京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/09/26
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学校教育目標 仲間とともに高め合い 未来に向かって たくましく生きる子の育成

もののあたたまり方 4年生

 4年生の教室で,理科の「もののあたたまり方」の実験のまとめをしていました。
 どんな予想をたてたか
 どういう方法で実験したか
 結果はどうだったか
 結果からどんなことがわかったか
のサイクルでまとめていました。実験の結果が必ずしも正しいとは限りません。条件が違うと全く違う結果が出ることもあります。同じ結果でもとらえ方が違うと考え方が違ってきます。
 水や空気はあたたまると上昇していき,天井とか水面に当たると横に移動し,そこで側面に突き当たると今度は下に降りてきます。そしてぐるぐる回ります。これを対流といいます。
 ところが金属はどうでしょう。金属は,水や空気のようにあたたまったらふわふわ浮いて上に上がっていくことはありません。金属は対流しません。ではどうなるのでしょう。
 金属棒の端をアルコールランプで温めると?
 金属棒の真ん中をアルコールランプで温めると?
 それでは金属棒を上下斜めにして,その真ん中をアルコールランプで温めると?
 
 ある子が,前に出て,言いました。
「間違っているかもしれないけれど,僕が見ていたら,斜めにした金属棒に塗ってあるロウが下の方に流れてきました。そして,下の方が溶けていきました。だから,金属は下の方に熱が伝わっていくと思います。」と。
 その子は実験のときにロウの行方をよく見ていたのだと思います。観察力があります。でも,斜めにした時,熱は上の方には伝わらなかったのだろうか?

 先生が黒板に「金属に当たった熱は広がる」と,大きく書きました。

 理科の実験は,目に見えない自然のルールがどうなっているのかを追究して答えをみつけていくから面白いですね。つまり,1+1=2になるように,つじつまが合うように,筋道が通るように,考え方と実験とが一致するように追究していきます。

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百人一首を使ってかるた 1年生

 子どもたちには普通にかるた大会のつもりでも百人一首にはひらがなしか書いていません。まだ,書かれているひらがなの文字と先生の音声がすぐに一致しないので戸惑いもあります。家で家族や兄弟で遊んでいるのか,さっと当てる子もいます。

 勝ち負けがあるから面白いのですが,また,勝ち負けがあるからそこから悔しいと思ったり優越感・劣等感がでてきたりします。
 みんなは札をとったのに,自分だけとれていなかったら,本当にくやしいですね。その気持ちを一生懸命こらえている子がいましたが,次の札を初めてとったとき,とてもうれしい気持ちになりました。すると,同じ班の子が手をたたいて喜んであげました。
 まだ,みんなより1枚少ないのだけれど,勝ち負け以上にその子はそのとき嬉しく思ったでしょう。

 子どもたちは,かるたで言葉の勉強と,おたがいに仲よくする勉強と二つの勉強をしていました。
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明治時代の人々 6年生

 明治時代,和歌山県串本町に,トルコの船が座礁して遭難した人々がいました。嵐の中,串本の人々はトルコの人々を命がけで助けました。それ以来,トルコと日本との友情が続いています。それは,その時,その人々には当然のことをしたのかもしれませんが,国際社会においては,感動のドラマとして映ったのでした。
 同じ和歌山県沖で,時は違いますが,ノルマントン号事件が起きました。

 当時,産業革命で,蒸気機関の発明と同時に機会文明が大きく発達し,また,通信・運搬・大量生産ができるようになってきたアメリカ・ヨーロッパの国々でしたが,日本はまだ江戸時代でした。ペリーの乗る黒船が突然,下田沖に現れたときは,それは驚いたことでしょう。

 日本人は,それらの国の人々と仲よくつきあい,国と国とが対等な立場になることを強く望んだのでした。そして,それを実現するために日本人は一生懸命,勉強し,働きました。

 教室では画面に映像が流れていきます。映像はすごい力を持っています。リアルにそのときの状況を映し出し解説してくれます。
 子どもたちは,その映像を見て,A4用紙にまとめていきました。
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順々に調べて 5年生

 ちょっとした時間の合間に五色百人一首に夢中になっていました。
 ひとりの子が,みんなの前で歌を詠んでいました。上の句を読むと,下の句を読む前にさっと札を取っている子がいました。

 5時間目の算数の時間では,伴って変わる2つの量の関係に関心をもち,変化や対応のきまりを調べる学習です。表にあらわしたり,式に表したりしてみます。
「関心をもつ」というのが『ねらい』にあるように子どもたちは関心をもって取り組んでいました。
 興味・関心は学習にとって最強のパートナーです。
 興味・関心をもって問題をみると,問題の方から口がないのに答えのヒントをささやいてくれているときがあります。
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小さなクリスマスツリー 2組

 先生といっしょにまつぼっくりのクリスマスツリーを作りました。まつぼっくりは松の木の種が詰まって並んでいます。それをさかさまにして,ちょうどモミの木に見立てて緑の絵の具を塗りました。そして,スパンコールを一つ一つ接着剤で付けていき,最後に綿で雪を作りました。
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ささやかにお楽しみ会 3年生

 長期休業に入る前に,これまで学習したり行事に取り組んできたことを心身で振り返り,お楽しみ会をする学級も多いです。学活の時間を使って,それぞれ考えてきたことを披露していました。楽しそうに自分たちの出し物を演じる子どもたちの表情は,天真爛漫です。もうじき冬休みですね。ある先生が「この間,夏休みが終わったと思ったらもう冬休み。早かったですね」と,感想を述べていました。
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しめ縄の飾りつけ 12月16日

2組の先生が,家の裏山からナンテン,つばきの葉,松の枝を採ってきて,かざりを作ってきて,5年生の子どもたちに本格的にしめ縄の飾りつけを指導していました。
 休み時間に一生懸命,しめ縄の飾りひもを組んでいる子がいました。
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文字の中心 2年生

 書写で,教科書の手本を見て書き写していきます。教科書の手本は,文字の大きさや形のバランスがよいので美しい字です。美しい字には中心となる線が通っています。通っているといってもそれは目には見えません。目に見えないから見当をつけます。教科書とノートのマス目を見比べて見当をつけます。
 見当をつけるときに姿勢が歪んでいるとうまく見当をつけることができません。ピント【焦点】が合わないのです。ピントが合わないからそのまま書いていくと字の列が歪んできたりします。だから,姿勢はとても大事です。

 そして,ゆっくり書いていきます。ゆっくり書くのは,あわてないためです。
 しっかり書いていましたね。姿勢と表情見ていたらわかるよ。

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4年生の調べ学習 琵琶湖疏水

4年生が社会科で学習している琵琶湖疏水は日本でも有名な事業で,明治に入って天皇陛下が東京へ遷られ,首都(日本の中心都市)が東京へ移ることになりました。それで政府も東京へ行き,大きな会社の本社なども東京へ行ってしまい,商売をする人も東京へ行き,京都に昔から住んでいる人たちにとってはとても大きなショックだったのです。

 何とか京都を復興させるために明治の北垣国道京都府知事が周知を集め提案したのが琵琶湖疏水計画でした。琵琶湖疏水はもともと飲料よりも運河として力を入れるためでした。  京都の人にとって飲料は,京都市内の地下においしい水が流れていて人々は井戸やポンプでくみ上げて生活飲料としていたのです。けれども,京都は三方が山に囲まれていて,滋賀県や福井県との産業の流通は当時困難でした。車も電車もないのですから。だから,琵琶湖から京都への運河が開かれると,滋賀県や福井県など日本海側の産業と船で流通することができます。そうすると産業が再び盛んになるだろうと考えたのです。岡崎にあるインクラインもその名残です。ちなみに京福電鉄というのがありますが,京福の京は京都の意味ですが,福は福井の意味です。そのことからも京都の産業が福井県と深く関わってきたことがわかりますね。
 教科書から当時の人々の苦労を読み取るのはなかなか難しいです。資料や地図を見て,考えを出し合い,人々の足跡を追う子どもたちです。疏水に関心を持っている子が図書室で琵琶湖疏水についての本を調べているようで,しっかり意見を出していました。調べることの一番大事なことは読むことだよ。書くことはその次です。社会科では教科書だけではわからないことがあります。図書室で探してきた本などを資料として読むといっそうよくわかりますよ。

 一人の子のノートに表が書かれてそこに文章を整理して書こうとしていました。ところが,フリーハンドだったので,表が歪んでいました。
「定規で線を引いた方がいいな」と,小さな声で,注意すると,その男の子は「はい」と言って,すぐに,線を消していき,もう一度,定規で書きなおしていきました。
「はい」と言ってすぐに行動したことに「すてきだなあ」と感じました。小さなことで感動することがあるのですね。

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ものとひとのかず 1年生

 異なる種類の数をかぞえたり順番をかぞえたりすることが学習の一つです。子どもたちのノートを見ると,一生懸命書いているなと思うノートもあれば,ていねいに書いているノートもあります。すごくしっかり書いていました。
 ものが一つのとき人のかずはいくつ? 次は何番目? というような問題は,高学年での数量関係,比例,順列などの学習につながっていきます。 
 いっぱい頭を使っていきましょう。
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