最新更新日:2024/06/05 | |
本日:5
昨日:131 総数:918261 |
『昼食の風景』
今日は昼食時に2年生の教室を覗いてきました。
どの教室も美味しそうなお弁当やパン、給食を前にして、和気あいあいとした雰囲気で食事をしていました。びっくりするくらい大きな弁当箱を使っている生徒もいれば、それで足りるのかなあと少し心配になるくらいかわいいお弁当の子もいます。これもまた個性です。 私の経験でもあるのですが、どうしても我が子を他の子どもと比べてしまいがちですね。親の業なのでしょうか、なかなか克服できませんでした。いつ頃からでしょうか、我が子には我が子の「生きる道」があり、それはその子だけのものだと感じられるようになったのは… それを教えてくれたのも、やはり我が子であったように思います。 美味しそうにご飯をほおばっている生徒諸君を見ていると、一人ひとりが違っていて当たり前だ、と改めて感じます。どの子も素敵です。 朝、校門付近ですれ違った何人かの生徒が教科書やノートを片手に歩いていました。来週は定期テスト、頑張っていますね!そうした姿を見るのもまた、生徒の個性だなあ、と感じます。それぞれのやり方で自分の「学力」を高めていけば良いと思います。ただし、何もしないのだけは「いただけません」ね。挑戦しなければ失敗すら出来ませんから…生徒諸君、期待していますよ! 『昼休みの風景』バレーボールに興じる女子生徒もいれば、バスケットボールで汗を流す男子もいます。階段に腰掛け「ひなたぼっこ」をする上級生や、教室のベランダで話し込んでいる生徒たち、本当に思い思いに時間を過ごしています。 昨日から定期テストの一週間前となり、ほとんどの部活が一旦お休みとなりました。勉強と部活、メリハリのきいた学校生活を送ってほしいと思います。確かに「継続は力」となりますが、「勉強一筋」でも「部活命」でも困ります。なぜなら大人になったときの社会生活がそうではないからです。 最近では、プロスポーツ選手の「セカンドキャリア」が話題となっています。つまり現役選手をリタイアした後に、どのような人生を選択するかという問題です。このことは、実のところ私たちの人生において避けて通れない課題でもあります。 一つのことに専念し、その道のエキスパートとして頑張っていくこともすばらしいですが、その道で様々な経験を積み重ね、人間としての「幅」を広げていくためには、時として専門外のことにも目を向けることが大切なのではないでしょうか。 結果にばかり目を向けずに、勉強にも、部活動にも、習い事にも、その時々に最善を尽くしてみる、そんな中学校生活を送ることで「バランスのとれた」人格形成が叶うとのではないかと考えています。保護者の皆様はどうお考えでしょうか…(よ) ※写真下は、PTAの皆様や管理用務員の方が丹精していただいている花々です。見ていると、とても心が落ち着きますね。 『ネットトラブルに巻き込まれないために』
上記のポスターが送られてきました。ご活用いただければ幸いです。
これまで何度も、今年度の本校学校目標に「つながる力」を挙げていることをお知らせしてきました。「ネット」も確かにつながってはいますが、それが「トラブル」になるのはなぜでしょうか。 いろいろと原因は考えられるのでしょうが、一番大きな要因はやはり「ネット社会」の負の側面である「匿名性」ではないでしょうか。ディスプレイの向こう側に存在する「誰か」とつながることの「怖さ」を、青少年に教えるのはやはり私たち大人の責務だと感じます。 子どもたちがよく使うフレーズに「みんな言っている」、「みんなやっている」等々があります。これもある意味「匿名性」かもしれません。そこでの「みんな」には顔が見えてきませんね。 中学生諸君には、よりリアルな「つながり」を経験してほしいと思います。当然それは「面倒くさく」もあり、「煩わしく」もあります。しかし、それを抜きにして他人との「関係性」を高めるスキルアップは望めません。 学級活動や部活動、様々な行事等を通じて、彼らはそうした「社会人」としての「基礎力」を培って行くことが出来るはずです。 「人は自分に賛同してくれる人といると快適だが、 自分と賛同しない人といると成長する。」 アメリカの作家、フランク・クラークの言葉です。 ネット社会において、心地よい言葉を投げかけながら近づく悪意ある「誰か」にしても、また心ない言葉で人を傷つけることに何の躊躇もない「誰か」であっても、そうした「誰か」は決して子どもたちを成長させてくれたりはしません!そのことを私たちは忘れないようにしたいですね。(よ) 『3年生 学習確認プログラムに挑戦!』
本日3年生の諸君は、1〜5限目にかけて標記プログラム「ステージ1」に挑戦しています。
学習確認プログラムとは、中学校での学習内容を計画的に総復習し、その達成状況を定期的にテスト形式で確認します。写真下はその出題範囲表です。3年生諸君にはすでに配布済みですが、お部屋のどこかに掲示してあるでしょうか? この後、3年生は10月に2回目のステージに取り組みます。各ステージの予習シート、確認テスト、復習シートは大切に保管して、繰り返し自分の「弱点」の克服に努めることが大切ですね。 「学力向上」に即効薬はありません。予習→確認テスト→復習の良いサイクルを作れるかどうかが分かれ目です。本日、3年生諸君は帰宅後に自分が出来なかったところを見直すでしょうか?そこで「差」がつきます。頑張って下さいね。(よ) 『第1回公開授業』
本日5限目に標記公開授業をおこないました。
本校2年3組において、社会科の中村教諭が「人口の特色」という単元において、「日本の人口の特色と課題」という教材を用いて、研究授業を実施しました。 本校ではこの5年間、「学びの共同体」の考え方にもとづいた授業の指導法を研究してきました。今回は、倉知スーパーバイザー(愛知文教大学)様と杉村指導主事様(京都市総合教育センター)をお招きして、授業後には研修会もおこないました。 今年はこれまでの研究成果を検証し、新たなスタートを切ることを年度当初に確認をしています。そのためにも大変実りある研修になったと感じています。(よ) 『授業参観と小中連絡会』1組は理科室で「ミジンコ」を観察する授業でした。2組は社会、たくさんの先生方が参観にお越し下さいました。3組は数学、4組は保健体育でバレーボール、5組は理科、6組は英語の授業を参加していただきました。 参観後には、小学校の先生方と本校1年担当の教員が会議室でディスカッションをする時間を設定いたしました。小学校を卒業してわずか1ヶ月余りにもかかわらず、その「成長ぶり」に驚いておられましたよ。 今後とも、小中で連携を密にしながら、生徒諸君の「育ち」をしっかり見守っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。(よ) 『桂坂学区統一クリーンデーに参加しました』参加してくれた生徒諸君は、男女陸上部、女子ソフトテニス部、野球部、そしてサッカー部の面々です。特に、陸上部は本日オフにもかかわらず、本当に多くの部員が参加してくれました。感謝です。 自分たちの街を自分たちできれいにする、簡単なようでなかなか難しいことですが、こうした機会を設けていただくことで、彼らの中に「種」が蒔かれます。それを大切に育てていくことが私たちの役目だと感じています。 まだまだ本校の活動は十分ではないかもしれませんが、これをきっかけにして、校内外でも奉仕活動をおこなっていくことを生徒諸君に提案していこうと考えています。地域の皆様、どうか今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。(よ) 『避難訓練 避難した後には…』
本日1限目に、避難訓練をおこないました。第2理科室からの出火という想定で、校舎からグラウンドへの待避をおこないました。おしなべて良好ではあったと思いますが、緊張感には少し欠ける点があったかもしれません。今後の課題です。
不幸にして、いざ大規模災害(地震等)が起これば、生徒諸君は単に被災者という立場にはとどまらないことが予想されます。当然のことながら、学校は広域避難場所となり、彼らは被災者の皆さんにとっての心強い「サポーター」になると考えられます。4年前に起こった「東日本大震災」からも分かるように、若い彼らには過酷かもしれませんが、お年寄りや小さなお子さんなど、弱い立場の人々に対して「手をさしのべる力」が必要となってきます。 中学生に対する「避難訓練」の有り様についても、今一度考えてみる時期に来ているのかもしれません。「自分で自分の身を守る」ことから、さらに「身の回りの人を守る」ステージに彼らを引き上げていく実践が、日々の教育活動の中に盛り込まれるようになればすばらしいと思います。 本当の人間の価値は、 すべてがうまくいって満足しているときではなく、 試練に立ち向かい、困難と闘っているときにわかる。 アメリカの著名な人権活動家、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の言葉です。無論、災害が起きないことが一番良いと思います。しかし、その場になったときにどのような行動をとるのか、「大枝生」としての彼らに期待しています! 『PTAオール委員会に寄せて』
本日、午前10時より本校において、標記PTAの集まりが持たれました。
大変申し訳なかったのですが、私は午前中に出張があり出席できず、午後からの本部役員の方々とのミーティングに参加いたしました。 平日の大変お忙しい時間帯にもかかわらず、子どもたちのために学校に足を運んでいただくことに恐縮しています。それだけに、できる限り保護者の皆様のお話をお伺いして、少しでも「学校」という存在を身近なものとして感じていただけるよう、努力していきたいと考えています。今日は、そのあたりをお話ししたつもりです。また、そうした機会をどれだけ作っていけるかがポイントのようにも思います。 よく「開かれた学校」ということが言われますが、昨今の社会状況の中では「セキュリティ対策」も怠ることが出来ません。なんとも悩ましいことですが、地域社会の中で支えていただいている学校としては、何を、どこまでオープンにしていくかを、常に考えていくことが求められています。生徒諸君の個人情報は守りつつも、その活動や成果に対してみんなで「褒め称える」ことなどもその一つですね。 ただ、確かに言えることは、学校にとって保護者の皆様は「第三者」ではなく、とても大切な「関係者」、いわゆるステークホルダー(理解者・協力者)であるという点です。もちろん、保護者の皆さんはご自分のお子たちを通じて学校と「つながって」はいらっしゃるのですが、そのお子たちがご卒業された後も、地域の方として支援していただく「関係性」を築いていくことができれば、とてもすばらしいことではないでしょうか。 PTAはとは、Parent-Teacher Association、つまり保護者と教職員によって構成された教育関係団体のことです。そのことを私たち教職員が、しっかりと自覚しながら保護者の皆さんと「協働」していき、子どもたちにとって「よい学校」を作り上げていきたいと願っています。どうかよろしくお願いします。(よ) 『修学旅行を終えて…』
昨日、3年生諸君と沖縄から帰ってきました。私なりに、今感じていることを少し述べたいと思います。
まず、「自然の力」に対する畏怖の念です。ネパールでの地震による新たな被害、岩手県での地震なども併せて、人智を越えた自然の営みの前では、如何に人間が無力な存在かと言うことを改めて実感しました。 今回台風6号に遭遇し、私たち教職員は何よりも生徒たち全員を無事にご家庭まで送り返すことに、全力を注いだつもりです。それでも、私たちの出来ることにはやはり限りがありました。幸いなことに、何とかほぼ予定の行程を終え、スケジュールに近い時間帯に帰京することが出来たとはいえ、それは紙一重であったと感じています。 その中で、旅行会社の添乗員の方々を始め、宿舎のスタッフの皆様、民泊先の方々、多くの皆様に心から感謝をしています。子どもたちのために「最善を尽くし」ていただきました。限りある時間の中で、必要な物資や施設を提供していただき、また細やかな心遣いもいただきました。これも今回の旅行で得た「貴重な経験」でした。 子どもたちは間違いなく「成長した」と感じています。個々の差は多少あるかもしれませんが、身体で感じて、心で学んだはずです。大切なのは明日からの学校生活、さらに家庭生活で、その経験がどのように「活かされて」くるかだと考えます。 そのためには、もう一歩踏み込み、彼らを「大人扱い」していくことが求められているように考えます。突き放すのでもなく、かといって過保護、過干渉に陥るのでもなく、3年生諸君を「一人の大人」として見ていく「心構え」を私たち大人が持たなければ、今後の「飛躍」が望めません。本当に楽しみです。 最後に、今回の旅行には残念ながら全員が参加できたわけではありません。来春の卒業に向けて、慌てず急がず、されど歩みを止めることなく、私たち教職員が「すべての生徒」が胸を張って巣立っていけるよう、今回と同様に「最善を尽くす」ことを忘れてはならないと思っています。 保護者の皆様、ご心配であったと思います。しかし子どもたちは、本当によく頑張りました。出発前はちょっと「子ども」だったかもしれませんが、随分「おとな」の顔を見せてくれるようになりました。本当に見違えました。 明日からまたお預かりする中で、生徒諸君の思いを受け取りつつ、社会人として必要な力を身につけるために、しっかり「鍛えていきたい」と思いますので、よろしくお願いします。(よ) |
|