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最新更新日:2025/06/25 |
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明治時代の人々 6年生
明治時代,和歌山県串本町に,トルコの船が座礁して遭難した人々がいました。嵐の中,串本の人々はトルコの人々を命がけで助けました。それ以来,トルコと日本との友情が続いています。それは,その時,その人々には当然のことをしたのかもしれませんが,国際社会においては,感動のドラマとして映ったのでした。
同じ和歌山県沖で,時は違いますが,ノルマントン号事件が起きました。 当時,産業革命で,蒸気機関の発明と同時に機会文明が大きく発達し,また,通信・運搬・大量生産ができるようになってきたアメリカ・ヨーロッパの国々でしたが,日本はまだ江戸時代でした。ペリーの乗る黒船が突然,下田沖に現れたときは,それは驚いたことでしょう。 日本人は,それらの国の人々と仲よくつきあい,国と国とが対等な立場になることを強く望んだのでした。そして,それを実現するために日本人は一生懸命,勉強し,働きました。 教室では画面に映像が流れていきます。映像はすごい力を持っています。リアルにそのときの状況を映し出し解説してくれます。 子どもたちは,その映像を見て,A4用紙にまとめていきました。 ![]() ![]() ![]() 順々に調べて 5年生
ちょっとした時間の合間に五色百人一首に夢中になっていました。
ひとりの子が,みんなの前で歌を詠んでいました。上の句を読むと,下の句を読む前にさっと札を取っている子がいました。 5時間目の算数の時間では,伴って変わる2つの量の関係に関心をもち,変化や対応のきまりを調べる学習です。表にあらわしたり,式に表したりしてみます。 「関心をもつ」というのが『ねらい』にあるように子どもたちは関心をもって取り組んでいました。 興味・関心は学習にとって最強のパートナーです。 興味・関心をもって問題をみると,問題の方から口がないのに答えのヒントをささやいてくれているときがあります。 ![]() ![]() ![]() 小さなクリスマスツリー 2組
先生といっしょにまつぼっくりのクリスマスツリーを作りました。まつぼっくりは松の木の種が詰まって並んでいます。それをさかさまにして,ちょうどモミの木に見立てて緑の絵の具を塗りました。そして,スパンコールを一つ一つ接着剤で付けていき,最後に綿で雪を作りました。
![]() ![]() ささやかにお楽しみ会 3年生
長期休業に入る前に,これまで学習したり行事に取り組んできたことを心身で振り返り,お楽しみ会をする学級も多いです。学活の時間を使って,それぞれ考えてきたことを披露していました。楽しそうに自分たちの出し物を演じる子どもたちの表情は,天真爛漫です。もうじき冬休みですね。ある先生が「この間,夏休みが終わったと思ったらもう冬休み。早かったですね」と,感想を述べていました。
![]() ![]() しめ縄の飾りつけ 12月16日
2組の先生が,家の裏山からナンテン,つばきの葉,松の枝を採ってきて,かざりを作ってきて,5年生の子どもたちに本格的にしめ縄の飾りつけを指導していました。
休み時間に一生懸命,しめ縄の飾りひもを組んでいる子がいました。 ![]() 文字の中心 2年生
書写で,教科書の手本を見て書き写していきます。教科書の手本は,文字の大きさや形のバランスがよいので美しい字です。美しい字には中心となる線が通っています。通っているといってもそれは目には見えません。目に見えないから見当をつけます。教科書とノートのマス目を見比べて見当をつけます。
見当をつけるときに姿勢が歪んでいるとうまく見当をつけることができません。ピント【焦点】が合わないのです。ピントが合わないからそのまま書いていくと字の列が歪んできたりします。だから,姿勢はとても大事です。 そして,ゆっくり書いていきます。ゆっくり書くのは,あわてないためです。 しっかり書いていましたね。姿勢と表情見ていたらわかるよ。 ![]() ![]() ![]() 4年生の調べ学習 琵琶湖疏水
4年生が社会科で学習している琵琶湖疏水は日本でも有名な事業で,明治に入って天皇陛下が東京へ遷られ,首都(日本の中心都市)が東京へ移ることになりました。それで政府も東京へ行き,大きな会社の本社なども東京へ行ってしまい,商売をする人も東京へ行き,京都に昔から住んでいる人たちにとってはとても大きなショックだったのです。
何とか京都を復興させるために明治の北垣国道京都府知事が周知を集め提案したのが琵琶湖疏水計画でした。琵琶湖疏水はもともと飲料よりも運河として力を入れるためでした。 京都の人にとって飲料は,京都市内の地下においしい水が流れていて人々は井戸やポンプでくみ上げて生活飲料としていたのです。けれども,京都は三方が山に囲まれていて,滋賀県や福井県との産業の流通は当時困難でした。車も電車もないのですから。だから,琵琶湖から京都への運河が開かれると,滋賀県や福井県など日本海側の産業と船で流通することができます。そうすると産業が再び盛んになるだろうと考えたのです。岡崎にあるインクラインもその名残です。ちなみに京福電鉄というのがありますが,京福の京は京都の意味ですが,福は福井の意味です。そのことからも京都の産業が福井県と深く関わってきたことがわかりますね。 教科書から当時の人々の苦労を読み取るのはなかなか難しいです。資料や地図を見て,考えを出し合い,人々の足跡を追う子どもたちです。疏水に関心を持っている子が図書室で琵琶湖疏水についての本を調べているようで,しっかり意見を出していました。調べることの一番大事なことは読むことだよ。書くことはその次です。社会科では教科書だけではわからないことがあります。図書室で探してきた本などを資料として読むといっそうよくわかりますよ。 一人の子のノートに表が書かれてそこに文章を整理して書こうとしていました。ところが,フリーハンドだったので,表が歪んでいました。 「定規で線を引いた方がいいな」と,小さな声で,注意すると,その男の子は「はい」と言って,すぐに,線を消していき,もう一度,定規で書きなおしていきました。 「はい」と言ってすぐに行動したことに「すてきだなあ」と感じました。小さなことで感動することがあるのですね。 ![]() ![]() ![]() ものとひとのかず 1年生
異なる種類の数をかぞえたり順番をかぞえたりすることが学習の一つです。子どもたちのノートを見ると,一生懸命書いているなと思うノートもあれば,ていねいに書いているノートもあります。すごくしっかり書いていました。
ものが一つのとき人のかずはいくつ? 次は何番目? というような問題は,高学年での数量関係,比例,順列などの学習につながっていきます。 いっぱい頭を使っていきましょう。 ![]() ![]() ものの体積と重さ 3年生
「体積」の概念から学ぶ子どもたちです。大人だったら常識かもしれませんが,その常識づくりから始まるのが小学校の学習です。でも,それが大切なんです。
「同じかさ,体積のものが4つあります。」 「一つは木。もう一つのこれはアルミニウムという金属です。これは鉄。そしてこれはプラスチック。さて,重さは同じでしょうか,それとも違うでしょうか?その理由も考えましょう。」 予想の段階で,子どもたちは3年生らしく,自分の考えをそのままストレートに出していきます。 「しゅるいが違うから重さも違うと思います」 「わたしも違うと思います。わけは,さっき先生が持っている時,長く持っているものとすぐにもとに戻したのがあったからすぐに戻したのは重かったからだと思います」 そんな考えを言う子もおりました。 「先生のことをよく見ているんだね」と,先生にほめてもらっていました。 「先生,鉄っていったい何でできているんですか?」 「鉄って…,鉄でできているんです。鉄はものづくりのもととなる物です」 子どもたちの質問は新鮮で,常識の型にはめては答えられないものがあります。 もう子どもたちは一刻もはやく自分たちで4つの物の重さを知りたくてうずうずしていました。 今日の学習のねらいは,「同じ体積でちがう種類のものの重さはどうだろう」です。 「予想は今立てたので次に実験方法を考えます。どのようにしたら違うかどうかがわかるでしょう。」 「はい,はかる」 「単語一語で答えないできちんと文にして答えましょう」 「はい,はかりではかります」 「はい,はかりでそれを一つずつはかります」 どんな場合も正しく伝えるように言い方ひとつひとつ気をつけながら授業が進んでいきました。 ![]() ![]() ![]() わらをよってしめ縄づくり 5年生
わらを撚って,しめ縄づくりを始めました。米作りからはじめてしめ縄づくりで農家の人々の一年が終わるのかなあと思うと,本当に米作りは生活に密着していて,自然ととなりどうしの仕事ですね。
しめ縄づくりをするというので,おばあちゃんから撚り方を教えてもらってきた子もいました。昔,高雄に保育園があり,小さな子供たちがわらじをくつ替わりに履いて保育園に通ったとも聞きました。だからおばあちゃんからしめ縄づくりを教わるというのも,まだ高雄ではできそうです。 5年生の子どもたちは旧図書室に入って,わら打ち,はかまはずし,撚るという慣れない作業に悪戦苦闘していました。ところが一人一個なのに,もくもくと三つも作っている子もいました。手作業というのは,何かしら楽しいんですね。 ![]() ![]() ![]() |
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