最新更新日:2024/06/03 | |
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避難訓練(火災)のようす
昨日は阪神淡路大震災が起こった日から21年目の日。今小学生の子どもたちは,阪神淡路大震災を直接経験しているわけではありませんが,これからのために震災や災害が起こった時に,どのように動くかということをしっかりと学んで,自分や家族の命を守る必要があります。今日は特にそのことを意識して訓練を行いました。
避難訓練は2時間目です。今回は地震ではなく,火災が発生したという想定で訓練を行います。消防署の方にも来ていただき,充実した内容となりました。 避難訓練(火災)のようす(2)
移動の時にはハンカチを口に当てて……『お・は・し・も・て』で動きます。
今回は体育館に集合です。時間をはかると5分弱でした。先生や消防署の方のお話を聞きます。 避難訓練(火災)のようす(3)
次は「けむり体験」です。煙の充満したテントの中を通り,視界の悪さなどを体感します。
トンネルは長さ8メートルですが,テントに入ったすぐの所で写真を撮ると,2枚目のような視界になります。出口は空いていたのですが,光が全く見えずぼやけています。壁や天井などもほとんど判別がつかない,危険な状態です。 さて,このようなトンネルをくぐって,子どもたちはどんなことを感じたでしょうか。それでは,それぞれの学年の体験のようすをお知らせしていきます。 避難訓練(火災)のようす(4)
トップバッターは1年生。ハンカチで口元をしっかり押さえて体験をします。
避難訓練(火災)のようす(5)
続いて2年生。煙は上に行くほど濃く,視界が悪くなります。低学年はまだ身長が低いので,立ったままで進んでも先が見えやすい子が多かったかもしれません。
避難訓練(火災)のようす(6)
3年生のようすです。出入りが増えてきたため,体育館にもテントの煙が広がっていきます。
避難訓練(火災)のようす(7)
ちなみに,この煙は不快にならないよう甘い香りが付けられている,安全な煙です。そのため,楽しんで体験をしている子も多くいました。
避難訓練(火災)のようす(8)
次は5年生です。煙には,あまり濃い色がついていないように思われましたが,出口から出てきた子どもたちを煙越しに見ると一瞬誰か分からないほどです。煙がどれほど視界を遮ってしまうのかがよく分かります。
避難訓練(火災)のようす(9)
4組の2人もけむり体験にチャレンジします。「何も見えへんかった!」と,驚いたように話してくれました。
避難訓練(火災)のようす(10)
最後にトンネルを通るのは6年生です。今回の「けむり体験」では火事が起こったときの煙のようすを体験しました。実際の火事が起こった時のけむりは黒く,さらに視界が悪くなります。そして,有害なガスが含まれているため,それを吸い込んでしまい,体が動かなくなり逃げ遅れる……ということが,とても多いそうです。
もし火事が起こった時には,今回の体験をしっかり思い出して,すばやく避難ができるようにしましょう! |
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