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最新更新日:2025/07/22 |
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『一人ひとりの道』![]() ![]() 3年生校舎の渡り廊下には、上の写真にあるように「進路」関係のパンフレットやポスターが所狭しと掲示されています。本当に近年は「多様な進路選択」が考えられるようになりました。これも日本の社会が成熟したからでしょうか。 それでも、私たち義務教育最後の年に携わる身としては、たくさんの「入り口」はあったとしても「出口」はあまり変わったように感じません。なぜなら一人ひとりの「進路実現」において、それまでに要した時間や結果に差が生じたとしても、目指すところは一つだからです。 それは一言で言えば「自立する力」を身につけることです。社会的にも、経済的にも、周囲の人々に「上手に頼りながら」生きていく力、とでも言えばよいでしょうか。当然のことながら「自立」は「孤立」とは全く違います。 よく「他人に迷惑をかけないように」と言いますが、本当にこのような複雑、かつ多様化した社会で、全く周囲に支援してもらわずに生きていくことが出来るのでしょうか。むしろ、今求められている「コミュニケーション力」、つまり「伝える力」と「受け取る力」がなければ、「生存」はできても「孤立」してしまうように思います。 知識はもちろん大切ですが「3人寄れば文殊の知恵」とも言います。これからの社会において求められる共生して「生きる力」を見据えながら、3年生諸君の「一人ひとりの道」を探る手助けをしていきたいと願っています。 まわりの意見にしたがって、世間の中で生きるのは簡単だ。 自分の考えに基づいて、孤独の中で生きるのも簡単だ。 しかし偉大な人間は、群衆のただ中にありながら、 孤高の精神を完璧な優しさとともにもちつづけている。 アメリカの思想家、ラルフ・ウォルドー・エマーソンの箴言です。(よ) 『外の世界に目を向けると』![]() ![]() 今日は2年生の渡り廊下に目がとまりました。上の写真にあるように「国際理解」のコーナや、「チャレンジ体験」に向けての調べ学習が掲示してありました。昨日の本HPでは、「ニュース」について述べましたが、どちらも「外の世界」に目を向ける大切なきっかけとなります。幼稚園や保育園から小学校、そして中学、高校と、子どもたちの世界はどんどん広がっていきます。将来どの方向に進むにしても、目的地に向かう「道しるべ」(地図)が必要となります。 人生においては、すべてのことを分かって旅立つことは少なく、むしろ手探りなままの「前進」を余儀なくされることも少なくありません。その一歩を踏み出す勇気は、「少年期の経験量」に大きく左右されると思うのですがいかがでしょうか? 人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。 ルネサンス期のイギリスの哲学者、神学者、そして法学者でもあったフランシス・ベーコンの言葉です。一見遠回りのように見えて、実は最も意味深い「人生の道」を生徒諸君には歩んでいって欲しいと思います。(よ) 『ニュースへの関心』![]() ![]() そうした中でも、時間をかけて繰り返し論議を重ね、じっくりと向かい合わなければならない「情報」は確かにあるはずです。生徒諸君には、それをきちんと見分ける力を持って欲しいと思います。廊下の掲示板にあるこのコーナーが、そうした「種」を蒔いてくれています。 ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。 フランスの思想家、ジャン・ジャック・ルソーの名言です。私たち教育に携わるものが、胸に刻む必要がある言葉だと思います。(よ) ※学校だより 7月号を掲載しました。ご覧下さい。 『水泳授業はじまりました』![]() ![]() 西日本、特に九州での大雨が気になります。大きな被害が出ないこと、避難されている多くの方々が無事に帰宅されることを願ってやみません。そうした思いを大切にしつつ、快晴のもと水泳の授業を受けられる生徒諸君は本当に幸せです。 しかし、油断は禁物です。水の事故はいつも思いがけず起こるものです。睡眠時間や食事など、基本的な生活習慣のもと健康管理が出来ていなければ、楽しい水泳もリスクが増します。今朝の職員朝礼でも触れましたが、生徒諸君もわれわれ教職員も、そしてご家庭でもその点に留意していただき、子どもたちの安全・安心を確かなものとしていきたいと思います。よろしくご協力下さい。(よ) 『夏季選手権大会 選手激励会』![]() 生徒会本部の司会で、各部の選手諸君がその場に立ち、夏の大会に向けた意気込みを本部生徒が代読し、全校生徒が激励をしました。 生徒会長のO.M.さんからは「3年生にとっては最後の大会となります。悔いのないように頑張ってください。」とした話があり、いよいよだなあ、という雰囲気が私たちにも伝わってきます。 私からは以下のようなメッセージを送りました。 「とことん勝ちにこだわって欲しい。 しかし、勝ちに心をとらわれてはいけません。」 試合をする以上、はじめから「負けてもよい」では困ります。やる以上は最後の最後まであきらめずに勝ちにこだわるべきです。しかし、最善を尽くして力及ばずの際には、潔く負けを受け入れることも必要です。時折、結果を受け止められず、投げやりな態度を取ったりする選手がいないわけではありません。大枝生にはそうあって欲しくない、そういう思いを伝えたつもりです。 試合の日程等、詳細につきましては後日本HPにてお知らせします。大枝生諸君、思う存分力を発揮してください。期待していますよ!(よ) ![]() 『定期テスト2 最終日となりました』
本日は定期テスト最終日です。下の写真は1年生の様子です。
もっとうまくやれる方法があるはずだ、それを探し出せ。 人間の最大の弱点は、諦めてしまうことである。 成功するための最も最善の方法、それはもう一度試みることである。 知らない方はいらっしゃらないでしょう、アメリカの発明家、トーマス・エジソンの言葉です。全く同感です。よく、人間の真価はうまくいかなかったときに問われる、と言われますが、それと同義のように思います。 わずか12〜15歳の若者たちが、そんなに「うまくやれる」はずはありません。やれたとしても、「いつでも」やれるかどうか、「速く、正確に」やれるかどうかもあります。それがこの時期の子どもたちの姿です。 私たちが彼らに望むべきことは「あきらめないこと」だと考えます。そのためには、彼らに寄り添い、彼らを励まし、時には叱咤することも必要ですね。やはり、過干渉も放任もバランスが悪いと思います。 試験を終えて帰宅した彼らに、保護者の皆様はどうお声かけなさるのでしょうか? 「できた?」でもよいのですが、「お疲れ様!」も素敵ではないかと… また来週から平常授業がはじまり、新たなスタートとなります。子どもたちのモチベーションが高まる声かけを、私も心がけたいものです。(よ) ![]() ![]() 『普通救命講習』![]() ![]() 将来的には、生徒の受講も視野に入れています。相互援助の精神で救える命を守っていくために大切な講習です。生徒諸君にとっても貴重な学びになると考えています。今後の大きな検討課題ですね。 教職員の皆さんは、3時間の長丁場にもかかわらず、気持ちの良い汗をかきながら頑張っておられました。お疲れ様でした!(よ) 『定期テスト2 2日目です』![]() ![]() 諸君は必ず失敗する。 成功があるかもしれませぬけど、成功より失敗が多い。 失敗に落胆しなさるな。失敗に打ち勝たねばならぬ。 早稲田大学の創始者、大隈重信翁の言葉です。私は決して「失敗」を勧めているわけではありません。だれでも失敗するよりは成功する方が良いに決まっています。 大事なことは、大隈翁が看破しているように、人は必ず「失敗をする」という点です。したがって、発達期にある中学生諸君にとって必要な学びは、「失敗した後にどうするのか(どう振る舞うのか)」という視点です。 テストで100点取れなければ意味がない、とするならばほとんどの試験は無意味となります。「どうして〜点しかとれないのか」と詰問するよりは、「どうしたら、あと〜点とれるようになるだろうか」と問いかけた方が良いのは、皆様良くお分かりだと思います。 明日で試験は終わりますが、これからの人生で試されること(試練)はまだまだ続きます。「失敗しない子を育てる」よりは、「失敗に負けない子を育てる」ことの方が、やはり大切なように思います。 大枝生諸君、あと一日、最後まであきらめずに頑張ってください!(よ) 『定期テスト2 はじまりました!』
先にお知らせしましたが、本日より全学年で2回目の定期テストがはじまりました。下の写真は3年生の様子です。
学ばない者は人のせいにする。 自分に何が足りないかを考えないから。 学びつつある者は自分のせいにする。 自分に何が足りないかを知っているから。 学ぶことを知っている者は誰のせいにもしない。 常に学び続ける人でいたい。 壮年にしてますます盛んなプロサッカー選手、三浦知良選手の言葉です。非常に含蓄のある言葉だと思います。これからの社会は「学び続ける」ことを求められます。「知識基盤型社会」とも表現されますが、10代の生徒諸君にとって、今後「どれだけ学んだか」も大切ですが、「どのようにして学ぶのか」という「学び方のスキル」を身につけているかどうかで、ライフプランが大きく変わっていくように思います。 したがって今回のテスト、結果も大切ですが、それまでの「過程(プロセス)」と試験後の対応「振り返り(フィードバック)」の有り様が本当に重要です。大枝生諸君、最後まであきらめずに頑張って下さい!(よ) ![]() ![]() 『第41回 合同球技大会』
本日は午前10時から京都府立体育館にて、京都市中学校育成学級・総合(特別)支援中学校中学部による標記球技大会が開催されました。
開会式では、梅津中学校の生徒さんが司会を務め、はじめの言葉、選手宣誓、準備体操と進んでいきました。 午前の部はバレーボールです。本校生徒諸君は、高雄中、洛西中のみんなと合同チームを作り3試合を戦いました。残念ながら2勝1敗で優勝は逃しましたが、楽しくゲームをすることが出来ました。 午後の部はドッジボールでした。蜂ヶ岡中、観修中、大淀中と合同チームを作り、これも3試合をおこないましたが、善戦むなしく優勝できませんでした。でも、子どもたちの笑顔をたくさん見ることが出来て、私は大満足です。本当に良い一日でした。 本校には多くの子どもたちが通い、それぞれに課題を抱えています。その軽重はもちろんありますが、どの子も日々成長しています。その中でも育成の子どもたちの成長ぶりには目を見張ります。その「気づき」を大切にして、これからも生徒諸君と接していきたいと願っています。今日はお疲れさまでした。ゆっくり休んで下さいね。(よ) ![]() ![]() |
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