“伝達表彰”の後は、校長先生、生徒会長、F先生からのお話が続きました。
校長先生からは、中1生が殺害された痛ましい事件について、許せない行為、悲しい出来事であること。そして、2人への哀悼の意と今後このようなことが起きないためにも、一人一人が危険が潜む行為には近づかないようにとのお話がありました。
また、2期のメインの行事となる“学校祭”に向けてのエールもありました。
生徒会長のSさんからは、リーダー研修会の報告がありました。具体的には、「学校が1つとなり、地域と一緒になって、『よりよい学校』、『よりよい地域』となるよう、“あいさつ”を広げていこう。心を開き、人と人をつなげ“あいさつ”ができる地域となるよう、洛西中がその中心となろう。」といった内容でした。
そして終わりに、「“学校祭”に向けて、みんなで力を合わせ、成功を目指して取り組もう」という宣言で締めくくられました。
ここでいったん教頭先生の登場です。
実は、洛西中学校では大学のインターンシップ(企業等の仕事体験)制度に協力をして、将来、先生を目指している大学生を受け入れ、学校現場を体験してもらっています。今回は3名の学生さんが、2期が始まった8月24日以降に、約10日ほど参加することになっています。
昨日参加した大学3回生のIさんを“始業式”で紹介しました。
最後、F先生からは「あなたが変われないのは、変わらないと決心しているあなたがいるからです」というお話です。
まずは「ノミの話」から。
ノミの驚異的なジャンプ力を知っていますか?
体長3mm前後のノミは、体長の60倍ほど上にジャンプができるそうです。(ちなみに、前には体長の100倍ほど跳べます)
身長1m50cmのヒトで考えると、90mほどジャンプができるということです。ヒトの場合、自分の身長分ジャンプできれば“すごい!”と言われますよね。
それだけすごいジャンプ力のあるノミも、例えば高さ20cmの箱の中に閉じこめると、20cmしか跳べなくなってしまうそうです。
環境がノミの本来持っている能力を制限してしまい、その力を発揮できなくしてしまうということです。
君たちにも同じようなことがありませんか?
今置かれている環境やこれまでの経験のために、勝手に自分で限界をつくっていませんか?
「どうせ…」とか、「自分には無理」といった言葉をすぐに口にしていませんか?
君たちには(無限の)可能性があるので、「無理」ではなく(勝手に限界をつくるのではなく)、それを打ち破ってほしい。
これからある“学校祭”でも、殻を打ち破り、3年生が中心となって、みんなを引っ張っていってほしいという内容でした。
こちらの写真は、インターンシップで来ている大学生Iさんの紹介とF先生のお話のようすです。