京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/22
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北にそびえる 鏡山   西に連なる東山 松のみどりに 包まれて 白くあかるく 照りはえる 希望あらたな 学び舎は 我らの 花山中学校

鏡山小学校入学式

本日,10:30より鏡山小学校にて入学式がおこなわれました。本校からは,教頭先生が出席させていただき,新入生の入学をお祝いしてきました。
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3年生学年集会

本日,3限に3年学年集会が行われました。職員の自己紹介のあと学習や生活面の話,最後に修学旅行での国際通りの班決めが行われ,和やかな学年開きとなりました。
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6組そろいぶみ

本日,6組の生徒が全員そろいました。これから7人での活動が多くなります。
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2年生学年集会

本日,1限多目的室にて2年生学年集会が行われました。「もし,教師になっていなかったらどんな職業につきたかったか」というテーマで2年担当教職員の自己紹介がおこなわれました。自衛官・ツアーコンダクター・チアガールなど大いに話が盛り上がっていました。
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1年生学年集会

本日,2限体育館にて今年度はじめて1年生学年集会が開かれ,教職員紹介や年度当初の話が行われました。1年生の緊張した面持ちで話を聴く姿が印象的でした。
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3学年揃っての初めての登校

2・3年生は「おはよう」と声をかけると,1年生より落ち着いた感じで,といっても元気よく返事が返ってきます。
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3学年揃っての初めての登校2

「おはよう」と声をかけると1年生は,元気よく「おはようございます」と返ってきます。天候とは逆に気持ちのいい返事です。
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3学年揃っての初めての登校1

今日が,平成27年度3学年揃っての初めての登校です。あいにくの小雨模様です。
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Over the 東山〜新米校長奮闘記2〜

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「本 気」
 4月7日(火)午前9:27分,場所は花山中学校アリーナ(体育館)。
平成27年度第53回入学式が行われようとしていた。133名の新入生が入場を今か今かと待っている。身にまとうは真新しい大き目の通学服。
「新入生が入場いたします。皆様,大きな拍手でお迎えください。」
教頭の発する声とともに,吹奏楽部の演奏が始まる。学級のプラカードを先導に1組から順に2組,3組,4組そして6組と入場してくる。誰も下を向いていない。すべての生徒が,希望に満ちた活き活きとしたまっすぐな眼差しで前を見つめている。確かな足取りで保護者席の間を歩いてくる。
 「ただ今より平成27年度京都市立花山中学校第53回入学式を行います」「一同起立」
 133名がまるで練習をしていたかのように,息をあわせて立ち上がる。誰一人,みじろぎもしない。見事だ。
 「新入生,呼名」
 1年生担当教職員が入学生徒を呼名する。呼名された者は,その場に保護者に向いて立ち上がる。凛とした時間が過ぎていく。聞こえるのは呼名と返事のみ。
 「学校長,式辞」
学校長が,式辞を読み上げる。266の眼が,瞬きもせず学校長に注がれている。痛いくらいの視線だ。耳で聴くのではなく,目で聴いている。
 「新入生誓いのことば」
…これから新たに始まる中学校生活に大きな期待,そして少しの不安…新しい生活が始まることにワクワクする気持ち…先生方や先輩方に教えていただきながら,ここにいる133人の仲間と共に学びあい少しずつ成長していきたい…この3年間の中で,勉強や部活動のプレッシャーに負けそうになり…大切な友だちとけんかをしてしまう…その全てが3年後,立派な大人となって社会へと巣立つために自分に必要な訓練だと思って決して逃げずに立ち向かっていきたい…身につけたい力が3つ…何事にも精一杯取り組める力…決して諦めず最後までやりぬく力…共に学ぶ仲間を大切にする力…充実した中学校生活を送ることをお約束して新入生代表の言葉といたします。
 緊張しているのか,少し早口ではあるが,決して聞き取りにくいわけではなく,しっかりとした口調で語りかける。

『とことん本気の花山〜持ち味集団であれ〜』今年の学校スローガンである。入学式で早くも,新入生の本気を見たように思う。正直,驚いている。まずは,こんな素晴らしい生徒を送り出してくれた小学校へ,また,ここまで愛情たっぷりに育んでこられた保護者・地域の方々に感謝である。
 今思う。本気には本気で応えなければならない。教師として,とことん本気の学びを生徒に提供しなければならない。そんな想いを改めてさせてくれる入学式であった。

Over the 東山2

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入学式式辞
 今年の冬は天候が不順でした。三月に入り暖かい日が続き、一挙に桜が開花し、校門の桜も今日まで咲き続けてくれるかどうか心配をしました。
先週末からの雨の影響もあり、緑が目立つ状態になってしまいましたが、私には皆さんがとても鮮やかな桜色に見えています。
 そのような中、本日この佳き日に、多くのご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席の下、平成二十七年度、第五十三回入学式を挙行できますことを大変嬉しく思います。
 さて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。みなさんは今、どのような気持ちでそこに座っているのでしょう。
先ほど、一年担当の先生から一人ずつ名前を呼ばれて起立した時の緊張感を忘れないでいてほしいと思います。そう、皆さんは、今この瞬間から中学生になりました。今日から伝統ある花山中学校の生徒として胸を張って精一杯生活してください。
 入学にあたり、私から皆さんに伝えておきたいことがあります。このことは昨日の始業式で、二・三年の皆さんにも既に述べました。
それは、花山中学校の主役はあなたたち生徒であるということです。主役は、あらゆる場面で輝いていなければなりません。それでは花山中学校の生徒として輝くとは、どういうことでしょうか。
 まずは、学習です。学習から逃げないで、しっかりと向き合える人になってほしいと思うのです。それは、今の自分の学力を伸ばそうとすることです。
皆さんの能力は無限だと思いますが、目に見える学力には、今のところ個人差があります。それはあってもいいのです。しかし、みなさんの全員が、現状のままでよいとせず、今よりも学力を伸ばそうとして欲しいと思うのです。
 次に必要なことは心を磨くということです。それは、自分の存在に自信をもち、他の存在を尊重でき、仲間を信頼し、一緒に歩んでいける。そんな心根を育ててほしいのです。
昨今、中学生を巻き込んだ痛ましい事件が、頻繁におこっています。ほんの少しだけでも相手をそして自分を大切にする純な気持ちがあれば、といつも哀しくなります。
花山中学校では、学校祭文化の部・体育の部・合唱コンクール・収穫祭・クロスカントリー大会等、他の中学校より多くの行事を取り入れているのも、心を磨く場を数多く皆さんに経験してもらいたいからです。
 最後に必要なことは、自らを鍛えるということです。とりわけ、部活動はその場としては、最適ではないでしょうか。運動系の部活動だけでなく文科系の部活動も、良い意味での先輩後輩の関係を経験でき、自らを鍛えることにつながります。
ぜひとも、部活動に入り、汗をかき、知恵をしぼり、勝ち負けに一喜一憂し、作品の創造に没頭し、自らを鍛えてください。
 みなさんが、輝き続けるために花山中学校では、毎年、その目安となる学校スローガンを掲げています。
平成二四年度はカサンズプライド〜誇りをもて〜・二五年度はゴーフォワード〜前へ〜・昨年度はフォアザカサン〜君は花山のためになにができるか〜でした。今年のスローガンは、とことん本気の花山〜持ち味集団であれ〜です。
 今日入学をしたみなさんは、一人ひとりちがう個性・持ち味をもった人間です。足の速い人・楽器の演奏の上手な人・イラストを描くのが得意な人・本を読むのが大好きな人・文章を書くことが趣味の人など多様な人が集まっています。いや僕には私には得意なことはないと思っている人がいるかもしれませんが、まだ気づいてないだけで、何か必ずあるのです。それが個性・持ち味なのです。一三三名の皆さんが、一人ひとりの持ち味を紡ぎ結集させるのです。そしてその集団が、一人一人が、とことん本気になって取り組む。そのとき、とてつもなく素晴らしいものが必ず生み出されていきます。
今年は、花山中学校は本気で活動する場面を例年以上に多く取り入れていこうと思います。
みなさん、とことん本気の一年生になってみませんか。
 私たち教職員は、皆さんの力を伸ばすことが仕事です。そのために色々な取組を考えて提供します。どうかしっかりとついて来てください。必ず充実感のある中学校生活にしてみせます。それは、この学校を代表する校長としてこの場でしっかりと約束したいと思います。
 保護者の皆様、本日はお子たちのご入学、誠におめでとうございます。今日から新入生百三十三名を大切にお預かり致します。微力な私たちではございますが、教職員一同一丸となってお子たち一人ひとりを大切に、教え育んで参ります。
 大人に憧れつつも大人に反抗するという中学生の時期は、人生のうちでも最も難しい時期です。どうか、ご家庭でも、温かい愛情をもって、適切なご助言と心配りをお願い申し上げます。難しい時期だからこそ、保護者の皆様との密接な連携が大切になってきます。
先月、立派な卒業をしていきました子どもたちも、実は一人ひとりを見ると色々なことがありました。しかし、保護者の皆様との間で強い信頼関係を構築でき、共に指導し共に見守る中で、立派に巣立って行ってくれたと思っております。
子どもたちの健全な成長のため、今後はどんな些細なことでもご連絡いただきますようお願い申し上げます。また、学校も保護者の皆さまを頼りに、一緒になって指導して参ります。どうぞ、宜しくお願い致します。
 結びになりましたが、ご来賓の皆様方には、公私ともにお忙しい中、本校の入学式にご臨席を賜りまして誠にありがとうございます。私はこの四年間、常に地域の皆様方の本校教育への深い愛情と温かい励ましの心とを感じて参りました。「地域の子どもは地域で育てる」という京都市の教育理念がございますが、この花山中学校区においては、既にそれは理想の概念ではなく現実のものとなっております。
今後とも、これまで以上にご指導、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 さあ、新入生の皆さん、いよいよ花山中学校での生活が始まります。
三年後には、皆さんの全員が、先日の卒業生と同様に、「花山に行ってよかった」「花山の卒業生であることを誇りに思う」と言って卒業して行ってくれることを切に願っています。
 皆さんが、常に前を向いて、充実した中学校生活を送ってくれることを大いに期待して、入学式の式辞とします。

平成二十七年四月七日
                             京都市立花山中学校
                             校長 塩見晃之

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