平成27年度京都市立総合支援学校職業学科3校合同研究発表会

２月５日（金）は平成２７年度の研究発表会1日目を行いました。朝から良いお天気でした。北は北海道から南は鹿児島まで遠方からも多数の参加を頂き，参加総数は約８０名になりました。午前中は公開授業，午後の全体会は研究報告，ポスター発表そして青森県教育庁学校教育課特別支援教育推進室指導主事菊地一文氏の講演でした。今年度初めて実施したポスター発表は，全部で9種類のパネルを掲示し，担当教員が発表しました。
菊地先生には本校の授業を参観していただいたのですが，講演の中でおほめの言葉をいただきました。その中でも生活産業科１年生の防災学習について，「共通教科の学習とうまく連動させている。インクルーシブ教育の本質的な視点である，『それぞれの子どもが，授業内容がわかり，実感・達成感を持ちながら，充実した時間を過ごしつつ，生きる力を身につけていけるかどうか』が網羅されている。今まで参観した中でも感動した授業だった。」という過分なお言葉をいただきました。

生徒たちは清掃をし，花を活け，鳴滝の全員でこの日を迎えました。参加して下さった皆様，ありがとうございました。

研究発表会が近づいてきました！

２月５日（金），６日（土）に予定している，平成２７年度の研究発表会が近づいてきました。校内では，その準備で皆忙しそうです。冊子も出来上がりいよいよ当日がそこまで来ているなという雰囲気です。京都市内外から多くの方に参加していただくことになります。午前中は公開授業，午後からは全体会を行います。

テレビ会議システムで授業！！

　小学部，中学部，高等部普通科の子どもたちは，鳴滝総合支援学校本校，宇多野病院内の学習スペース，京都市立病院内の市立病院分教室でそれぞれ学習に取り組んでいます。病気の治療やリハビリをしながら，みんなが前向きに学習しています。
　学習する場所は離れていますが，体育や児童生徒会活動，合同の学活等はテレビ会議システムを使ってお互いの顔を見ながら，声を聞きながら学習します。仲間の顔が見えるとやる気が起こってきます。
　明日の研究発表会では，テレビ会議システムによる授業も公開します。また，ポスター発表でも授業の様子を紹介します。たくさんの方に来ていただけるのを楽しみにしています。

アビリンピックにチャレンジ！

１月３０日（土）に，第１３回アビリンピック京都大会が開催されました。
　アビリンピックは，障害者技能競技大会とも呼ばれ，障害のある人達が，日頃職場などで培った技能を競う大会です。障害のある人達の職業能力の向上を図るとともに，企業や社会一般の人々に，障害のある人達に対する理解と認識を深めてもらい，その雇用の促進を図ることを目的として開催されています。
今年は「ビルクリーニング」「パソコンデータ入力」にチャレンジしました。日頃の学習の成果を発揮しチャレンジしました。緊張するけれど一生懸命に立ち向かったあとの充実感は何物にも代え難いものです。結果は，ビルクリーニングで２年生生徒が「銅賞」を獲得しました。
なお，「ＤＴＰ（デスクトップパブリッシング）」部門で銀賞を獲得したのは，本校高等部普通科を平成２７年３月に卒業した卒業生でした。卒業後も目標を持ち，頑張っている姿は，在校生のよいお手本となってくれることでしょう。
これまで，ご指導をいただきました，京都ビルメンテナンス協会の皆様にお礼を申し上げると共に，当日応援に駆けつけてくださった保護者の皆様や多くの方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。