京都市立学校・幼稚園
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京大サマースクールに66名が参加しました!

 8月20日(木)に「暑い夏の1日、京大生になろう!」と題されて京都大学サマースクール2015が開催されました。これは、京都大学が、連携協定を締結した連携指定校の高校生を対象に行われたもので、高大連携事業のひとつです。全国から1800名が参加、堀川高校からは、1年生が34名、2年生が32名参加いたしました。

 当日は、まず13時から約1時間、希望者による京大生との「座談会」が行われました。学部ごとの12の会場はどこも満員で大学での学校生活の説明に高校生から質問が熱心に出ていました。
 15時から16時30分までが「模擬授業」。各会場で開講されました。生徒たちは、「iPS細胞を用いた神経難病への挑戦」「脳とこころの研究最前線」「宇宙から見る自然災害」「結び目の数学」などの、京大の先生方が担当される興味深い23のテーマから、各自の希望の講座に参加しました。

 模擬授業で「古代中国の犯罪と刑罰」の講座に参加した堀高生の感想を紹介します。
「中国にとって刑罰の存在意義が、性善説でも性悪説でもなく、国家の秩序を守るためだということがわかりました。西洋と中国は同じような封建制度があったにもかかわらず刑罰に価値観の違いがでてきたのはなぜか、調べてみたいと思いました。」
 
 この日、参加した生徒たちは研究の最先端に触れることで、それぞれの探究心や知的好奇心が大きく膨らんだことでしょう。秋からの探究への取組に期待が持てます。


写真:模擬授業が始まります。時計台の前でワクワクそわそわ。
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女子バスケット部 市高大会第3位!!

 女子バスケットボール部が、京都市立大会で、第3位に入賞しました。

 以下、キャプテンと副キャプテンの言葉です。
 初戦は硬さがみられ自分たちの良いところが出せませんでしたが、試合を重ねるごとに夏休みの練習の成果を出すことができ、3位になることができました。
 新チームで初めて臨んだ大会で、賞状をもらうことができてとてもうれしかったです。課題もたくさん見つかったので、さらに練習を頑張りたいと思います。
 この夏、合同練習や練習試合でお世話になった先生やチームに感謝し、ウインターカップ予選ではさらに成長した姿が見せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!!

 キャプテン 飯山 
 副キャプテン 白井

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陸上競技部全国インターハイ出場報告

 7月末〜8月初旬にかけて開催された、全国インターハイ和歌山大会に、本校陸上競技部3年浅野眞代が5000m競歩に出場しました。
 7月29日(水)に行われた予選では、見事、組2着で決勝進出。堀川高校からは二年ぶりの全国インターハイ出場・全国の舞台での決勝進出となりました。
 翌7月30日(木)に行われた決勝では、全国の並み居る強豪校・選手と互角に渡り合い3着でゴールするも、惜しくも警告カードが3枚出て失格という結果に終わりました。
 残念ながら入賞達成とはなりませんでしたが、日本一を達成するために最後まで攻めの姿勢で闘い抜く、立派な競技ぶりでした。

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平成27年度 SSH生徒研究発表会

〇はじめに
全国SSH校の生徒が年に1度,日頃の研究成果を競うSSH生徒研究発表会(8/5-6,インテックス大阪)に,今年も本校自然科学部の2年生3名が参加してきました。今年は例年の開催地(横浜)から離れ,大阪での開催でした。
●1日目(8/4)
発表会前日を準備日として,8/4午後からの出発となりました。大阪は近いとはいえ,普段の生活の場から離れ2泊3日での研究発表会です。この日は下見・ポスター掲示などの準備を整え,他校生徒の熱気を感じつつ,会場を後にしました。
今年本校から選ばれた研究は宇宙に関するものです。タイトルは「太陽風が小惑星の宇宙風化に及ぼす影響」。参加した3人の生徒は自然科学部員として1年生より,さまざまな科学に対する興味を培ってきましたが,このテーマは1人の生徒が個人研究として,探究を深めた内容です。その日の夜は宿泊先の大阪市内のビジネスホテルで3人全員が納得いくまで発表の練習をしました。
●2日目(8/5)
いよいよSSH生徒研究発表会の開幕です。9:00より全体会でのあいさつの後,東京理科大学の藤嶋学長から「研究は楽しい!先人の科学者に学びつつ,身の回りの現象をヒントに新しい科学を作っていこう」と題する講演があり,自然を素直に感じとる科学者の感受性がいかに大切か,ファラデーなどを例に紹介されました。全員,理系を志すものとして,初心に帰りつつ深く感じ入りました。
10:30より,いよいよポスター発表の審査が始まりました。今回の研究は,数か月前より,探究基礎の授業や部活の時間を利用して,構想し,計画を立ててきましたが,梅雨の期間は実際の天体観測ができず,じれったい思いをしました。7月に入り,京都大学宇宙物理学教室の学生さんの協力もあり,ようやく研究が仕上がりました。この間,思うようにデータが取れなかったり,取れてもデータの解釈に苦闘をしたり,悲喜こもごもの研究生活を送ってきました。学校に宿泊して観測したことも2度ありました。その思いを十分にぶつけるつもりで,3人で気迫のこもった力強いポスター発表を行いました。
 午後からの発表は,一般参加者に向けたもので,堀川高校から日帰りの貸切バスで発表会に参加した仲間たち(生徒35名,教員13名)とともに,できるだけ多くの聴衆に聞いてもらえるように努力しました。
●3日目(8/6)
発表会の最終日は,代表校の口頭発表とポスター発表,表彰式がありました。発表当番年度校から選抜された代表校5校の発表はそれなりに優れ,興味深いものでありました。特に文部科学大臣賞を受けた熊本の宇土中・高校の発表は凸レンズの「副実像」という,写真やレンズという身近なものの中にありながら,誰もが見過ごしていた不思議な現象について数理的に解き明かす,優れたものでした。
本校のポスター発表は入賞には至りませんでしたが,取得したデータの解釈を何度も練り直し,最終的には「S型小惑星は,風化する前は青かった」という,ちょっと大胆な仮説を導きました。(詳しくお知りになりたい方は,堀川高校の文化祭9/5・6で自然科学部の会場にお越しください。)
生徒たちはこの研究で,未知の宇宙の一端にチャレンジする醍醐味を味わったことと思います。それを部活のみんなや,参加した生徒たちと共有できたことにも大きな意味があったと考えています。ご協力いただいた皆様,本当にありがとうございました。
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レスターレポートNo.13 お帰りなさい!それぞれの笑顔から充実した様子があふれています

 2週間にわたるグローバルリーダー育成研修も無事終了し,予定通り8月9日(日)朝,全員元気に関空に到着しました。

 関空での解散式のときには,各グループリーダーからこの2週間を振り返ってのまとめの言葉がありました。

 1人1人の言葉から非常に中身が濃かったことが伺われたと同時に学校を超えて生徒たちが本当に仲良くなった姿も印象的で,普段は知り合うことのない市立高校の他の学校の生徒たちとこのように経験を共有することの素晴らしさを見た思いでした。

 グローバルリーダーとして今後活躍していくために,「多様性」と「主体性」をキーワードに,とにかく多くのことを経験してほしいという思いで,今回はかなり内容の濃い研修スケジュールとなっていましたが,誰一人くじけず,最後までやりきり,皆晴れ晴れとした笑顔でした。

 皆さま,いろいろとありがとうございました。

写真上:帰国途中でのシンガポールで
写真中:シンガポール観光(マーライオン)
写真下:最後に関空で集合写真

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レスターレポートNo.12 本日卒業式!Hug、スピーチ、千羽鶴と歌で心から感謝

8月6日(木)
 朝から最終テストを受け、最初のテストからどのくらい伸びたかを計りました。その後、イギリスについてのクイズ大会では、イギリス王室の話題から地理、スポーツに至るまで様々な難問が出題されましたが、今までのエクスカージョンで学んだ知識を生かしながら、健闘を見せました。

 午後は最後のアクティビティー。体育館でのドッチボールの後、いつもアクティビティーをしている、リスの住む自然にあふれた広場に戻り、日本の「ケイドロ」を行いました。ルールをアクティビティーリーダーに英語で説明し、上手く伝わったようで、楽しそうに走り回り、最後のアクティビティーを満喫しました。

 夜は2回目のプレゼンテーションを行いました。この研修で学んだことの中から、各グループでテーマを選び、研究したことを英語で発表しました。各グループのテーマは以下の通りです。

Group A The best excursion to London
Group B Food in Britain and Japan
Group C The difference of P.E.
Group D Subway in Kyoto and tube
Group E Studying English with non native speakers
Group F Physical contact

イギリスやイタリアと日本の文化、習慣の相違などの比較文化論、ロンドンを題材にしたものなど、どれも興味深いテーマを設定し、内容もおもしろく、パワーポイントの写真やアイコンタクト、ゼスチャーなども非常に効果的に使えており、本研修の成果が見られました。

 事前研修からプレゼンテーションの練習に取り組んできましたが、その集大成とも言える出来だったのではないでしょうか。こちらの先生方にもお褒めの言葉をいただきました。

 その後会場を変え、卒業式が行われました。一人一人の名前が呼ばれ、先生方からの授業とアクティビティーへの取り組みへの評価とメッセージが書かれた証書をいただき、握手とhugで先生方、スタッフに感謝と喜びを伝えました。

こちらからの感謝の意として、堀川高校の櫻井さんがスピーチをし、皆で折った千羽鶴を渡し、お別れに、日本でも馴染み深いスコットランドの国民的詩人、ロバートバーンズが改作したスコットランド民謡「蛍の光」を日本語で歌いました。

 とても親しみやすく、明るく、丁寧に優しく接していただき、この2週間朝から眠りにつくまで毎日私たちのことを気にかけて下さったスタッフの皆さんと、様々な相違を超えて心を通わせた、心暖まるひとときが過ごせました。

 この学校の先生方やスタッフの皆さんの言動には、リーダーとして必要な資質がたくさん含まれており、日々触れ合う度にそれを感じ、学び取ってくれたことと思います。

 グローバルリーダーとは、出会った人に敬意を払い、今自分が出来る最大限のことを、愛をもって行うことだ、とこの学校での生活を通して知ってくれたことでしょう。


 いよいよ明日は最終日です。午前中の授業を終えた後、2週間過ごしたレスター大学を
後にします。


写真上:卒業証書授与式
写真中:先生とスタッフに千羽鶴を渡す様子
写真下:卒業式後皆で

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第2回探究道場「本当の姿が見えていますか?」が実施されました

 堀川高校では,年4回スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の成果を生かした「探究道場」を中学生対象に行っています。
 本年度2回目の今回は7月18日,「本当の姿が見えていますか?」をテーマに行いました。活動の目的は新たな「錯視」の作成。「錯視(さくし)」とは自分の目で見ている情報が,脳の中で正しく認識されていない状態のことをいいます。まず,師範から典型的な「錯視」の紹介を受けた後,各グループにプリントで配られた数種類の「錯視」の中から,どういう場合に錯視が生じるのか,仮説を立てて,その決まりを見つけ出す活動を行いました。
 ここで重要なのは,自分でも例にならって「錯視」を描いてみることです。各自が「錯視」を描くことで,立てた仮説が正しいかどうかの検証を行います。手を動かすことで決まりを絞り込んでいくことができます。これは自然科学ではとても大事な活動で,中間発表では各グループが見つけた決まりに関する情報を交流し,後半の活動に活かしました。
後半の活動のテーマは「先に見つけた決まりに従った錯視をつくる,但し,プリントにある錯視と似ていないもの」。最後に行うコンテストに向けた「錯視」の作成を行いました。
 各自が各グループの発表を参考にしながら,「錯視」の見える図を作成します。作成した図はさらにグループ内で見せ合うことで探究を深めつつ,グループで一つを選び,その図に名をつけました。
 最後にいよいよ,各グループの代表が作った「錯視」とその特徴を発表しました。
各グループの活動では
・遠近法を意識したもの・動的な効果を狙ったもの・明暗だけでなく色の違いによるものなどの決まりが見つかりました。どうやら「錯視」は一つの決まりだけでできるものではなさそうです。グル―プが互いに投票して選んだ優秀な「錯視」は,多くの工夫がなされており,発表時には,参加者から大きな歓声が起こりました。
 師範によるまとめでは,壁のでっぱりや壁の引っ込みが見える風景を提示され,中学生の気づきを促しました。参加者のアンケートでは「いままでは面白がるだけだった錯視の原理を本気で考えた。」「常識を疑うことの大切さがわかった」「完全な答えがないことを考えることがこんなに楽しいとは知らなかった」など,まさに探究活動そのものを楽しんでくれていることがわかりました。
 次回の探究道場(10/24)においては身近なところにある数学(数字)がテーマです。

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レスターレポートNo.11 明日の課題研究の原稿が完成!

8月5日(水)
 午前中は通常授業があり、食べ物にまつわるイディオムや調理法の表現などを学習しました。その他には仮定法や直接法など条件節の練習をしましたが、1時間目に講義形式の授業、2時間目に学んだ表現を使ってクリエイティブな発表活動をするプログラムになっています。本日の発表活動はグループごとに独自の国を作り、国歌や硬貨、国旗、国についての基本情報を発表するという内容でした。

 午後からウォリック城へエクスカーションへ行きました。中世の城を利用したテーマパークのようになっており、城壁を歩いたり、当時の様子のわかる展示や、ショーを見ることができました。

 レスターに戻ったあとは翌日6日に発表する課題研究について原稿の完成、プレゼン練習のために時間を割きました。プレゼン実施部屋の手配、機材の確認などは生徒たちがすることになっており、練習や相談も各グループの自主性に任せています。一つ目のプレゼンを終え、オクスフォードでプレゼンのテクニックについて講義を受けた彼ら。この研修の成果の一端を明日見られることを楽しみにしていいます。


写真上: 午前中の英語授業風景 その1
写真中:午前中英語授業風景 その2
写真下:ウォリック城


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レスターレポートNo.10 オックスフォードへエクスカーション!

8月4日(火)
 研修も終盤にさしかかりました。朝から晴天に恵まれ、早朝から意気揚々とオックスフォードへのエクスカージョンに向かいました。

 現地でオックスフォード出身の4名のスタッフと合流し、まずは街を案内していただきました。先週のケンブリッジに続き、世界的に有名な、歴史のある大学が立ち並ぶ街並みの中には、『不思議の国のアリス』の筆者ルイス・キャロルに関する話や、C.S.Lewisが『ナルニア国物語』を書く土壌となった場所、また学生たちの闘争の歴史、や建物の由来など様々なエピソードが隠されており、一時間じっくりとお話を聞きながら散策したことで、それらを身近に感じることが出来ました。

 午後はタウンホールの一室をお借りして、引き続き4名のスタッフから「説得力のあるスピーチについて」講演をしていただき、スピーチに必要な7つの修辞技法を、有名な小説や聖書からの引用、オバマ大統領の"Yes, we can speech"を例に挙げながら分かりやすく教えていただきました。

 専門用語が並び、話すスピードも速かったのですが、皆内容をよく理解し、質問に積極的に答える姿も見られ、この取り組みに対する並ならぬ意欲と、本研修の成果が感じられました。

 この講義を元に、生徒も技法を取り入れたスピーチを作成し、皆の前で披露しました。学んだことが非常によく生かされ、説得力があり、笑いも誘う素晴らしいスピーチに大拍手がおこり、スタッフの方々からもお褒めの言葉をいただきました。

 その後、4つのグループに分かれ、大学生活について話し合いました。皆熱心に聞き、質問し、たくさんのことを教わり、非常に有意義な時間が持てました。

 今日のプログラムを通して、目指しているゴールがいかに大きく、世界はいかに広いか、を感じ、多角的にものごとを考えることの重要性をますます認識してくれたことと思います。本研修のテーマの一つである多様性を、オックスフォードという地で実感出来たこと、またこの地で自分の英語力を試せたことも大きな自信に繋がり、一生忘れ得ぬ経験になったことでしょう。

 一つ一つのプログラムや授業、人との出会い、別れ、一瞬一瞬を全て大切にし、残り少なくなったレスターでの日々を充実させてくれることを願っています。


写真上:オックスフォードの街を散策
写真中:タウンホールでの講義と発表
写真下:タウンホールでのディスカッション


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レスターレポートNo.9 研修がまた始まりました!

8月3日(月)
 今日から日本人のみの英語授業ですが、グループで相談する時も英語を使いながら、クリエイティブなコミックストーリーを作成し、発表することができていました。

 日曜日は見聞を広めることができましたが、英語を使う機会が少なかったため、残された授業や生活でできるだけ英語を使いたいと思っている生徒が多いようです。

 午後はアクティビティで体を少し動かしたあと、8月6日の課題研究発表に向けて班ごとで相談し準備を進めました。

 イブニングアクティビティでは色画用紙やポリ袋を使ってグループごとに衣装を作り、ファッションショーを行いました。皆個性的で凝った作品が仕上がり、しばし撮影会に。

 語学学校側主催のイブニングアクティビティとしてはこれが最後ということでアクティビティリーダーたちと記念撮影をする生徒たちもいました。

 ミーティングで各班のテーマを確認したところ、どの班も興味深いものになりそうです。

 限られた時間ではありますが、 引率教員は極力介入せず生徒たち自身でどんなものを作り上げてきてくれるのかを楽しみにしています。


写真上:午前中の英語授業風景 助動詞を使ってクリエイティブに英作している様子
写真中:皆でコミックストーリーを考えている様子
写真下:イブニングアクティビティにてファッションショー



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行事予定
8/24 1・2年全員学習 3年夏季補習
8/25 1・2年全員学習 3年夏季補習 スクールカウンセラー来校日
8/26 1・2年全員学習 3年夏季補習
8/27 平常授業
8/29 PST
京都市立堀川高等学校
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