最新更新日:2024/05/30 | |
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新入生美術入門研修
4月14日(火)、新入生美術入門研修を実施しました。この研修は、銅駝美工生としての自覚と美術への意欲をはぐくむ研修で、1年生全員が参加しました。
午前中は、京都国立近代美術館へ行き、まず美術館の魅力、社会的役割、将来像、企画展の魅力・見どころなどについての講義を受けた後、普段は見ることのできない美術館の舞台裏見学「バックヤードツアー」、企画展「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展/ヤゲオ財団コレクションより」、常設展を3クラスに分かれてそれぞれ鑑賞しました。生徒は、熱心にメモを取りながら講義を聴き、鑑賞しました。 午後は、京都市動物園へ移動し、写生を行いました。あいにくの雨で写生には良くない条件でしたが、生徒は一所懸命に取り組みました。 現代美術作家 名和晃平氏来る
4月10日、進路講演会に国際的な現代美術作家、京都造形芸術大学教授の名和晃平氏に来て頂きました。次回のオリンピックに向けて文科省の委託を受け、スタジアムでのアートイベントの企画等に取り組んでおられます。その造形は彫刻の概念を変え、先端技術とコラボレーションを行った大胆で美しい表現となっています。映像を交えての講演では次々と現れる作品のコンセプトや発想に生徒達は眼を見張っていました。
新年度2日目 4月9日平成27年度が始まって2日目。今日はクラス写真、身体計測、各科検診を行いました。1年生は講師をお招きして「ケータイ教室」を実施し、携帯電話、スマートフォンを使う際の、モラルやマナー、トラブルに巻き込まれないための使い方について学びました。 平成27年度学校経営方針入学式・始業式を挙行
4月8日、入学式が挙行されました。この日は4月というのに冷たい雨が降る寒い朝、新入生たちは緊張した面持ちで式に臨みました。学校長からの、新しい「出会い」を大切にし夢の実現に向けて「希望」を持とう、との言葉を胸に刻んで、新1年生の高校生活がスタートしました。
午後には始業式がおこなわれ、2年3年生の新しいクラスの発表に歓声が上がり、賑やかな毎日が始まりました。 明日 入学式いよいよ明日入学式。本日式場の準備を終え、新入生の入学を待っています。 桜花爛漫この度、京都市立銅駝美術工芸高等学校長として着任いたしました、吉田 功と申します。着任にあたりまして、皆様に一言ご挨拶申し上げます。 本校は、明治13年(1880年)に、日本最初の画学校「京都府画学校」として京都御苑内に創立しました。明治22年(1889年)には京都市へ移管され「京都市画学校」と改称、のち「京都市美術工芸学校」、「京都市立美術工芸高校」と改め、戦後昭和24年(1949年)には「京都市立日吉ケ丘高等学校美術課程」として設置されることになりました。そして昭和55年(1980年)には、美術工芸単独の専門学校「京都市立銅駝美術工芸高等学校」として現在の地で新たなスタートを切りました。この年は、京都府画学校が創立されてちょうど100年目の年でした。今年、本校は創立135年を迎えます。 この長い歴史の中で、本校は、すぐれた作家を次々輩出してまいりました。その諸先輩方が後身を育てたり、また美術・芸術における第一線で活躍されている特別講師の招聘などの学習機会も設けてまいりました。平成16年(2004年)からは1科8専攻のシステムで専門教育を進めながら、大学での美術専門教育につながる進路保障にも大きな力を入れております。 本校は、江戸後期の儒学者:頼山陽が「山紫水明処」と名付けた屋敷があったところからやや南、鴨川の流れを耳にしながら東山を望む素晴らしい環境に立地しております。生徒は、10代の大切な時間を、この静かで落ち着いた、四季折々の風情を感じられる学び舎で過ごしています。 私たち教職員は、ひとりひとりの生徒の個性や感性を大切にしながら、生徒の力をしっかり引き出し、可能性を広げて、21世紀に活躍する青年の成長を丁寧に支援してまいります。保護者、諸先輩方、市民の皆様、各方面からのご理解とご支援を、今後ともどうかよろしくお願いいたします。 平成27年4月1日 校長 吉田 功 |
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