職員室の机の上に水の入ったペットボトルが置かれていました。私が以前指示して1時間ごとに水道水を採取させたものです。
さかのぼること,8月27日の事です。給水管工事の影響で給食室の水に錆が出ているという報告を受けました。翌日の給食に向けて,とにかく工事関係者や水道局・教育委員会と相談し,水道水を出すことで錆が出なくなるであろうと判断して,翌日(8月28日給食再開日)の水道水を調べることにしました。
8月28日,朝,水道水から量は少なくなったものの,まだ錆が出ているという報告を受けました。教育委員会に報告すると,ガーゼ等でこすことや人体には影響がないことなどを教えていただきました。
実際に給食を作っている給食調理員から,量が少なくなったとはいえ子ども達の給食を作る上での不安の声が上がり,水道水の水を出した状態で一時間ごとにペットボトルに入れて確認すること,作る時間を考えて水道局に給水車の依頼を行いました。
結局,給水車に来ていただき2tの水の供給を受け,給食を作るのに使いました。
学校現場では,子ども達の安心・安全な給食を実現するために,何かあった時にはいろいろな関係機関と相談し,よりよい対応となるようにしています。
なお,28日には,当日仕事がお休みだった学校薬剤師さんにも給食室の水質検査に来ていただき,後日,検査結果は飲料水として合格であったことを伝えていただきました。
(写真 左…一時間ごとに採取した水道水,右…採取初めの底に沈んだ錆の様子)