最新更新日:2024/11/05 | |
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そんなつもりじゃなかった症候群
確信犯は別として,意図はなくとも人を傷つけ,場合によると事件に発展することは起こり得ることです。また,「中身が良ければ伝わる」「話せばわかる」は,今は昔と違って,言ったもん勝ちの方とも向き合っていかねばなりません。
トラブルに対して,「ダメなことダメ」という指導だけでは,思考停止となり,何も生まれてきません。また,目的も対象も曖昧なまま謝罪させることで問題解決を図るのはかえって遺恨を残します。私どもは「謝ること」「許すこと」をチャンスとしていきたいと思います。 「うそ」と「おおげさ」はどう違うのか,「からかうこと」と「いじめること」に一線を引けるのか。「人を傷つけ」「迷惑をかける自分」を見つめることができて,さらに他者との議論ができる人権意識の高い,小さな社会で本校があり続けることを望んでいます。民主主義の根本は反対意見を封殺しないこと。「あなたの意見には反対だけれども,あなたが意見を表明することの権利は命がけで守る(ヴォルテール)こと」,です。 対話や議論は異なる価値観を意図的に衝突させ,お互いに変わっていくことがゴールとなるのではないでしょうか。したがって,共感や違和感を覚えながら,粘り強くコミュニケーションを続ける力が,社会で生きていくためには必要だと私どもは考えております。学校は優しさに溢れた場でありながら,分かり合えないことや理不尽に溢れていることも知らせたいと思います。相手の気持ちがわからないのなら,「もし自分がその立場だったら,どう考えて,どう行動するか」「自分がどう変わるか」です。堀高生諸君,想像力を対話や議論に活かし,人権意識あふれた環境の醸成に一人一人が当事者意識を自覚し努力してください。 校 長 恩田 徹 「いけず石」を知っていますか?
若葉がまぶしく、外へ出かけるのが快い季節となりました。京都の町を散策される方へ、5月の風に乗せて3年生の“つぶやき”を届けます。
京都の道の角にはよく「石」が置かれています。意識して見なければその存在にすら気付かないかもしれませんが,実はそれらの石は他府県の人たちの間では「いけず石」という名前で呼ばれています。車除け(くるまよけ)の機能を果たしているとも言われるこの「いけず石」。しかしよく見てみると,車が通れないような細い路地に置いてあったり,いけず石を更に柵で囲んでいたり,その石に込められた思いは家人に聞いてみないとわからない,という非常に知的好奇心をかき立てられる石なんです!形もどれ一つとして同じ「いけず石」は存在しない,というところもまた魅力の一つだと思っています。ぜひ注目してみて下さい! 第1回探究道場のご案内
中学2・3年生を対象にした,探究道の稽古の場「探究道場」第1回のご案内をいたします。詳細はこちらでご確認ください。
内容: 第1回 「より速く走るモーターカーをつくるには」(予定) 磁石の影響が及ぶ空間で導線に電流を流すと,導線は力を受けます。モーターはこれを利用した装置の1つです。モーターの仕組みを知り,さらに,どのようなモーターをつくるのがよいか,どの部品を使うのがよいか,などを仲間と考えながら,モーターカーをつくり,より早くゴールさせることを目ざします。 申込み方法: 参加希望者は電子メールにて下記の通りお申し込みください。電子メールをご利用になれない場合は,FAXにてお申し込みください。 申込み受付期間: 平成27年5月26日(火)〜6月2日(火) 【電子メールによるお申込み】 メール件名:第1回探究道場申込み 1.参加者氏名(ふりがな) 2.性別 3.学校名 4.学年・年齢 5.現住所 6.電話番号 7.受付結果連絡先:電子メールアドレス 8.保護者の方で見学をご希望される場合は見学者名 9.連絡事項 を記入の上 E-mail: t-doujyoアットマークhorikawa.edu.city.kyoto.jp までメールを送信ください。(アットマークを@に置き換えてください)。 【FAXによるお申込み】 別紙の「平成27年度第1回探究道場申込書及び保護者同意書」に必要事項をご記入ご捺印の上,京都市立堀川高校 FAX:075−211−8975まで送信ください。 □お申し込みの際には送信先メールアドレスや,FAXの送信面にくれぐれもお間違いのないようお願いします。 *申込み人数が多数の場合は抽選となりますので,お申し込みいただいても受講できない場合がございます。 *参加の可否に関しては申込者全員に対して,6月9日(火)〜6月11日(木)の期間中に,受付結果連絡先にお知らせいたします。連絡がない場合はお手数をおかけしますが,お問い合わせくださいますようお願いいたします。 お願い: 1.携帯電話のアドレスの場合,受付結果の連絡がうまくできない場合があります。携帯電話のメールでお申込みいただく場合,できる限り,パソコンのメールアドレス,またはFAX番号をご記入ください。そちらに受付結果の連絡をいたします。 2.受付結果連絡先の電子メールアドレスに受信制限を設定している場合は,horikawa.edu.city.kyoto.jpというドメイン(メールアドレスの@から後の部分)からのメールが受信可能となるように設定をお願いします。 3.保護者の方の見学は,会場の後ろに配置した座席からのみになりますので,ご了承ください。また,個人情報保護の観点から,写真やビデオ撮影はお断りさせていただいております。なお,本校関係者が探究道場の記録を撮らせていただく場合がございます。 4.天候等により,開催を中止する場合などは,できる限り早い段階で,本校ホームページに掲載いたします。状況に応じて,ホームページもご確認ください。 Horikawa for the World
最高峰は日本を超えたところにある。
抜群の「ほんもの」が世界各地から集まる場所がある。 可能性を極限にまで伸ばし、世界を変える君たちへ。 開拓者をめざし、タフな挑戦に立ち向かってほしい。 5月7日(木)16時40分より、海外トップ大学アクセスガイダンスを行いました。 海外のトップ大学への進学に興味があり、卒業後の進路の1つとして真剣に考えている人、将来、世界を舞台にして活躍し、社会に貢献したいと考えている人、秀でた能力をさらに研ぎ澄まし、既存の枠を突き破る挑戦をしたい人を対象として、1、2年生に希望者を募りました。 参加生徒の感想(一部) ・日本から世界を見るのではなく、世界から日本を見る、そして世界から自分を見ていくことが大切だと気付きました。(2年生) ・「過去の自分」をいかに深く分析し、ふり返り、語れるか、ということが重要であることがわかった。(1年生) ・自分が将来したいことを言ったときに、「それだけでいいのか」と言われて、改めて考えるきっかけとなりました。(1年生) ・今までの自分の考えは、日本国内やどこか特定の国に限定されているものが多かったので、世界すべて、もっと言えば宇宙全体を視野に入れて自分の将来、世界の将来について考えていく必要があるのだと改めて気付かされました。(2年生) ・4つのステップである「体験・経験・習得・活用」のうちの「習得」と「活用」の面を伸ばしていく必要があると思っています。(2年生) 上を向いて歩こう
今日も快晴で気持ちがいい。
太陽は元気を提供してくれる。 何かに、そっとよりそっていてほしいときがある。 そんなとき、しぜんと空を見上げている。 太陽が微笑んでいれば、こちらも微笑む。 昼間だけではなく、夜にも微笑がある。 月や星がいつも微笑んでいる。 夜は怖くない空間だ。 怖いと思うのは、見えないからではなく、きっと感じようとしないからだろう。 何かに、そっとよりそっていてほしいときがある。 東日本大震災を思うときも、しぜんと空を見上げている。 Benjamin Earl King 曰く、 「When the night has come, and the land is dark And the moon is the only light we will see No, I won't be afraid, oh, I won't be afraid Just as long as you stand, stand by me So darlin', darlin' stand by me Oh stand by me Oh stand, stand by me, stand by me」 In a trance
あたたかい日が続いています。
ツツジの蕾も大きく花を開かせ、満開です。 と同時に、ハナミズキも元気です。 夢がひとつ叶うなら、いちど草木になってみたい。 ちっちゃな家の庭のユキヤナギなんて、風にゆられて気持ちよさそうだ。 古い屋敷の横にそびえる大きな楠なんて、守護神のようでたのもしい。 人目につかない名も知らぬ小さな花なんて、すべての世界を下から見上げられてうらやましい。 涼しそうな木陰のかたすみに細長い葉を垂らしている風知草なんて、ほんとうに優雅だ。 別世界に想いを馳せて、まどろむとき、そこにも生きるエナジーがある。 オットー・ヴィルマン曰く 「人間は自己の運命を創造するのであって、これを迎えるものではない。」 市高グローバルリーダー育成研修校内選考発表
4月28日(火)13時から「京都市立高等学校グローバルリーダー育成研修第3期生」の校内代表を選考し、本日、発表しました。
まず最初に第2期生の代表からアドバイスがありました。 「みなさんが今回の取組にチャレンジしたこと自体が成長しているあかしです。たとえ校内選考で選ばれなくて、がっかりだけで終わったら、もうそれで成長がとまります。ぜひチャレンジした全員がここからさらに成長していってほしいです。」 引き続き、集団討論の講評が中村教頭からあり、次に恩田校長から、校内代表者の発表がありました。緊張感が教室中に広がる中、代表者の名前が呼ばれました。 恩田校長からは、 「イギリスのレスターに行くのは、通過点である。将来、人として、グローバルスタンダードで生きることができるかが、ゴールなのだ。」 とメッセージがおくられました。 さぁ、堀高代表者となったみなさん、次は市立高校全体の選考会にチャレンジです!! 写真上:第2期生からのアドバイス 写真下:恩田校長からの発表 探究基礎 HOP
探究基礎HOPが始まりました。1年生前期は、どの分野を探究する上でも必要となる探究の進め方や、表現の仕方を学ぶことを目標としています。探究活動の進め方や論文の形式・書き方を学んだ後、論文作成の実習を行います。
今回は担当者の自己紹介後、春課題での同じテーマのメンバー同士のグループ交流を行いました。テーマは「クリティカルシンキング」「メタ認知」「心の理論」の3つです。 その後、グループ毎に、テーマがある場合とテーマがない場合に分けての寸劇用の脚本を作り、グループ毎に劇を発表しました。 写真上:劇の打ち合わせと練習 写真中:脚本の点検 写真下:劇の発表 「学び直す,学び続ける」
近畿都市教育長協議会総会で入洛中の文部科学省大臣官房 生川浩史 会計課長と岡本典子係長が本校にお立ち寄りになり,「探究基礎」を視察,ご指導賜りました。また,元校長で京都市教育委員会顧問,中教審臨時委員である荒瀬克己先生にもご参加いただきました。
社会の変化に対応するため,学びの概念が大きく変化し,困難な状況においても,創造的な課題を設定し,解決のアイデアを描くことが出来る創造的アクティブ・ラーナーを育成するため,大きな夢をもって挑戦していくことをお約束いたしました。探究基礎で手法を身につけた生徒たちが,実際に社会と関わり,失敗さえ学びだと気づき,「知りたい」を究めようとする,そのために新たに設けた「自主ゼミ」への激励もいただきました。 探究基礎 JUMP
先週から探究基礎JUMPが始まりました。2年生前期は、論文作成に向け、探究の進め方や表現の仕方を学んだHOP、ゼミに分かれて研究手法を学んだSTEPでの学習内容を踏まえ、実際に探究活動を行います。探究活動を進めていく過程で、ゼミ内やゼミを超えてポスターなどを用いて発表を行い、同級生・TA(ティーチングアシスタント)・教員よりアドバイスや批判を受け、それを反映して研究を進め、それらの内容をふまえて論文を作成します。
写真上:生物学・化学ゼミ 写真中:数学・情報ゼミ 写真下:探究ノート |
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