京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/20
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気温の変化が大きい季節です。暑い日は、充分な水分補給ができるよう水筒をお持たせください。

12月は人権強調月間です!

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生徒会の取組として,あいさつ運動を行っています。

「あいさつから仲良くなろう!」
「人権はあいさつから!」
「あいさつすると友だち増えるネ!」
「あいさつから生まれる絆」

など生徒会本部役員一人一人ポスターを製作し,取り組んでいます。

あいさつからみなさんを笑顔に・・・

いささか残念! 小中一貫新聞記事 その3

先週、京都新聞で小中一貫の記事が連載されるや否や、お顔を合わせた保護者や地域の方から、「小中一貫えらいこと書かれてますね。」とか、私の名前が掲載された記事に対しては、「どんなこと話されたのですか。」というようなお尋ねが何件もありました。ホーム頁をご覧の方は、「校長先生のhpをみて安心しました。」ともおっしゃっていただきました。
 土曜日の京都新聞朝刊には「『再生』の方程式」という連載の形で、「専門家に聞く小中一貫教育の意義と問題点」という見出しでお二人の有識者への取材記事が載っていました。これを読んでまた「いささか残念!」に思ったのです。

 お一人は本校の運営協議会理事で、本校の様子をよく御存じの京都産業大学文化学部教授の西川信廣氏。全国のたくさんの学校現場を熟知の上「中一リセット」という問題提起をされ、文部科学省の調査結果という客観的材料をもとに、いじめや不登校、学習意欲に何らかの成果や手ごたえがあると述べられています。また、学年の区切りについても正解はないとしながら、15歳時点の学力に責任を持つことが大切と締めくくられています。
 さらに、できれば統廃合はしない方がよいとしながらも、小規模校の人間関係の固定化等の解消に向けた提言をされています。
 小中一貫校の会議の負担を、小中学校行事の共同化による事務量の削減で対応するなどの提言もなされており、最後には地域の違いにより生じる可能性のある格差に対しては、教育委員会等が制度の運用力をあげたり、情報の受発信を行うことで、教育の質の向上へとつなげる必要がある旨述べられています。

 私が「いささか残念!」に思うのは、もうお一方の 子どもの発達と住まい・まち研究室主宰の室崎生子氏のインタビュー記事に対してです。
 小中一貫教育には反対しないとしながら、以下述べられていることはすべて統合や施設一体型の小中一貫校の事ばかりです。「広がりすぎた校区は生活圏とかけ離れるため、子どもにとって良い影響は与えない。」と言い切る形で書かれています。どうしてこのように断言できるのでしょうか。本校の児童は広がった校区で今まで以上に多様な人間関係を築いていると思いますし、学習でもより多くの教育資源が活用できていると思うのですが、良い影響を全く受けていないと言い切れるのでしょうか。
 さらに本校を名指しで、「子どもは地域の人に見守られて育つことで…校区が広がると必然的に、地域の人とのつながりは薄れてしまう。」と述べられています。まるで校区を持たない私学の小学校をイメージされているかのように思います。本校の開校と同時につくっていただいた子ども見守り隊の方々の献身的な見守り活動に対して、誠に申し訳なく思います。同時に子どもたちを大切にしようとする地域の方々の意識は、時には以前より強くなっているのではと思いますがいかがでしょうか。
 次に、登下校に時間がかかることで、放課後に遊んだり屋外で遊ぶ機会が少なくなると指摘されています。本校下で最も遠いところまで何時間かかると考えておられるのでしょうか。バス通学を導入していることで最も遠いところまで、かかっても3,40分の校区であることを御存じでしょうか。この程度の通学時間を要する学校は本校以外にもたくさんあります。加えて、屋外での遊びに関しては、不審者対応による公園等における遊びが制限されることの方がより深刻で大きな問題だと思います。
 様々な学年の区切りを「…まるで実験のようだ。」と述べられています。それぞれの学校の様々な要因による特徴、極言すれば強みや弱みをどのように生かし、また処していくのかという中に、学年の区切りもあるように思います。むしろ戦後すぐに設定された6・3の区切りを見直さないということは、これほど子供の発達や求められる力が変化している現在において教育の可能性を抑制してしまうのではないでしょうか。
 そして学年の区切りに見られるような、多様な考え方が機会均等であるべき公教育では許されざるものであるとされています。御所南小の極端な人気が「公教育への期待の表れ」ではなく、「公教育への不信の表れ」とあたかも多くの市民が公教育に不信感を持たれているかのように表現されています。京都市の教育行政に対して不信を持たれているのは、この記事が真意を反映しているとすれば、取材を受けられた室崎氏もしくは記者そのものではないのでしょうか。
 そして、ここで述べようとされる趣旨は機会均等ではなく、むしろ公平性ではないかと思いますがいかがでしょうか。本校はことあるごとにいろいろなメディアに特別な学校として取り上げられています。本当の公平とは何でしょうか。「低きにあわせた公平」が「高きを目指すが故の不公平」より優先して良いのでしょうか。社会は刻々と変化しています。一つの先進的事例が、やがて普遍化して全体のレベルを上げてきたことは多くの歴史が物語っています。ただ、「先進的事例として成果を上げた学校」が正しくパイロット校としてその指導内容や方法、形態等の情報を開示し、他校へと広げていく責務を担っていることは言うまでもありません。

 この記事においては、論点の異なる有識者2人を並べて意見の違いを際立たせるという手法が用いられました。西川氏が「意義と問題点」というそれぞれに答えられているのに対して、室崎氏の記事には「意義」は見当たりません。「問題点」を羅列するに終始した記事になっているのはなぜでしょうか。
 この間、京都新聞において次々と問題を突き付けられている小中一貫校を預かる校長として、本校の児童生徒に責任を負う者として、看過できずに長文をしたためています。
 教育は子どもたちに懸ける夢であり、創造であり、志にもとずく地道で継続的な行為です。本校では、与えられた様々な条件を強みとして活かし、負をプラスに転じ、地域や保護者の皆様の協力をいただきながら質の高い教育を展開してまいります。
 地域の皆様が選択された施設一体型小中一貫校。2中5小、8学区の統合を通して、伝統ある旧学区の良さを引き継ぎつつ、新しい開睛校区が生まれ、より多様な方々との出会いを通して、広くなった校区を誇りとして逞しく生き抜く人間を、共に育ててまいりたいと思います。

人権についてのお話をしました

 12月は人権月間です。世界人権デーに合わせてこの月が人権月間とされています。けれど私たちは日々人権と向き合って生きています。そこで本校では人権“強調”月間と言うことにしています。

 今日は全校集会を開き、校長から人権についてお話をさせていただきました。お話の要点は2点です。
○一つ目は・・・
 「いじめは絶対許されない」ということ
○二つ目は
 「ルールを守ったり話し合いで解決することが人権を守ること」ということ
 この二つをスライドを使ってお話しいたしました。

 一つ目のおはなしは、絵本「わたしのいもうと」をつかい,子どもたちの感性に迫りました。「いじめ」という行為が、人が幸せになろうとする権利を奪ってしまうということ。時には命をも奪いかねない行為であるということをお話しました。
 二つ目のお話は、自分が幸せになろうとしたときに、お互いの主張がぶつかり合うことがあります。「私は廊下の真ん中を走って通りたい。」「私も廊下の真ん中を走って通りたい。」といった場合です。こののままにしておくと二人とも幸せにはなりません。そこで「廊下は右側をあるきましょう。」というルールができます。このようにルールはみんなが幸せに暮らせるよう、決められているのです。そのことをお話しました。

 いずれも,人権ということを「幸せを追求する権利」という考え方に置き換えています。これは,東山区長の鷲頭雅浩氏がおっしゃっている考え方です。人権という概念を、ぐっとわかりやすく身近なものにする考え方だと思っています。

 どうぞご家庭でも、家族の皆が幸せを追求できる状態にあるかどうか,この機会に話し合ってみていただければと存じます。。
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学習発表会 ご参観ありがとうございました。

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(ひとりひとりの成長が,しっかりと伝わったなあ)5組の「ももたろう 5組」。いきいき笑顔のみんなステキでした。
 「ザ ワールド ミュージックショー」2年生。なんて楽しい、なんてかわいい。キラキラしている2年生,今日は一段と輝いていました。
 思わずジーンと胸が熱くなりました、4年生「心をつなげるハーモニー」。練習大変だっただろうなあとどの楽器を見ても思いました。4年生のひとりひとりの姿を見ながら(ごくろうさま。本当によくがんばったね)と思うと胸が熱くなりました。
今年も学習発表会が終わりました。この取組を通じての子どもの成長・学年の成長をしっかりと確かめて,応援していきたいです。保護者の皆様,地域の皆様,あたたかい眼差しと拍手,ありがとうございました。

学習発表会 ご参観ありがとうございました。

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 1年生〜4年生ファーストステージの学習発表会が終わりました。全部が終了したころ「先生,どの学年を見ても感動しました。子どもも先生方もひとつになって下さっていることに感動しました。」と話しかけてくださいました。
とても嬉しかったです。そして,こうして子ども達の姿を通して東山開睛館を応援してくださっていることが有難かったです。
 今年も4年生がリーダーとして学習発表会を支える係活動,準備に後片付けをやりました。それはそれは頼もしい姿でした。
3年生の心に響くひとりひとりの台詞が今も心に残る「海をかっとばせ」,日頃の学習の成果がしっかりとでていました。初めての学習発表会,いっぱい覚えましたね1年生「むかしばなしのたび」,どきどきしながらやりきりました。

セカンドステージ集会 縦割り遠足に向けて

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 今日の5&6時間目に、縦割り遠足「目指せ!世界遺産」に向けてのセカンドステージ集会を行ないました。前半は、5&6年生の縦割り委員会が司会・進行を担当しました。たてわり委員長のはじめの言葉に始まり、縦割り遠足の説明や一日乗車券の使い方、昼食についての注意点や諸注意をわかりやすく説明してくれました。続いて、世界遺産の説明や世界遺産クイズを出題してくれました。楽しく世界遺産のことを学ぶことができました。後半は、各教室でグループに分かれて、7年生が読解の時間に考えた遠足のオリジナルプランの説明や世界遺産の歴史やみどころを発表しました。7年生が考えたオリジナルプランで自分たちだけで市内巡りをするわくわく感とどきどき感でいっぱいです。グループの交流も進み、来週金曜日の縦割り遠足当日が楽しみです。

定期テスト実施!

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 7年生以上にとっては本年度第4回目の定期テストです。3日間の最終日。9年生は進路希望の確定を控え、緊張感がこちらまで伝わってくるような雰囲気の中でテストに取り組んでいました。
 また、本日は5・6年生においてもテストを行いました。国語と算数を学年一斉に7年生以上と同じような形で取り組みます。定期テストを行うことにより,日ごろの学習への意識向上や上級学年(特に7年生)へのスムーズな移行を図るとともに卒業後の進路実現をも睨んで行っています。
 さて、結果が気になるところではありますが・・・。来週にはテスト返しが待っています。

どの本がいいかなあ

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メディアセンターでは,9年生が一生懸命に絵本を選んでいます。「この本よりもこっちの方が・・」「その本,僕はこんな風に読むよ」「うーん。やっぱり大型絵本かなあ」
もうすぐ9年生は家庭科の学習で保育園に,幼児とのふれあい体験の学習に出かけます。
 絵本を読み聞かせしたり,遊び道具を考えたり,9年生は出会う園児さんのことを思い浮かべながら,たくさんの準備をしています。
9年生のみんな,園児さんがみんなと過ごした時間を「ああ,楽しかったなあ,またお兄ちゃんに会いたいなあ」「お姉ちゃんとまた遊びたいなあ」と感じてくれると嬉しいですね。

がんばってね,9年生。

いささか残念! 小中一貫新聞報道 その2

本日の京都新聞には「学校統廃合という『利点』」というテーマで,「議論急進 住民に不信感」という大見出しの記事が掲載されました。
 そして,写真には本校の児童生徒が降車する臨時の市バスの写真が掲載されています。記事には京北町や向島の学校統合に関する内容が書かれ、統廃合の問題が教職員のリストラと関連付けて次のように書かれています。
 「統廃合は教職員のリストラにつながる。5小2中が統合した東山開睛館(東山区)では,統合前の7校を合計した教職員数は96人だったが,定数を上回る配置を含めても現在は65人。3小1中を統合した東山泉小・中(同区)は46人で,統合前の53人を下回る。」と。
 本校や東山泉小・中学校の開校で,定員の総枠が減となった事実はありますが,当然教育委員会は採用を抑える等の方法で対応しており,リストラされた教職員はいないという認識です。
 また,教員定数の削減に関しては財務省が,小1の35人学級を40人学級に戻す方向で60数億円の予算が浮くと試算しているだけで,文部科学省や小中学校校長会は1学級の少人数化に向けて,定数の改善を強く求めているところです。
 このようなことをご存知でない読者がこの記事を読まれ,現在進められている統合や小中一貫校の流れが,教育行政上の「利点」においてのみすすめられ,住民に不信感を与えているという事がすべてであるように受け止められることに大きな危惧を感じるところです。
 懸命に新しい学校づくりに取り組むものとしては,「『再生』の方程式 第一部 小中一貫教育」 というシリーズものとして特集されているのですから,ぜひともこの後,純粋な教育論もふくめ,家庭のそして地域の教育力にも触れていただきながら,学校再生の方程式をお示しいただきたいと考えます。 

いささか残念! 小中一貫新聞報道

 先週から京都新聞では,「小中一貫教育」が特集として組まれています。度々本校も登場しています。
 新聞記者様には,何度もご来校いただき,丁寧な取材をしていただいてまいりました。少し気になることがあります。私も今まで取材を受けたことは度々あるのですが,9割は意図した思いが表現されていません。

 日曜日の記事は,「ゆとりを失う教師」 というタイトルで,大見出しには「『改革』の負担 疲弊目前」とあります。

 私の発言として,「『新たな試みに取り組もうとすれば,教師をさらに多忙化させてしまう』と初田幸隆校長(58)は明かす。」と書かれ,さらに,「一貫校の効果を出そうとすると教員にとっては新たな負担につながる。」と結んでいます。
 小中一貫校でなくとも,また学校でなくても,より良い姿を求めて新しい取組をしようとすればそれなりに時間や労力はかかるのではないでしょうか。むしろ,地域と共に新しい学校づくりに取り組もうとするモティベーションが高ければ,教職員は志を高く持ち,頑張ろうとします。そして仕事に誇りが生まれます。さらに,新しい学校づくりを通して,新たに地域のきずなが生まれ,子どものみならず保護者や地域の皆様の間にも新しい事に対しての期待や思いが生まれています。

 さらに記事の最後には「初田校長はつぶやく。『教師がゆとりを持って子どもに向かえることが,一番いいとわかっているのだが』」と締めくくられています。
 特段つぶやいてはおりませんし,きちんとお話ししたつもりです。教育現場では子どもと向き合う時間が少しずつ減っているのではないかという危惧は持っていますし,そのようにお話は致しました。けれど小中一貫校と呼ばれる学校だけの問題としてとらえられているとしたら,その見識はいかがなものでしょうか。
 現在の社会が有する様々な課題の一つとして様々な学校問題があり,軽々に論じられるものではありません。
 であるにもかかわらず,現在の学校が抱える多忙化の問題を,統合や小中一貫校と結びつけて論じられることに,いささか小中一貫教育の現場に居るものとしては違和感を感じるのです。
 小中一貫校の良さや可能性,地域の方々の献身的な努力,そして高い志,そのような学校づくりに取り組んできた事実は,きっとこの特集の後半で展開されるものと信じたいと思います。

 
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