最新更新日:2024/09/24 | |
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17期生入学式
4月8日(水)10時より17期生入学式を挙行いたしました。
以下,恩田校長の式辞概要です。 学校として,17期生諸君に,三つの約束をいたします。 第1は「学校は学びの場だ」ということです。経験が乏しく,自分が十分ではないということを自覚して,謙虚さを持ってください。アロガントな態度は,学校の多様な学びの機会の存在自体に気付かないことにつながります。本校の「二兎を追う」,とは「日々の学習」と「探究活動」を欠かさずにせよ,ということです。探究活動は,自分の「知りたい」という好奇心に始まり,それを知るため・導くための方法を考え,実際に手と頭を動かし,その答えに近づこうとすることです。「知りたい」ことを知る,という目的に動機づけられて起動する営みです。しかし,何かを「知りたい」と思うためには,まず,そのことの存在を知らねばなりません。あるいは,あることをどのように導くか,ということを考えるときに,別の知識からその方法のヒントがえられなければ,解決の方法さえ思いつかないかもしれません。つまり,よりよい探究活動には,「知りたい」という対象の存在や先人たちがどのような研究によって知識を得てきたかという手法を知ること,すなわち幅広い教養が必要となります。一方,日々の学習は,そんな幅広い教養を身につける営みです。知らないことを知る,知りたかったことが実はこれだったという発見もやはり楽しいことであり,学ぶ楽しさそのものに動機づけられます。しかし,時には,体系化されたことを学ぶ際に,その体系は何のために必要とされたのか,あるいは自分自身がその体系を何のために学ぶのか,という問いに躓くことがあります。この躓きは,探究活動を進める際に,実際に自分が学んだことを活用できたとき,きっと解消します。 約束の第2は「学校は小さな社会だ」でしたね。集団の中で自己を見つめ,他者を理解する場。したがってルールがあり,マナーが必要です。他者の受け止め方への想像力,イマジネーションを磨いてください。堀川高校という小さな社会への参画意識と危機管理の当事者だということです。お客さんではなく,アクターだという自覚ある行動が求められます。君たちがそうある限り,私たちは君たちを大きな子どもではなく,「小さなおとな」として接します。本校では思考を起動するためのコミュニケーション,言語技術を重視しています。言葉は時として凶器となることがあります。言葉を大切にする学校,言葉の通じる学校をつくる過程の中で,信頼される大人になってください。 約束の第3は「学校は楽しいところだ」ということです。しかし,楽しさは待っていて口を開けて与えられるものではありません。挑戦し,失敗し,立ち向かい自ら得るものだ,ということを意識してください。わが国のリーダーにしたたかさがないといわれるのは,若いうちに失敗をしていないからともいえます。失敗を恐れ,言われたことだけ完璧にする優等生で終わらないでください。スキルが優れているから失敗しないということとチャレンジしないから失敗しないことを混同せずに,自ら参画し,参加する姿勢をもちなさい。そうする君たちに対して,私たちは,君たちの個性を尊重し,見張るのではなく見守ります。 わかば湧きたち,燦々と,世界にひろがる。君たちは、「葉(わかば)」です。これからグングン成長するような可能性,緑とエネルギーがあふれているそんな君たちを3年間見守っていきたいと思います。丈夫で,しなやかに成長して天にそびえる規格外の姿に成長していってほしいと願って名づけます。違いがあったとしても,このビックボックスで志を立てて将来の夢を膨らませ,青々と伸び,打たれ強い幹となり,グローバル社会でも自立するチームづくりに参加しようではありませんか。 平成27年4月8日 学校長 恩田徹 写真上:式全体の様子 写真中:恩田校長式辞の様子 写真下:生徒代表宣誓の様子 17期生入学式、式場整いました!
4月8日(水)は堀川高校17期生の入学式です。今日は17期生のために、先輩たちが心を込めて式場を設営しました。
明日は、堀川高校17期生の誕生です!! 海棠桜も満開!!
12期生の卒業記念に植樹した海棠桜(かいどうざくら)も元気に満開になっています。根をしっかりはって存在を示しています。
本校の歴史平成27年度堀川高校学校経営要項16期生、ボストン日本協会特別顧問グリーリー氏と再会
4月2日(木)、16期生海外研修ボストングループリーダーは、京都市との姉妹都市アメリカ・ボストン市の市庁舎訪問を行い、ボストン市長に門川市長からの親書を手渡しました。その際にボストン日本協会特別顧問のピーター・グリーリー氏とも対面しました。そのグリーリー氏が3月末に来日し、2日に門川京都市長に表敬訪問をされました。その場に堀川高校もお招きいただき、一緒にお話をさせていただきました。
門川市長からグリーリー氏へのご挨拶のあと、堀高生を交えて、ボストンや京都のお話、さらに堀高生の進路にかかわる将来の話などにもおよび和やかな歓談となりました。 16期生の海外研修そのものは終わりましたが、研修を通して身につけた探究力を生徒たちは今後の学校生活にいかしていきます。 吹奏楽部定期演奏会 ありがとうございました
3月29日(日)、京都市立京都堀川音楽高校の音楽ホールにて、本校吹奏楽部第6回定期演奏会が行われました。
平成26年度のスローガンは「やる気・元気・根気」。そのスローガンのもとに練習してきた一年間の成果を充分に発表することができました。 プログラムは、 第1部 シンフォニックステージ 第2部 企画ステージ「転校生は突然に〜人魚姫がクラスメイトってアリエル!?〜」 第3部 OB・OG合同ステージ の三部構成で行われました。 多くの方にご来場いただき、楽しんでいただくことができました。 誠にありがとうございました! 吹奏楽部 部長 辰見 悠衣 「花」から「わか葉」へ
新年度を満開の桜で迎えます。もしかしたら、入学式は散ってしまっているのではないかと心配ですが、その後に萌える若葉を迎えます。
堀川高校から次の3つの選択肢をなくしていく所存です。 1.できない 2.知らない 3.わからない これらの答えの原因は、無知なのか、やる気がないのか、考え方が悪いのか、胸に手を当てて考え直し、これらのことを「質問」に変えていく文化を創造していきます。そのための第4期目のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)であり、2年目のSGH(スーパーグローバルハイスクール)だと考えています。 天井なき生徒のモチベーションを刺激し、高度な学習に向かう学びの場を発展させていきます。 学校長 恩田 徹 |
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