京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/24
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中学生対象オープンスクール「BIKO Art Hunting」の申込受付は本日24日(水)17時まで。申込は本校ホームページから申し込んでください。トップ画面の左側「カテゴリ」にある「中学生のみなさんへ」をクリック! 申込フォームがございます。

第20回イタリア美術研修 派遣生 出発

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 3月20日(日)今年度のイタリア美術研修の一行が出発しました。このイタリア美術研修は、京都パレスライオンズクラブより多大なご支援をいただき、平成9年(2007)3月より実施して、今回の派遣で20回目となります。
 校内での選考、面接を経て選ばれた代表生徒3名と引率教員1名は、いよいよイタリアに向けて出発。研修旅行に向けて、これまでずいぶん準備をしてきました。

 本日朝、京都駅より特急はるかで関西空港へ向かい、空路パリを経由してイタリアのフィレンツェへ向かいます。研修期間は3月20日から26日までで、研修期間中、イタリア語語学研修、美術館・工房見学、体験実習、シエナ日帰りツアーなど盛り沢山なプログラムになっています。現地で本物の作品に出会うことはもちろん、作品が生まれた街、建物、文化、風景、人々の姿を直接観ることで、美術の学びに大きな力となることでしょう。

 この研修旅行実施に当たり、先日、京都パレスライオンズクラブの皆様に壮行会を開いていただきました。本日出発にあたって、ご多忙な中、会長様をはじめ役員の方々3名が見送りに駆けつけていただきました。帰国後には、研修の成果をまとめ、4月に京都パレスライオンズクラブで報告会も用意していただいています。また学校代表として派遣した生徒の研修成果を他の生徒の学びにも役立てるため、校内での報告会も予定しています。

 一行は、保護者の方々、京都パレスライオンズクラブの役員の方々、友人、教員と多くの見送りを受けて無事出発しました。体調管理、安全に十分留意して、素晴らしい研修旅行になることを期待しています。気を付けて行ってらっしゃい。

卒業生講演会

 3月18日(金)卒業生講演会を開催しました。

 本校の卒業生を招いて、1・2年生に大学での学び、大学生活、進路決定の経過、進学準備などについて話をしてもらいました。後輩に話をしてくれたのは、京都市立芸術大学、金沢美術工芸大学、大阪成蹊大学、筑波大学、多摩美術大学で学ぶ本校卒業生です。

 「銅駝美術工芸高校で学んだことが軸になった」「受験に直結しないと思うことが受験で役に立つ」「大学に行くためにきちんと目的意識をもたなければならない」「大学は自分で動かないと何も身につかない」「同じ大学で学ぶ他の学科群の人や年齢の離れた先輩などとの関わりがとても刺激になる」など、卒業生が自分の経験から具体的に話すことに在校生は集中して聴いていました。

 あとの質疑応答の際にも在校生と卒業生とで貴重なやり取りがあり、これからの進路選択、高校生活のために意義ある内容となりました。
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1年生 美術見学旅行 結団式

 3月18日(金)後期終業式終了後、クラスでのホームルームを終え、マルチホールで美術見学旅行の結団式を行いました。

 1年生は、3月23日(水)〜25日(金)まで美術見学旅行を実施します。これは、本校美術研修の一環として、4月から総合的な学習の時間「美術探求」で積み上げてきた鑑賞学習を踏まえ、古代から近現代美術に至る幅広い領域の鑑賞を行うことを目的に毎年実施しています。行先は、倉敷、瀬戸内方面。初日は倉敷美観地区、大原美術館、2日目は直島へ渡り、ベネッセミュージアム、地中美術館、家プロジェクト、3日目は金比羅金丸座、イサムノグチ庭園美術館を訪ねます。事前学習をもとに、グループで見学、研修し、スケッチも行います。

 結団式では、校長より、2泊3日の「非日常」の経験は、「日常」のブラッシュアップ、次の学び、成長への糧となるという話がありました。生徒が時間をかけて作成してきた見学旅行の冊子の冒頭には、引率する団長の梅林教頭より、「Cultivate Your Sence of Beauty!」(あなたの美のセンスを耕しなさい)という文章が掲載されています。対象の美しさはもとよりどのような思い、目的で作られたか総合的な視点からしっかり鑑賞すること、スマートホンやタブレットで簡単に画像を見て知っているつもりになるのではなく、実物から作品の持つ作家の息吹を感じることを今回の見学旅行で大切にしてほしいとのメッセージです。

 出発はまもなく。荷物と気持ちの準備を入念に。
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3月18日 平成27年度 後期終業式

 3月18日(金)平成27年度 後期終業式を行いました。

 校長より、今年度一年間を振り返って、来年の今頃どんな自分になっていたいか、春休み中にイメージをして、新しい学年、新しいステージに進んでほしい、と話がありました。

 続いて昨年10月の後期始業式以降、様々なコンテストで優秀な成績をおさめた1年生、2年生の表彰を行いました。すでにホームページで紹介をしましたが、
 第6回高校生アートライター大賞(筑波大学芸術学科群) 優秀賞
 第27回読書感想画中央コンクール 優良賞(全国2位)
 第27回読書感想画京都府コンクール 最優秀賞(京都府1位)
 京都市立高等学校読書感想文コンクール 奨励賞
 大阪成蹊大学アート・デザインコンペティション B部門金賞
 田山淳朗賞高校生ファッションデザイン画コンテスト
  準グランプリ・大阪文化服装学院特別賞、金賞
 大阪トルコ協会第2回絵画コンテスト 佳作
 京都市姉妹都市交歓作品

 表彰のあと、生徒部長より春季休業中の生活について諸注意がありました。
 
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3月17日 入学者説明会

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 3月17日(木)は温かい好天に恵まれ、グラウンドの樹木に小鳥のさえずりが聞こえる爽やかな日となりました。この日10時より、入学者説明会を開催しました。

 90名の合格者と保護者の方に来ていただき、入学までの諸手続き、春休み課題、学校生活、保健安全、諸費用納入等について各担当から説明したのち、体育館で必要品の購入、ギャラリーで個人写真撮影等をしていただきました。

 今年度の入学生よりタブレットiPadを全員購入していただき、校内WiFi環境のもと、積極的に教育活動に活用していくこととしました。本日、その購入手続き等についてもお話しさせていただきました。

 高校生になる準備は今日からスタート。桜咲くころ、いよいよ入学式です。

春休み目前 保健委員会だより

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 3月18日(金)の終業式を終えれば、いよいよ春季休業。新しい学年に進級する前に、気持ちも体も整えて、新鮮な気持ちで新学期を迎えられるようにしてほしいと思っています。

 春季休業に向けての諸注意等はプリントも用意して説明をしますが、生徒の保健委員会も春休みを順調に過ごすためのポイントをまとめて「保健委員会だより」を作ってくれました。さすがに美術高校の生徒だけあって、ちょっとしたカット、イラストはお手のもの。

 内容もよくまとまった生徒の保健委員会制作「保健委員会だより」は、3月18日発行です。

ケヤキ材をいただきました

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 京都市新庁舎整備工事に伴い、伐採されるケヤキがあるというお話を市役所からいただきました。本校の彫刻専攻の教材として活用させていただけたらありがたいと申し出ましたところと、この度、譲っていただけることとなり、3月14日(月)学校に運んでいただきました。大切に活用させていただきます。 

新2年専攻別ガイダンス、新3年コース別説明会

 3月12日(土)1年生対象に「新2年専攻別ガイダンス」、2年生を対象に「新3年コース別ガイダンス」を行いました。

 4月から2年生はそれぞれが選択した専攻別の専門授業が始まります、全体会のあと、8つの専攻別に分かれて専攻教員から詳しいガイダンスを行いました。

 また、4月から3年生は、アートパイオニアコース(国公立大、センター入試利用受験志望)、アートフロンティアコース(私立大、専門学校志望)にクラスを分け、それぞれのカリキュラムで学習を進めます。全体会のあと、コース別に説明会を行いました。

 たいへん重要なガイダンス、説明会ということで、この日は、保護者の方にもご出席いただきました。ありがとうございました。

写真は、新2年専攻別ガイダンス全体会、専攻別(日本画)、専攻別(洋画)です。
 

 

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3月11日 防災訓練

 3月11日(金)東日本大震災から5年目。学年末考査最終日でしたが、考査終了後、昨夏設置していただいた緊急地震速報受信システムを活用して防災訓練を行いました。 
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3月11日

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              3月11日
 
 3月11日 あの東日本大震災が発生して5年目を迎えます。あの震災で大切な方を亡くされた方、大切なものを失われた方、生活の場所を離れなければならなくなった方、体や心に傷を負われた方、今なお行方不明の方、そういう方々のことを思い心が痛みます。

 本日11日、本校でも防災避難訓練を実施し、改めて防災に対する危機管理、命を守る行動への意識と実践力を高める取り組みを行いました。

 本校に在籍する清水里織さんは、震災前宮城県に住んでいましたが、震災の影響で中学に入ると同時に京都に引っ越し、2年前本校に入学してきました。親戚や友達が宮城にいながら自分の家族だけが引っ越したことが苦しみであり悲しみであった、一緒に支え合いたいのに何もすることができないという自分にもどかしさを感じていた、と言います。本校に入学して「あなたの絵を贈ろう」という震災復興支援の取り組みと出会い、自分も力になれるとこの活動に関わってきました。「こんなに誰かを思って絵を描いたのは初めてだった。言葉にはできないけれどこの絵を見た方に私の想いが伝わるように精一杯描いた。」そう振り返っています。
 この活動は被災地の宮城県宮城野高校、東北生活文化大学高等学校、仙台二華中学校・高等学校と、北海道おといねっぷ美術工芸高校、そして銅駝美術工芸高校が一緒になって取り組んできた「復興へ!高校生が架ける虹のアートプロジェクト」の一つで、校内での支援の呼びかけに応えて生徒が絵を描き被災地の皆さんにプレゼントしてきました。このプロジェクトをきっかけに本校は宮城県宮城野高校美術科との交流が始まり、生徒会の代表生徒を夏休みに宮城県へ派遣し、津波の被害があった現場や仮設住宅を訪問し、現地の方からお話を聴いたり、高校生と交流したりし、学校へ戻って全校生徒に報告するという活動が始まりました。また宮城野高校美術科の生徒の皆さんが研修旅行で京都、奈良を訪れた際、本校に立ち寄っていただき生徒どうしの交流会を行ってきました。清水さん自身も夏休みに帰省を兼ねて生徒会代表生徒とともに現地に行った際、仮設住宅の住民の方が、高校生の作品を熱心に見ていただきながら「毎年このイベントが楽しみなんです」「絵を部屋に飾るだけで部屋も気分も明るくなるんです」と声をかけていただく経験をし、「自分が学んでいる芸術にはこんなに素晴らしい力があるんだ」と気づきました。
 
 3月11日が来るたび、私は、震災から10日遅れで行われた気仙沼市立階上中学校の卒業式で梶原裕太さんが読んだ答辞を思い出します。「階上中学といえば『防災教育』と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私たちでした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。つらくて、悔しくてたまりません。時計の針は十四時四十六分を指したままです。でも時は確実に流れています。生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。命の重さを知るには大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私たちの使命です」。この思い、決意の言葉に触れ、被災地から離れた私たち自身も震災から何を学び、何をなすべきか、ずっと問われているのだと思っています。

 美術を学ぶ本校の生徒が、専門高校としてその特殊性を大切にし専門的な力を伸ばしながら、社会の諸課題との接点を持ち、問いを重ね、課題に立ち向かう普遍的な力を身につけて未来の担い手に育ってほしいと願っています。

2016年(平成28年)3月11日     校長 吉田 功

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行事予定
3/21 振替休日
3/22 新1年・2年スタサポ 教科書販売
3/23 1年美術見学旅行
3/24 1年美術見学旅行
3/25 1年美術見学旅行 図書館閉館(〜4/10)

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