最新更新日:2024/09/25 | |
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『東山を西に見て』〜Make Legend〜
「締めくくり」
この何日間かの暖かさで、校門の桜はその蕾を一気に開けつつあります。満開には程遠いですが、雨が降っても散ることを心配しなくてもよい分、このくらいの方がよいのかもしれません。 さて、いつかは来るとは思っていた離任。迎えてみると、やはり寂しいです。『せめてあと1年。いや、今の1年生が卒業するまであと2年。』そんな風に思ったりもしますが、きりがないことも十分に分かっています。公務員に異動があるのは当然のこと、気持ちを切り替えました。 49歳で新任校長として赴任して以来、アッという言う間の5年間でした。当時はまだ、3年生に学習に定着しない生徒たちが少なからずいました。服装・頭髪違反や遅刻を繰り返す3年生もいました。一日に何度も非常ベルが鳴り、時には爆竹がなって学校全体が騒然としたりもしました。校内いたるところで喫煙があり、落書きや器物破損も後を絶ちませんでした。指導が上手くいかず、教師と生徒の大きな声がしばしば聞こえもしました。 「生徒の話を聴く」これを最初に始めました。授業中であるにも拘らず、校内あちこちで生徒数人と教師が話をしていました。校長室も例外ではなかったです。時に笑い声が交じり、「授業中なのに談笑しているとは何事か!」と保護者の方からお叱りの声も頂きました。「時間はかかるが、生徒との信頼関係の回復が最優先課題」とそれらの声に対応してきました。 元々“人懐っこい”子たちです。半年も経つ頃には随分と指導ができるようになっていき、進路指導も功を奏して授業に出る生徒が増えていきました。金髪や短いスカート、私服のような格好で登校していた生徒たち全員が、頭髪を整え、きちんとした制服姿で卒業証書を受け取ったときの感動は今も忘れられません。 その後いろいろな取組を行ってきました。道徳教育を軸にした「考え、語り、聴く」活動はその中心です。生徒同士を繋げることで、お互いのことをよく理解しあって生徒同士や生徒と教師の間の信頼関係は一層強まりました。生徒が自らの考えを発言する全校集会もすっかり定着し、今では他校の先生や指導主事の先生から参考にして頂けるようにもなりました。PTA や地域の方にも大いに支えていただきました。学校が計画したことには、快く協力していただきました。保護者と地域の皆様と教職員が協力して生徒を育てるという、学校教育の理想を見事に実現できたと密かに自負もしています。 この間、262枚のエッセイを綴ってきました。ここには5年間の花山中学校の歴史があります。生徒・保護者・地域の皆様、そして教職員の姿があります。ページをめくっていると、当時を思い出して目頭が熱くなるものもあります。5年間、校長室の窓から東山を西に見続けてきましたが、それももうありません。赴任先に不安はありますが、それ以上に期待があります。これまで応援してくださった読者の皆様、大変ありがとうございました。 新天地で、新しい生徒、保護者・地域の皆様とともに頑張ります。 『うららかな春』その5
今日の屋外での部活動は最高です。
女子は、日焼けに気をつけてください。 『うららかな春』その4
男子部は、今日は藤原先生が指導しておられます。
グランドでは、陸上部が活動しています。 「うららかな春」その3
テニスコートでは男女の部員が1面zす津で練習しています。
男子の不手際で、女子に迷惑をかけましtA. 『うららかな春』その2
体育館では男子バスケットボール部が活動を始めています。
高校でもやるんだと、卒業生が一人参加していました。 『うららかな春』その1
おはようございます!
うららかな春の朝であります。 子どもたちは、活発に活動を開始しています。 先ずは、吹奏楽部の生徒たちの様子です。 『遅くなりました』
今日は、ほぼ一日外へ出ていましたのでHPのアップが遅くなりました。
「更新を楽しみに何度も見てくれてた人、ごめんなさい。」 しかも、学校へ戻ってきたときには、既に2つの部しか活動していませんでした。 今日は寂しいページになります。 『東山を西に見て』〜Make legend〜
「いずれ他校の見本に」
一昨日は歩いていると汗ばむほど暖かかったのに、今朝は、檸檬の散歩中に雪が舞ってきて驚きました。膨らみかけていた桜の蕾もびっくりして身を縮こめているのではないでしょうか。昨朝、鏡山循環バス正式運行の出発式典に参列しました。山科駅前で行われたのですが、もう春だからとコートを着ずに来た人や薄手のそれで来た人は、凍えておられたに違いありません。 さて、平成26年度も終了式を終えました。卒業生の話を切り出しにこの1年間を振り返って1・2年生に話をしました。260人以上の目が真っ直ぐに私に注がれます。私の話を聴きながら頷く生徒が居てくれます。受験や命の話の場面では、緊張感からかつばを飲み込む生徒が何人かいたことも私の目は捉えました。よいムードで今年度最後の全校集会を終えられたと思っています。(決して自己満足ではないと思っています。) 「全校集会は私にとっての授業」そう思って取り組んできました。「校長の退屈な話を我慢して聞かせる」こんなことをさせてはならないと常に心掛けてきたつもりです。「全国どこの中学生に対しても使えるような内容の話をしても意味がない。目の前のこの子たちのネタで、この子たちの心を動かしたい」そう心がけて内容を考えてきたつもりです。内容を生徒の心に届けるための工夫として、パワーポイントを使ってプレゼンテーション形式で話すようにもしてきました。より聴くことに集中させるため、私の話の後生徒にコメントを求めてきました。代表生徒の発言を聴くことが、私の話の内容をより深めると思ったからでもあります。このことが、生徒に大勢の前で話をさせるトレーニングにもなります。この取組も、もうすっかり定着しました。 感想や決意を述べさせる生徒は、毎回私が指名します。今回も何人かはそうしました。 「ほかに言いたい人はないか?」試しに問うてみました。なんと、勢いよく手が上がりました。 1人は野球部のキャプテンです。「しっかり練習して、みんなで全国大会へ出場したい。」全国大会出場まであと2勝というところまで行った卒業生の背中を見続けてきた彼の、卒業生を超えたいという力強い決意の言葉でした。真面目な彼ですが、こんな場で挙手できるような生徒ではなかったように思います。野球部のキャプテンという立場が彼を変えたのでしょうか。これまでのこの場での先輩の姿が彼を成長させたのかもしれません。「今年度の合唱コンクールで、学年合唱を頑張って2年生の力を見てもらいたいと思って取り組んだ。それが出来て満足している。来年度、3年生になっても一層頑張りたい。」こちらは、常に2年生の評議員をリードする女子の言葉です。発言の後、大きな拍手が起こりました。内容もさることながら、それをさっぱりと言い切った態度にも感心させられました。この瞬間、誰の脳裏にも彼女の一生懸命に歌う姿が甦ったことでしょう。 集団は変わっても、取組を続ける限りそのクオリティーは高まっていくものなのです。花山中の全校集会は、近い将来他校の見本となるに違いありません。ちょっとオーバーでしょうか(笑) 陸上部合宿中2日目
練習を16時に終えました。講師の方にご挨拶もして最後のミーティングとしました。16時15分バス出発,北区の途につきます。全員最後までやりきることができました。
『春休みの部活動』その4
トランペットパートの皆さんは、準備運動の最中でした。腹式呼吸で鍛えています。
吹奏楽部は、体育会系の部活動と同じようなところがあります。 |
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