過日行われた「人権啓発街頭パレード」で触れた“子どもを共に育む京都市民憲章(通称:京都はぐくみ憲章)”はまだまだ認知度が低く30%ほどしか知られていない実態があるそうです。
まずは“京都はぐくみ憲章”にどのようなことが書かれているのかを、以下に紹介します。ご一読ください。
『子どもを共に育む京都市民憲章』(通称:京都はぐくみ憲章)
わたくしたちのまち京都には、子どもを社会の宝として、愛し、慈しみ、将来を託してきた、人づくりの伝統があります。
そうした伝統を受け継ぎ、人と自然が調和し、命のつながりを大切にして、子どもを健やかで心豊かに育む社会を築くことは、京都市民の使命です。
大人は、子どもの可能性を信じ、自ら育つ力を大切にして、子どもを見守り、褒め、時には叱り、共に成長していくことが求められます。そして、子どもを取り巻く状況を常に見つめ、命と健やかな育ちを脅かすものに対して、毅然とした態度で臨む必要があります。
わたくしたちは、子どもたちの今と未来のため、家庭、地域、学校、企業、行政など社会のあらゆる場で、人と人の絆を結び、共に生きていくうえでの行動規範として市民憲章を定めます。
わたくしたちは、
1 子どもの存在を尊重し、かけがえのない命を守ります。
1 子どもから信頼され、模範となる行動に努めます。
1 子どもを育む喜びを感じ、親も育ち学べる取組を進めます。
1 子どもが安らぎ育つ、家庭の生活習慣と家族の絆を大切にします。
1 子どもを見守り、人と人が支え合う地域のつながりを広げます。
1 子どもを育む自然の恵みを大切にし、社会の環境づくりを優先します。
以上
なお、憲法月間の標語は
「同じです あなたとわたしの 大切さ」です。