新年度が始まりました。全教職員で今年度の学校経営方針を共通理解しました。何と言っても子どもを中心において学校教育をどう進めるかということです。そこで子ども自身の「いのち」について考えました。子どものいのちは無限の可能性,無限の力です。無限の可能性から憧憬や想像を広げて,これまで人は羽がないのに空を飛ぶことを実現しました。エラがないのに深海の世界を探検できる力を実現しました。どうしてそんなことができたかというと,それは人のいのちの無限の可能性から無限の努力を引き出してきたからです。子どもたちの中にもその同じ無限の可能性のいのちがあります。今年度の教育はそれを引き出すことに情熱を燃やしましょうと話し合いました。
そのために,「無理」とか「できない」と言う前に,自分のいのちの尊厳にふれて自分を振り返っていく道徳教育を中心に進めていきます。道徳教育目標は次の通りです。
<学校の道徳教育目標>
目標に向かってくじけずに努力しようとする自分を大切にする。
物事を謙虚に受け止め,思いやりの心を大切にする。
保護者・地域の皆様には今年度も様々なご協力をお願いすることになるかと思いますが,どうぞよろしくお願い申し上げます。
校長 出口信行