京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/16
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昼間部と夜間部の良さを生かし、世代や国籍を超えてふれあい学び合う学校

交流の時間に「茶道体験」を実施しました!

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 交流の時間を活用して、第1回目の「ストレッチ・お茶」の体験活動を実施しました。1・5組の生徒のみなさんは、郁文学区の女性会の方々を講師にお迎えして、日本の伝統文化にふれる「茶道体験」に取り組みました。

 最初に昼間部の5組の生徒たちが、講師の先生から作法を教えていただきながら、お茶を点てました。夜間部の1組の生徒のみなさんは、和菓子を食べる作法を教えていただいた後、昼間部の生徒たちが点てたお茶を飲みました。お茶を飲んだ後に、夜間部の生徒のみなさんが、「美味しく頂戴いたしました。」「結構なお点前でした。」などと、昼間部の生徒たちに言葉かけを行いました。

 次に、夜間部の生徒のみなさんが同じように作法を学んで点てたお茶を、昼間部の生徒たちが作法にのっとって美味しくいただきました。ほどよい緊張感のもと、楽しく美味しく日本の伝統文化にふれるよい機会になりました。 

交流の時間に「ストレッチ体操」を実施しました!

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 交流の時間を活用して、第1回目の「ストレッチ・お茶」の体験活動を実施しました。3・4組の生徒のみなさんは、外部講師を迎えて、「こころとからだをほぐす」ストレッチ体操を行い、自律神経を整える方法を学びました。

 椅子に座って、高年齢の方々が無理なくできるストレッチを教えていただきました。生徒のみなさんは、講師の先生の動きをしっかり見ながら、また、説明を聞きながら、主体的に取り組んでいました。

盛り上がりました!〜校内球技大会〜

 6月12日(金)に、郁文地域自治連合会長様をはじめ女性会の皆様や、教育委員会の皆様に多数ご参加いただいて、『校内球技大会』を盛大に実施することができました。
 スポーツを楽しむこと、フェア(公正な)プレーを心がけること、相手の選手に敬意を表し、敵・味方超えて素晴らしいプレーには賞賛を送ること、同じ競技をすることを通して仲間のつながりを深めることなど、「スポーツマンシップ」を意識して、昼間部と夜間部の生徒が交流しながら、『校内球技大会』を楽しみました。
 
 ペットボトルボーリング【個人戦】は、2本立っているペットボトルをバレーボールを転がして倒す競技です。一人10回投球して、合計何本倒れたかを競いました。ねらいすまして片手で勢いよく投げたり、両手で慎重に投げたりと、工夫を凝らして投げていました。優勝は4組の生徒、2位も4組の生徒、3位は5組の生徒でした。

 カーリングゲートボール【団体戦】は、ゲートボールの玉とスティックを利用して、1〜3点のスペースをねらって、1チーム30回(一人2・3回)打ち、チームの合計点数を競いました。うまく入った時は、拍手で選手を出迎え、ハイタッチをしている姿が見られました。また、ボールを受けている先生方からも声援や拍手が送られていました。優勝は市教委チーム、準優勝は女性会、殊勲賞は2組と4組でした。

 最後の競技の玉入れ【団体戦】は、1〜5組、女性会、市教委、教職員が、それぞれA〜Dの4グループに分かれて、30秒間で何個入るかを競いました。BチームとDチームが同点になったので、再度決定戦を行いBチームが優勝しました。

 みなさんが「スポーツマンシップ」にのっとり、楽しみながら一生懸命プレーされている姿に感動しました。一生懸命プレーされていたみなさんに、心から賞賛の拍手を送りたいと思います。

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夜間部の「道徳の時間」の様子です!

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 6月4日(木)に実施された、夜間部の「道徳の時間」について紹介します。本時は、「学校に行きたくても行けない世界中の子どもたちの様子について理解し、自分たちにできることは何かについて考えました。

 授業は、「今、世界中で学校に行けていない子どもたちは、どれくらいいるでしょう?」の問いから始まりました。(1)約13万人、(2)約1300万人、(3)約1億3000万人の三択に対して、(2)あるいは(3)を選んでいる生徒が多かったです。実際は、(3)約1億3000万人で、なんと日本の人口とほぼ同じであることを知ったとき、改めて驚きがありました。

 「では、その子どもたちは、どこで、何をしているのでしょう?」と問いが続きます。「たとえば、家で?」→「水くみや子守り」、「たとえば、工場で?」→「れんがやマッチを作ったり」、「たとえば、町に出て?」→「野菜を売ったり、ゴミを拾ったり」「戦場で兵士になる子どもも・・・」、「親に捨てられた子どもは?」→「道で生活(ストリートチルドレン)」

 「こんな子どもたちが、学校に行くためには何が必要なんだろう?」と問いが続きます。「たとえば」→「学校をたてること」、「教材と、先生を用意すること」、「親や、おとなの理解と協力」、「安心して暮らせる家」など

 「では、協力の例を紹介しましょう!」→「全国の、小中学校によびかけて、絵本や教科書を、タイ、アフガニスタン、カンボジアなどに送っている例」、「全国に、募金をよびかけて、たとえばネパールに、小学校20、孤児院7をたてた例」、「カンボジア、ベトナム、フィリピンなどのストリートチルドレンのために、“友情の家”をつくり、日本からも子どもレポーターを送ったりしている例」

 「このように、国際協力の広がり」により「学校にたくさんの笑顔が!」

 本時、最後の問いです。「さて、洛友中のみなさん、私たちは、これから何ができるかな?」→「今、一生懸命している勉強を、世界の人々と協力して、学校へ行きたくても行けない子どもたちを、助ける力にも、つなげていきましょう。」

 先生方の問いかけに主体的に答えていた生徒のみなさんと先生方が、「国際的視野に立って子どもたちの幸福のために、自分たちにできること」について、一緒に考えた「道徳の時間」になりました。

「読書は知識の泉」です!

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 図書館運営支援員の先生のご尽力で、図書室が美しく機能的になりました。本を読みやすい環境を整えていただいる図書館運営支援員の先生が、図書室の掲示板に、6月「水無月」について書いていただた内容を以下に紹介します。

『雨降りの日が続くシーズンなのに、なぜ、水が無い月、「水無月」と言うのかなー、なんて子供心に不思議に思っていた私です。実は、「無」の文字が「の」を表していて、「水の月」という意味なのだそうです。でも、雨水が大量だから「水の月」なのではありません。田植えを終えて、田に水を張らなくてはいけない時期なので、「水の月」と呼ばれるようになったとのことです。梅雨で、天の水が無くなるから、とも言われていますが、あなたはどう思いますか?』

『雨が多くて、じめーとしていて嫌だな−と思う人は多いですね。でも、晴れていたら晴れなりに、雨の日は雨なりに、それぞれの良さをあなたの心で発見して下さい。そして、雨の日は、何と言っても読書です!
 本屋で本を買って読むも良し! 学校の図書室に来て本を読む、もっと良し!! 自然界のこと、いのちのこと、ことばについて、人間の心理について、昔のこと、外国のこと・・・
 ウロウロ見てまわるだけでもいいです。本屋に負けないぐらい、ここにはたくさんの興味ある本がいっぱいありますよ。』

「選書会」を実施しました!

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 6月1日(月)の昼・夜間部の【交流の時間】(17:00〜17:30)に、「自分が読みたい本」「友だちに推薦したい本」「図書館においてほしい本」を全校生徒で選びました。昼・夜間部を超えて生徒が交流しながら、「図書館においてほしい本」などに、紙のしおりを挟んでいきました。人気のある本には、たくさんのしおりが挟まれていました。みなさんの希望が叶って、蔵書が増えることを楽しみにしてください。

京都教育大学院生が実地研修に来られました!

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 5月27日(水)に、京都教育大学院生(現職や内地留学の方々を含む約30名)が、洛友中学校に実地研修に来られました。16時30分〜17時30分まで約1時間、校長先生から「学びの原点を追究する」と題して、講義がありました。みなさん、メモを取りながら熱心に聴き入っていました。

 続いて、17時30分〜18時40分(70分間)までの授業を、4つのグループに分かれて、順次参観されました。時折、生徒のみなさんから質問され、適切に答えていただきました。

 授業参観後、18時50分〜19時30分まで、質疑応答の時間がありました。質問が途切れることなく続き、あっという間に40分が過ぎました。最後に代表の方が、お礼の言葉の中で、「学びの原点を目の当たりにして、私たちの心に火をつけていただいた、生徒のみなさんに感謝しています。」と伝えられました。

 以下に、京都教育大学院生の感想を紹介します。

『洛友中学校のみなさん、今日は授業を見学させていただき、本当にありがとうございました。みなさんが顔を上げて熱心に先生のお話を聞く姿や、先生の問いかけに答えている姿を見て、「学ぶことの楽しさ」を改めて実感しました。これから教師を目指す者として、私もみなさんのように目を輝かせている子どもたちに新しいこと、知らなかったことを知る、学ぶ喜びを教えていきたいです。そして、もっともっと子どもたちの目を輝かせられるような先生になりたいです。今日見たみなさんの表情・姿を忘れずにがんばります。みなさんもお体に気をつけてお過ごしください。ありがとうございました。』

『様々な背景を持っている生徒の方々が一つの場所(学校)に集まり、学びたいという気持ちを心と体で表現していることで、学校に活気ができるということが分かりました。夜間部の方と昼間部の生徒が互いに刺激し合って学び合う学校の体制が、とても素敵であると感じました。授業の中で、一人一人の生徒の方々の「学びたい」という気持ちがとても伝わってきました。分かりたい、学びたい、伝えたいという気持ちを持つことによって、人はこんなにも輝くものなんだと心の底から感じることができました。学びたい生徒の気持ちとそれを支援したい教師の気持ちがあふれている教室だと思いました。』

『夢をもって真剣に勉強している姿を見て、私もがんばって勉強しようという気持ちなりました。何度も字を書き、自分の気持ちを真剣に伝えていた1組、明るい雰囲気でみんなで勉強しよう楽しもうとしていた2組、自分の分かることは発表し、分からないことは聞いて自分のものにしていた3組、えんぴつをきれいに持ち、先生の話を聞こうとずっと前を見ていた4組と、どのクラスにも感心させられました。真剣に勉強する姿を見せていただき、本当にありがとうございました。新しい発見をする楽しさを私も忘れずに勉強していきたいと思いました。』

『教室の空気も明るく、何でも言いあえる雰囲気で、授業を見せていただいてとても気持ちが良かったです。先生に一つひとつ聞くのでなく、自分たちで一生懸命考える姿を見て、とても驚いたし、分かりやすく丁寧に教えられている先生を見て、こうありたいとも思いました。これからも学びの姿勢を持ち続けて、年齢や言葉に関係なく多くのことにチャレンジしてほしいと思いました。』

『生徒の反応に丁寧に対応されている先生の姿が印象的でした。講義の内容も常に「日常会話のような語りかける口調」で、そこに「生徒に寄り添う」姿勢が現れていると感じました。また、内容そのものもできる限り生徒の生活に根ざしたものや、分かりやすい例を使うなど、工夫されていました。日本語を少しずつ発音しながら、書きながら生徒の進度に合わせて進んでいく1組の国語は、生徒一人ひとりが学ぶことに目的を持って、学ぶ喜びを感じている授業でした。なにより、学ぶことに熱意を持って一生懸命な姿に感激しました。「学ぶ志」って、こういうことなのかと、生徒の学ぶ姿をみて感じました。各々に異なるバックグランドを持つ生徒一人ひとりを理解する先生の存在が、生徒の「学ぶ志」につながっていると思ったので、私も将来はこのことを意識して生徒と関わっていきます。』 

楽しかった、「春の遠足」!

 過日の5月23日(土)に「春の遠足」に行ってきました。曇り空で暑くもなく寒くなく,校外で活動するには最適な天候でした。行き先は「アサヒ飲料明石工場」「明石市立天文科学館」「舞子海上プロムナード」でした。

 「百聞は一見に如かず」「百見は一行に如かず」という諺の通り,「アサヒ飲料明石工場」を見学して,その歴史や製造過程について学びました。また,美味しいジュースやお茶の試飲もさせていただきました。
 次に,「明石市立天文科学館」では,時計の歴史や標準時子午線について学びました。また,自分の影を利用した日時計を体験しました。
 最後に,「舞子海上プロムナード」では,ガラス張りになった床の上に立って,ハラハラドキドキしながら明石海峡を眺めました。

 夜間部の生徒同士,昼間部の生徒同士,夜間部と昼間部の生徒同士,そして昼・夜間部の生徒と教職員(市教委の主事や親まなびの方々を含む)が,親睦を深めることができた素晴らしい遠足でした。

 以下に、生徒の感想をひとつ紹介します。
『社会で習った子午線を実物で見られたのが,とてもよかったです。アサヒ飲料見学も楽しかったです。舞子海上プロムナードは,初めはこわかったけど少し歩くと楽しかったです。』

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「夜間中学」について

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 文部科学省が夜間中学について初めての実態調査を行い、その結果を公表した内容が、2015(平成27)年5月9日(土)の京都新聞に掲載されました。『夜間中学は、戦後、昼間の就労などで義務教育を受けられなかった人のために整備が進み、ピーク時の1950年代には全国で80校を超え、約5,000人が学んでいた。しかし、生活の安定化で全体の生徒数が減る(現在、全国で1,800人が在籍)一方、新たに来日した外国人やその家族が通うようになる(全国で約8割が外国籍)など、生徒の多様化が見られる。(記事の一部抜粋)』

 この記事が掲載された10日後の、2015(平成27)年5月19日(火)に、京都新聞の社説に「夜間中学」が取り上げられました。
『・・・戦後、貧困などで昼間に学校に通えない子のために設置された夜間中学は、少しずつ役割を変えながら「学びたい」という願いにこたえる場として変わらぬ輝きを放つ。・・・中略・・・「学ぶとは何か」を自然体で伝える彼らの姿は昼間部の生徒にも刺激を与えているという。学ぶことと、教えること。教育の原点を夜間中学にみる。・・・(社説の一部抜粋)』

 2007(平成19)年度に、夜間部と昼間部からなる全国初の中学として開校した洛友中学校のことが、上記のように記載されていました。今後も「多様な学び」を応援していく役割を誠実に果たしていきたいと思います。 

洛友中学校とは!

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 洛友中学校は,不登校を経験しそれを克服しようとする昼間部の生徒と、様々な事情により学齢期に義務教育を果たすことができなかった夜間部(二部学級)の生徒が、世代や国籍を超えてふれあい学び合う全国唯一の学校です。学習内容は、学年にこだわらず、少人数の教室で丁寧に学び直すことができます。

 「学ぶこととは何か」「人は何のために学ぶのか」… 洛友中学校には『学びの原点』があります。

 「学びたい」との志を大切にし、生徒が目を輝かせて、「学ぶ楽しさ」と「わかる喜び」を体感できる学校づくりを進めています。

昼間部とは
夜間部とは
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学校行事
6/21 昼間部花背山の家
6/22 昼間部花背山の家
6/23 昼間部代休日

学校案内

学校だより

昼間部(5組)通信

学校評価

学校いじめ防止基本方針

京都市立洛友中学校
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