京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/26
本日:count up3
昨日:101
総数:588583
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
今週は一転して梅雨空。第2回定期テスト、明日で最終日。ラストがんばりましょう。

授業探訪 2年生 技術・家庭科(家庭)

画像1画像2画像3
宗像先生の家庭科の授業を見てきました。
この時間の目標は、【購入プランを立てよう 商品の選択の仕方や情報をどこから得るかを考えて】です。
今回は、日常的な営みである物を買うことについての学習です。初めに前の時間の復習として、「契約」「物資」「サービス」といったちょっと難しい用語を思い出しました。1週間も前に習ったことなのに何人もの生徒が答えていました。
今日の本題への入口として、コンビニでアイスを買うときにどんなことを気にして買っているかと問いかけました。味、値段……。
生徒の関心が今日の目標に向かったところで、この後 4人班で購入プランを立てるときの商品の例を挙げました。洋服、パソコン、テレビから大きい物では車、家まで。班で1つ決めて取り組むのです。
各班には大きな用紙が渡され、その商品を「購入したい理由」「予算」「商品選択のポイント」「商品情報」「購入場所や手段」「支払い方法」といった欄があります。食料品を選んだ班は「国産か」、車の班は「燃費」など、本気で買うみたいに考えていきます。商品情報を得るための資料は、先生が用意したたくさんの新聞広告です。各班で表の欄に書き込んでいくことをとおして、商品購入の際の視点を頭の中で覚醒させていくんですね。
15分ののち、各班の表を黒板に貼って、班代表が教室全体に発表しました。
今日はここまでですが、作成した表を先生がまとめて比較しやすくしたものを、次回の学習で使うとのことです。自分たちが制作したものが次の学習で生かされるということで、班で話し合った甲斐がありましたね。

中学生のうちに自分で購入するものは限られていますが、大人になってからは衣食住すべてにわたって自分で買うことになります。そんなときにこそ、今の家庭科の授業で学んだことを思い出してほしいものです。

授業探訪 3年生 国語科

画像1画像2画像3
石居先生の国語の授業を見てきました。
3年生の2月、この時期は復習や付けてきた力を試す時です。今回は【所見の古文を読み取る】【活用の種類と活用形を見分ける】です。
さすがは3年生。チャイムの前から教室は静かで、礼をして着席した瞬間から勉強を始めています。初めは漢字コーナーです。”漢字ドリル”のようなものを買ってもらってしまうとその時々に先生が必要だと思ったことをやりにくいので、石居先生はマス目ノートを用意してもらうようにしています。今回は「専ら・詐称・該当……」といった漢字の読み書きや注意点、「縛る・薄い・名簿」など関連する漢字や、語句の意味も確かめました。マス目ノートの学習の跡を机の間を歩いて見てもらえ、ハンコを押してもらえます。3年生になっても、いや、何歳になっても誰かに努力を認めてもらえるのはうれしいものですね。
古文の力試しは各自で読み取って問いに答えていくのですが、答え合わせだけでなく、現代語に訳すとともに、例えば「ゐる・給ふ」などの解説が入ります。初めて出会う古文を読み取るときに役立ちますようにとの思いからでしょう。
動詞の活用の種類(五段・上一段……)と活用形(未然・連用……)は、基本的な知識をみんなでもう一度共有してから教科書の問題を解いていきました。答え合わせのとき、答えられそうな生徒を指名するのではなく、列で順番に答えてもらいました。誰もが答えることができました。これが、入学したときからきちんとムラなく学習を積み上げてきた生徒たちの姿です。

この1時間、先生は正確に言葉を選びながら、筋道立てて話をしていました。学校の先生ならそれは当たり前では?と思われるかもしれませんが、誰にとってもこのための努力と良い習慣づくりは欠かせません。私たちも生徒たちも、言葉を大切にして、自分の考え・気持ち・事情を人に伝えたり、仲のいい人だけでなく初めて会う人の考え・気持ち・事情もきちんと受け入れたりできるよう努めてまいりましょう。

授業探訪 7組 理科

画像1画像2画像3
足立先生と中野先生の、7組の理科の授業を見てきました。
この時間の目標は、【身の回りの物は、目に見えない小さなつぶが集まったり組み合わさったりしてできていることを知ろう】です。
前の時間の復習として、いくつかの元素記号を見て、元素名を答えるプリントをしました。
ここまでは元素一つ一つの知識についてだったのですが、次は「カードゲーム」です。
呼び名はカードゲームですが、生徒の手元には、化合物の代表例を、それがどんな元素の組み合わせでできているかを表した資料が置かれており、配られる元素カードを自分で組み合わせていくというものです。
これによって生徒は、元素は1種類で物質をつくるだけでなく、組み合わさって多くの種類の物質をつくることや、組み合わせは自由ではなく決まった組み合わせがあることを実感することができます。
また、先生は「銅」が出てきたところで10円玉を例に挙げて、銅というものの重さ・色・や触った感じを思い起こさせ、抽象的な元素名と、実際の物とを結びつけて話していました。
覚える元素の数や化合物の種類、化学式を教わる・教わらないといった違いが1〜5組の理科とは異なりますが、身の回りやこの宇宙は原子という粒子から出来ていると見なす考え方は同じく学ぶのです。
このように学びの多いカードゲームですが、やはりゲームの側面もあるので最後は点数計算です。できた化合物によって得点がちがうので、小学校からやってきた算数・数学の力を活用して、間違わないように算出します。
7組も他の組と同じように、元素カードを組み合わせるときに手元の資料を読み取ったり計算したりと、社会生活に必要な力を付けているんですね。

授業探訪 2年生 保健体育科(体育)

画像1画像2画像3
濱野先生の保健体育(体育)の授業を見てきました。
この時間の目標は、【シュートを打つためにどう動くか考える】です。

チャイムが鳴る前から生徒は集合し、腕立て伏せなどを始めていました。
それから一旦集合し、この時間のおおまかな流れが知らされました。指示を聞くと生徒は飛び跳ねるようにボール籠に向かい、パス、ワンバウンドパス、シュートなどハンドボールの基本的な技能の練習を始めました。たいへん盛んに動いている。この間 絶えず先生のアドバイスの声が響いていました。
ここでもう一度集合し、この時間の目標が伝えられました。そして、班ごとに輪になって「3分間ミーティング」をもち、シュートを打つためにどう動くかの話し合いです。考えているときの生徒の声はあまりにぎやかにはならないもの。このミーティングもみんな抑えた声で話していて、ねらいのはっきりした言語活動になっていると感じられました。
それからいよいよ試合形式での活動です。自分たちで考えたことを実現しようと各班チャレンジします。生徒の動きも活発ですが、先生も自ら審判をしながら「動いて動いて!」「(味方を)呼ぶ!」とアドバイス。時には反則をとって生徒が過度にエキサイトしないよう配慮しています。守る・攻めるが3往復したら交替することとし、待ち時間が長くなりすぎないように工夫されています。試合から戻った生徒は誰もが息がはずんでいる。また、コートの外にいるときも話し合ったことを修正する話し合いをしたり、他班の動きを注意深く見ていました。
約20分間の試合時間が過ぎ、最後の集合です。班ごとに考えた「シュートを打つためにどう動くか」に照らしてこの授業を振り返りました。

ハンドボールは濱野先生の専門で、部活動の顧問でもありますが、授業では専門性を生かしつつ、運動が得意な生徒も苦手な生徒もこの競技のおもしろさを実感し、積極的にたくさん運動し、充実感をもてるように説明や声かけをしているようでした。

久御山マラソン大会

昨日の久御山マラソン大会で、中学生3キロメートルの部でW.M.君が9分06秒にて1位、A.S.君が9分54秒にて8位、中高生5キロメートルの部でK.K.君が16分25秒にて2位という成績を収めました。
日々の努力と当日の健闘を讃えます。
※写真の掲載は控えています。
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          
京都市立深草中学校
〒612-0876
京都市伏見区深草西伊達町1-4
TEL:075-641-6522
FAX:075-641-6813
E-mail: fukakusa-c@edu.city.kyoto.jp