先日7月3日の5・6限に、京都市教育委員会生徒指導課より講師をお招きし、1年生を対象とした「非行防止教室」を実施しました。
「非行防止教室」は、少年非行や児童生徒の暴力・いじめ等の問題を抑制・防止するために行うもので、児童生徒の規範意識を育むための重要な役割の一つを担っています。
今回はとくに、“いじめ”と“インターネット”(とくにケータイ・スマートフォン)のことについてお話しいただきました。
その中で、“いじめ”については、「いじめは重大な犯罪である」(どんな理由があっても、いじめてもいい理由にはならない)、「止めることができるのは、皆さん一人一人である」、「勇気・声・行動が大切である」といったお話が、“インターネット”については、「(ラインやツイッター等で掲載した写真等の個人情報は、)インターネットで世界中から見られ、あっという間に広がり、一生データが残る」、「ネットの向こう側の相手は、どんな人かわからない」、「ネットには危険がいっぱい潜んでいる」、「相手の状況を思いやれない不適切な書き込み(いじめにつながる)」などのお話がありました。
結局は、一人一人が心にブレーキをかけること、ルールやマナー、きまりをしっかりと守ることが大切になってきます。
最後のまとめの中で、「お願い」ということで、次の4つのことをおっしゃられ、生徒の皆さんには一つでも多くのことを学んでほしい、身につけてほしいいう言葉で締めくくられました。
1.気づく心を持とう 2.叱ってくれる人を大切にしよう
3.我慢を覚えよう。アカンものはアカン!
4.今しかできないことを頑張ろう
下の写真は、会議室でお話を聞いているときのようすです。