中で、「また会う日まで」を歌わせていただきました。折角良い気持ちでお聞きいただいている中で「お耳汚し」になったかと心配です。卒業生の築君も応援に駆け付けてくれました。
思い出に残るとても素晴らしい演奏会でした。 東山開睛館の顔として、これからも活躍してください。司会のお二人さんもとても可愛くて素敵なパフォーマンスでした。 感謝の気持ちを込めて「メルシーコンサート」!
去る日曜日の午後のひと時、吹奏楽部がお世話になった皆様方のためにと、「メルシーコンサート」を開いてくれました。
いつも指導していただいている 前川 保 先生をはじめ、プロの3名の先生方、そして本校OB,OGも参加しての素晴らしい演奏をご披露いたしました。 開校当時から、地域の様々なイベントに参加し演奏を披露してくれている吹奏楽部「HKB」(東山開睛館バンド)です。地域のファンの方々にもお越し頂いて楽しいひと時を過ごさせていただきました。 その中で、今年で引退する卒業生の紹介もあり、在校生から心のこもったお礼の言葉に卒業生の先輩も感激することしきりでした。 27年度修了式 その2
私事で恐縮ですが、今年度をもって定年退職となります。子どもたちとは離任式でもう一度顔を合わしますが、校長としてお話しさせていただくのはこれが最後となりました。
今朝も校門であいさつをしながら、この景色をしっかりと覚えておこうと思いました。しっかりと笑顔であいさつをする子どもたちが、とっても愛おしく思えました。退職まであと少しございます。今しばらくは引き続きよろしくお願いいたします。 27年度修了式
本日をもって27年度の教育課程をすべて修了いたしました。この一年の本校に対しますご支援ご協力に改めて感謝申し上げます。
本日、子どもたちには今の自分をしっかり見つめ、将来なりたい自分めざして、これからの学びをつくり上げていただきたいという思いをお話ししました。 また、ピカソが8歳で描いたデッサン、14歳で描いた油彩画、そしてピカソの個性全開の抽象画を示し、如何に基礎基本が大切であるかをお話しいたしました。 間もなく春休みに入ります。ご家庭おかれましても健康や安全にはくれぐれもご留意いただき、皆様が元気に新年度の顔合わせができますようよろしくお願いいたします。 3つの式を終えて
皆様ご存知の通り、本校は5年前に開校した小中一貫校です。中学校が2校と小学校が5校、一度に統合して小中一貫校となりました。と申しましても、当初は同じ敷地に7小中学校が一緒になっただけの「小中一緒校」だったのかもしれません。統合には混乱がついてきます。いくらスムーズに統合しようとしてもいくつもの課題があります。そのような草創期を経て、本校の骨格をいよいよ具体的な形にしようと致しましたのは3年目からです。統合を着実に終えた時期と重なります。
本校は「社会の規範に照らして指導していく学校」であり、これからの時代を切り拓き生き抜ける力を育むことを使命としていると心得、教育内容や方法を考えてまいりました。 「社会の規範に照らす」と申しましても、「社会で通用しないことは学校でも通用しない、だから切り捨てるのだ。」というのではありません。広島の府中で起きた高校の内申にまつわるお話を知り、私自身落胆いたしました。勿論、新聞をはじめとするマスメディアがすべて真実を伝えているとも思いませんし、学校のご事情も存じません。そのような中、私見を述べることは甚だ恐縮なのですが、あえて述べたいのです。 子どもは大人ではない。間違いを繰り返しながら成長するのです。その間違いをした時を好機として捉え、よき道へと導くことが大人の務めであり教育そのものです。間違いを烙印として背負わせるのは、子どもの発達段階や、起こした過ちの内容によっては間違った「責任」の取らせ方ではないでしょうか。子どもの心に響いてこそ教育なのです。ですから、社会の規範に照らすということは、社会に出たときに社会で通用する教育をするということに他なりません。さらに、社会の規範そのものを疑ってかかる鋭い感性や認識も育てなければなりません。これからの社会をある意味批判的に見ながら変革していく力も求められるからです。 このような考えのもと、学校は「公の場」であり、「私の場」ではないということを、子どもたちに理解させようとして参りました。今の社会は公私混同が甚だしいからです。学校という公の場に私を持ち込もうとすることは良く見られます。集団で生活をする以上、個は尊重されますが、集団の利益を害する行為行動は慎まなければならないのです。 もう一つ、「個」と「集団」という捉え方を徹底してまいりました。一人一人の子どもたちは顔かたちが異なるように、すべての子どもで発達特性が異なります。その一人一人の特性に応じた教育はとても重要です。効果的な教育を行うためには欠かせないことです。けれど、そのようにして育んだ個が形成する集団が、必ずしも好ましい集団になるとはかぎりません。ですから集団の中での個という意識を持たせながら、他と折り合いをつけながら共に高まりあえる集団にしなければならないのです。 「個」と「集団」のそれぞれを高めながら、自らの目標に向けて主体的、協働的なまなびをすることのできる子どもたち、言い換えれば主体性と社会性を身に付けて逞しく学び続ける子どもたちを育んでまいりたいと考えました。 3ステージの区切りで子供たちの成長を捉えた時に、そのキーワードを「夢」「志」「誇り」といたしました。学びは連続しています。今の自分は過去の学びの結果であり、なりたい自分への道のりは、これからの学びの道のりそのものです。その一本の学びの道のりを夢と志、そして誇りという言葉でつなぎながら9年間を見通させる。そのような学校をつくりたいと強く念じ、具体的な姿として今年の3つの式につながりました。 具体的な式のカタチについては、開睛イノベーションプロジェクトという教職員組織で検討しながら進めてまいりました。全ての教職員にも感謝の気持ちでいっぱいです。 今年の3つの式を無事終えることができましたのも、日頃から本校を支えていただいている保護者地域の皆様のお蔭と感謝いたしております。本当にありがとうございました。 東山開睛館 校長 初田幸隆 |
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