京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/27
本日:count up22
昨日:321
総数:2117674
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
【2025年度文部科学省DXハイスクール事業採択校】

第4回むらさきのGAP 「世界一大きな授業」

 第4回目のむらさきのGAPでは「世界一大きな授業」を行いました。
「世界一大きな授業」とは、「すべての子どもに教育を。みんなが動けば世界は変わる。」を合言葉に、世界100カ国以上の子どもたちと一緒に教育について考える授業です。

 本校では世界の教育の現状について学び、教育の大切さについて考えることを中心に授業をすすめ、その中で去年ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの国連スピーチを紹介しながらよりよい社会を目指すために活動する子供たちがいることを知り、自分たちに出来ることを考えていきました。

 私たちは何気なく本を読み、小中学校での教育が義務として定められている中で、知らず知らずのうちに子どもたちは学校に行くことが当たり前の状態であると考えてしまいます。しかし、現在、世界で小学校に通えない子どもは5,780万人、文字の読み書きができない大人は7億8,100万人もいます。

世界の現状(教育)について知ることで、視野を広める機会、将来を考えるための礎となったと思います。

授業の流れ
 世界の現状を知る→教育の重要性について考える(個人+グループワーク)→どのような教育が必要か(具体的な内容)を考える(グループワーク)

生徒の意見
〈教育の重要性について〉
・多くの物があふれている複雑な社会の中で「無知」ということは自分が生きることために必要なことがわからない、また、自分を守る方法もわからないということに繋がる。
・知識は自分の助けになる
・教育は人とコミュニケーションをとるために必要

〈具体的な内容〉
・受験のための勉強も大事だが、世界で起こっていることも学び必要がある。世界が抱えている問題、対立などを理解することで、自然と自分が行わなければならないことが分かる。
・日本は恵まれた環境の中で教育をうけることができているので、この状況(システム等)を世界に広げることが出来れば学校に通えない子どもたちが減るかも知れない。

 この取り組みの全体の様子は、ユネスコスクールのHP、JNNE(教育協力NGOネットワーク)のHPでご覧いただけます。

画像1
画像2
画像3

むらさきのGAP〜ゲームで考える「協力」に必要な物〜

今回はゲームを通じて「持続可能な開発」における「協力」に必要なものを理解することを目的とし、「牧草地ゲーム」を行いました。

【牧草地ゲーム】
各班には100haの牧草地がある。その中から11ha残るように班の中で取り合う。獲得したい面積を紙に書いてゲームマスターにわたす。

ルール
1. プレーヤーは一切相談してはいけません。
2. プレーヤー同士で紙を見せあってはいけません。
3. これを3回行い、獲得ポイントが多い人が勝利。

重要なルール 
合計が89haであれば「獲得できる」
90ha以上100ha未満であれば「獲得できたが次回は休み」
100ha以上であれば「紛争」が起き「獲得できず、次回も休み」

これはコモンズの悲劇を基に作り出されたゲームです。−共有の牧草地に複数が牛を放牧した場合、自分が遠慮すれば他者の牛が牧草を食べてしまう。われもわれもと皆が放牧させる結果、牧草地は滅びてしまう。その結果、構成員全体が資源枯渇の悲劇に遭う。−
『現代用語の基礎知識』より

今までの授業では「持続可能な開発」についての「知識」を深めていきました。今回の学習を通して「コモンズの悲劇」を基に、自身で課題に気付き、「持続可能」な関係性を持つためには他者と協力が必要となることを理解・実感できたのではないかと感じます。

1 開かれた会話 ……お互いの手の内を明かして最適な解決策を探る。
2 ルールの確立 ……最適解を明文化する。
3  信頼関係  ……ルール通りに相手が行動する安心感を持てる人間関係。

自由な放牧によっておこる資源枯渇・ファストブランドの下請けや製造を行う人々の貧困状態の継続・乱獲による絶滅危惧種の増加。自身の利益を追求すると、他者や環境との関係性を悪くしてしまうことをこのゲームを通して学び、「持続可能な開発」を行うために上記のことに気付き、私たちがすべきことを学んでもらいたいです。

生徒の感想
・一人では達成できない目標に向かっていくためには協力は大切だと思う。
・(うまく結果が出なかったとしても)協力することで互いを知ることができ、大きなメリットがある。
・大人数の協力であればあるほど成功すると大きな成果が得られるが、一人ひとりの考えに利害が生じ対立してしまうと大きな失敗になることもある。
・協力をしてはいけないもの(テストとか)もあるが、それまでのプロセスで協力すれば互いに良い結果が生まれる。

画像1
画像2
画像3

今宮祭にボランティアで参加

 地元の今宮神社のお祭りに、生徒会がボランティアを募って参加しました。
 5月5日の「神幸祭」はすがすがしい好天のもと、男子は鉾町での準備から祭礼列への参加、女子は神社から祭礼最前列への参加をしました。これは、地元との地域交流を目指したもので、鉾町のお手伝いなどが定着していけばよいと思います。
 「還幸祭」は5月17日(日)に行われ、北大路大宮下がるの御旅所を出発して本社へ還御します。
 
 また、5月24日(日)には、その今宮神社の御旅所において、「第2回 能舞台フェスタ」が開催されます。地元・大学などの能楽・狂言などの催しを中心に、西陣の朝市マルシェも開催されます。この催しには、紫野高校の放送局とESSが昨年に引き続き参加します。放送局が総合司会を、ESSが英語での紹介をします。ぜひお越しください。
画像1
画像2
画像3

男子バスケットボール部 インターハイ市部予選突破 男女とも府下大会へ

 男子バスケットボール部は、5月3日から行われたインターハイ市部予選で、堀川に85対47、京都外大西に91対51で勝ちました。結果、10日から行われる府下大会に出場が決まりました。対戦相手は、先の新人戦で京都府3位だった城陽高校です。
 女子バスケットボール部は、新人戦で優勝しているので、府下大会からの参加となります。
 男女そろっての府下大会出場となりました。健闘を祈ります。
 
画像1

5月 授業に熱が入ってきました

今日から5月、新緑が美しい季節になりました。本校における授業も本格化してきました。
画像1
画像2
画像3

第2回むらさきのGAP「紫野でのまなび」

 第2回目の「むらさきのGAP」では「紫野でのまなび」をテーマに、1年生全クラスに吉田副校長より放送室からのライブ中継でパワーポイントを使いながら授業をしました。

 この授業は、(1)「未来についてイメージさせ」(2)「明るい未来を獲得するために私たちに出来ること、他(地球、未来人、現代人…)と継続したより良い関係を持つために私たちができること」を目的とし、展開され、その時々に生徒が感じたことを書いたり、大切だと思ったことをメモしたりしました。

 前回の学習をふまえSustainability Developmen(持続可能な開発)を考える上で、今の私たちが抱える問題、世界とのつながりをより認識することができ、紫野高校生として何ができるのか、何をしていくべきかを考える良い機会になりました。

教育目標と校是を挙げ本校において「学ぶ」とはどういう姿かを話して下さいました。

教育目標
「21世紀を自ら歩く」=「地球との悠久のつき合いを自身で考える」

校是
〈参加と協力〉
誰かがやってくれるではなく、自ら働き、力を合わせること
〈知性と創造〉
幅広い教養を身につけ知性をつけること
素晴らしい未来を地球規模で創造すること 
〈自由と規律〉
自分の思いを相手に伝える自由を持ちながらもモラルを持つこと

上記のことを再確認し、生徒たちは、自ら働き、力を合わせていくことの大切さと、行動する行う上で必要となる知識の獲得し行動していくことの大切さを学び、また地球規模のテーマに取り組むためには他と協力することの重要性を感じ、協力するために道義心が必要であることを意識することができたのではないかと思います。

終わりには孔子の論語の一説「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」を紹介し、生徒一人一人が紫野高校で学習していくということについて考えることができました。

生徒の振り返りより
「地球全体は色々な場面で繋がっており、自分は関係ないという考えは改めなければならない」「紫野高校は海外研修もあり、研修を活かし海外の問題にも触れていかなければならない」「自分の意思を的確に発信できる大人になりたい」

 夢と目標をもってすばらしい高校生活にしていきましょう!
画像1
画像2

紫野地区清掃活動〜ロータリーデー〜

 4月26日(日)午前、京都紫野ロータリークラブ主催で、「紫野地区清掃活動〜ロータリーデー〜」がおこなわれ、陸上部の生徒たちが活動に参加しました。
 たいへん良い天気に恵まれ、ロータリークラブの皆さまと一緒に、グループに分かれてさまざまな話をしながら地域の清掃に取り組みました。普段からお世話になっている地域への思いを深める良い機会となりました。
画像1
画像2
画像3

英検優秀団体賞

このたび、本校が公益社団法人日本英語検定協会から優秀団体賞をいただきました。平成26年度第2回実用英語技能検定における成績を評価していただいたものです。
画像1

H27年度 京都市立高等学校強化部 指定式

4月21日京都市総合教育センターにて、平成27年度 京都市立高等学校強化部 指定式が行われ、本校女子バスケット部、体操競技部(男)、ソフトテニス部(男女)が強化部に指定されました。在田正秀教育長から激励の言葉を頂き、それぞれの顧問からは今年度の抱負を述べさせていただきました。最後に市立高等学校指定部部員を代表いたしまして、本校女子バスケットボール部 上島梨紗子主将から「京都総合バスケットボール選手権大会の初優勝に続き、京都で開催されるインターハイ出場及び全国ベスト8に向けてさらに努力を続けたい。」と決意表明をいたしました。
画像1
画像2
画像3

台湾からの高校生と交流

4月21日(火)に、台湾から高校生が来校し、本校生徒と交流しました。

 来校したのは、國立新竹高級工業職業學の高校生34人と引率の先生4人、ガイドの方1人の合計39名です。
 会議室で、本校校長からの挨拶と、訪問団校長、および生徒代表の挨拶、そしてプレゼント交換の後、PPを使って踊りや歌のパフォーマンスを披露して頂きました。その後、日本の文化紹介として折り紙を一緒に折ったり、書道で自分達の好きな言葉を書いて交流しました。
 その後、2年アカデミア科の生徒達と学校近辺散策をしました。数人のグループで今宮神社や大徳寺を巡り英語で説明を行いました。
 同年代の交流で、歴史や文化も感じながら、楽しんでいただけたかと思います。また会いましょう。再見。

写真:挨拶・交流授業・集合写真

画像1
画像2
画像3
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
学校行事
5/21 前期第1回中間考査
5/22 前期第1回中間考査(2・3年) 木曜授業(1年)
京都市立紫野高等学校
〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺町22
TEL:075-491-0221
FAX:075-492-0968
E-mail: murasaki@edu.city.kyoto.jp