6月11日の5・6限。体育館で“生徒総会”が行われました。
生徒会では、今年度は「まっすぐ」というスローガンを掲げました。このスローガンの意味は、『目標を立てるだけなら簡単ですが、達成するためには多くの努力が必要となります。“まっすぐ”には「少しのゆがみもない」という意味があり、洛西中の校章にイメージされている竹のように“まっすぐ”と自立的な生活態度を養うことが、自分の立てた目標を達成することにもつながる』ということを表しています。
すなわち、生徒の皆さん全員が、「目標に“まっすぐ”向かって努力し、自立的な生活態度を養ってほしい」という願いが込められたものなのです。
実際に行われた“生徒総会”では、新しく“生徒劇”を取り入れてキャンペーン活動を行ったり、突然のインタビューがあったり、総会後の質疑応答では、例年よりたくさんの生徒から質問をしてもらうなど、意欲的に新しい取組にチャレンジしてくれました。
春季大会が終わった5月の連休後、修学旅行や校外学習、家庭訪問、中間テスト、教育相談と行事が続く中、生徒総会に向けての準備期間も短く、かなり切迫した状況での取組となりました。
“生徒劇”については、朝と放課後の限られた時間に積極的に練習を行い、何とか当日に間に合うよう、生徒会本部の生徒たちは本当に頑張ってくれました。
総会で話す活動方針や質疑応答の回答についても、できる限り原稿を見ずに言えるよう、それぞれがしっかりとこれも覚えようとしてくれたようです。皆さんの誠実な態度を感じ、とても嬉しく、また誇らしく思いました。
聞く側の態度も、私語等が聞こえることもありましたが、全体的には前向きで、生徒会本部の頑張りに、温かい拍手を送ってくれていました。
これから実際の活動は本格的に始まっていきますが、生徒の皆さん一人一人が、生徒会の一員であることを自覚して、ぜひともこの学校でよかった思える、素晴らしい学校づくりに貢献してください。
その第一歩が、“あいさつ運動”かと思います。『学校だより』にもあったように、“挨”には「心を開く」という意味が、“拶”には“相手に近づく”という意味があるそうです。
心を開き、相手に近づくことで、互いの絆が育まれ、明るく楽しく安心して通える学校につながっていくものと思います。お互いに気持ちよく“あいさつ運動”に取り組んでいきましょう。
保護者・地域の皆様のご協力も、よろしくお願いします。
下の写真は、生徒総会の“生徒劇”のワンシーンです。
みんなを楽しませてくれました。