今週明けの7日に、外部から講師に来ていただき、ケイタイ教室を実施しました。
昨今、全国的にもLINE等のSNSを利用した生徒間トラブルが増えており、それがいじめにつながるなど問題となっています。本校でもLINEを使って生徒同士がやりとりをする中で、個人情報を載せたり、仲間はずれや悪口を書いたり、本意が伝わらず誤解が生じたりとトラブルが起こることもしばしばあり、事あるごとに指導をしてきました。
ネット社会の中で生活している私たちが、ケイタイやスマホ、パソコンといったネット社会と繋がるための機器を使う中で、上に書いたようなトラブル等を起こしたり、巻き込まれたりしないためにも、それらの機器を正しく利用・活用するための知識を学ぶことはとても大切で、そんなこともあり、本校ではここ数年、毎年1年生を対象にこの取組を行っています。以下に、今回学習した内容をまとめておきます。
<学習内容> 3つの事例より
1.ネットでのやりとりで誤解が生じたり、悪口を書いたり、挙げ句の
果てには仲間はずれにしたりする。
2.SNSにおもしろ半分で不適切な写真(店の冷蔵庫に入ってピース)
を投稿する。
3.SNSに自分の個人情報や写真を載せたことで、ネット上の見知ら
ぬ相手とつながってしまった。
↓
◆顔の表情が見えない“文字コミュニケーション”は難しい。文字だけ
では伝わらないもの(気持ち等)がある。
→トラブルならないためには、
「直接会って、顔を見て話すことが大事!」
◆インターネットの世界
・載せた情報はネット上をどんどん広がり、消せない。(一生残る)
・誰がやったのか、載せたのかがすぐわかる。
・世界中の人がその情報を見ている。
→余計な情報はアップしない。(自分の情報も他人の情報も個人情報
はアップしない。これなら大丈夫、これなら安全というものだけを
掲載する)
また、投稿する前に載せてよいのかをよく考える。
◆もしトラブルに巻き込まれたら
・証拠を残す。(来たメールの保存、スクリーンショットの活用)
・一人で抱え込まず、保護者や先生たち大人にすぐに相談する。
・警察や他の公的機関等の相談ダイヤルを活用する。
まとめ:正しい知識で危険を予知できる力をつけるとともに、ケータイ
やスマホを賢く使いこなそう!
以上のようなお話でしたが、生徒たちは、今回の話題が身近で起こり得る内容だったこともあり、とても熱心に聞いていました。
お世話になった講師の先生、わかりやすくお話しいただきありがとうございました。