京都市立学校・幼稚園
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16期生 パーラメンタリーディベートに挑戦!

 夏期全員学習中の7月22日(火),23日(水),16期生(1年生)全クラスを対象として,イギリス議会をモデルとした即興型ディベートであるパーラメンタリーディベート講習会を実施しました。この取組は,京都市のかがやき事業の一環として行われ,公開授業として実施し,京都市の高校や中学校の教員のみならず和歌山,福井,大阪,三重各府県からの見学者にもお越し頂きました。

 22日の1限目には,6クラスが5階講堂に集まって,全体説明とモデルディベートのデモンストレーションの講義を受けました。その後は1クラスずつ,各教室で1時間75分の講習会を行う中で,1年生普通科・探究科の6クラス248名全員が2ラウンドのディベートを経験しました。講師の大阪府立大学工学部助教 中川智皓先生と6名ずつのジャッジ兼ディベーターの方々に,グループ単位で,ディベートの進行・ディベート後のフィードバックなどの指導を行って頂きました。また,ベストディベーターの発表もありました。

挑戦した生徒たちの感想を紹介します。
「英語の苦手意識が人一倍強くて,即興で英文を作るなんて不可能だと思っていたが,実際挑戦してみると文法がめちゃめちゃでも伝えることはできてとても楽しかった。」
「グローバル人材育成にあたって,必要な力の一つは英語力である。与えられたお題を即時に組み立てる即興型ディベートはその力の育成にふさわしいと思った。」
「人に伝えるためにはなるべく簡単な英語を使うこと,そしてもちろん大きな声で話すこと,など大切なことがたくさんあって,英語ディベートをやってみて自分が出来ていないことがものすごくたくさんあるということに気付けて楽しかった。」

生徒の反応は大変良く,学ぶところが多かったようです。今回の講習会が生徒たちの英語力向上だけでなく,様々な分野への興味関心をかきたてることに繋がればと考えています。

写真上 中川先生による講義の様子(6クラス合同 講堂にて)
写真中 白熱したモデルディベート(同上)
写真下 16期生ディベートに取り組む(教室にて)

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市高グローバルリーダー育成研修(シアトル)通信 1

 今年度も京都市立高校グローバルリーダー育成研修事業が行われ、本校からは6名(全体では22名)が参加しています。
 グローバル化が進展する中、市立高校の代表生徒たちがともに切磋琢磨しながら、我が国の伝統文化等を深く理解するとともに、国際貢献の大切さを学び、他国の若者との交流、語学研修に積極的に参加することを通して、豊かなコミュニケーション能力、世界に対する幅広い教養をみにつけるなど「グローバル人材」としての素地を育むことを目的として行われています。
 7月25日(金)に出発しました。8月10日(日)までの17日間の日程です。

7月25日(金)関空→仁川→シアトル 
「ACEにてオリエンテーション」
 日本との時差が16時間あるシアトルまでの行程は非常に長く大変でしたが、生徒たちは仁川でのトランジットで思い切り韓国を体験したり、シアトルの空港で英語だけでなく、今まで聞いたことのない外国語があちこち飛び交う様を見て、日本を離れたことを肌で感じたようでした。
 疲れたと言う暇もなく、ACE語学学校でオリエンテーション後、英語のListening試験とハードなスケジュールをこなしました。

7月26日(土)シアトルツアー
 朝食後、自然いっぱいの広いシアトルパシフィック大学のキャンパスをKaty先生に案内していただきました。
 Anette先生の授業では、シアトルの歴史やこの後訪問する場所について学びました。スピードの速い英語onlyの授業で、生徒はメモを取ったり、質問に答えたりしながら聞いていました。自分から質問できるようになるのが今後の課題です。
 午後はKerry ParkとPike Place Marketを訪れました。Kerry Parkからは標高4,000メートル以上の雪と雲がかかったMount Rainierや、Space Needleが綺麗に見えました。
100年以上歴史をもつPike Place Marketを4人班ごとに散策しました。さまざまな野菜や果物、魚、花などが売られ、世界各国から来たさまざまな人で賑わい、活気があふれていました。
 皆、元気です。7月28日(月)から授業開始予定です。


写真上:仁川空港での記念撮影
写真中:オリエンテーションの様子
写真下:シアトルツアーの様子

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普通科・探究科学校説明会 速報!

 7月26日(土)に堀川高校「普通科・探究科学校説明会」を開催いたしました。猛暑の中、約1,400人の中学生と保護者の方においでいただきました。本当にありがとうございました。
 全体会は、3年生佐々木君の「オープニングプレゼンテーション」から始まり、「恩田校長挨拶」「活動紹介(学校生活)」「探究活動紹介」「選抜概要・アドバイス」と続き、約1時間行いました。
 全体会後は、施設見学(堀川クルーズ)や探究フロア、個別相談などを行いました。今年も「堀川クルーズ」を行いました。堀高生が案内役をして5〜6名のグループを作り、堀川高校の施設を紹介して巡り歩くというものです。90人限定で行いましたので、多くの希望者が参加できない状況になり、ご迷惑をおかけしました。大きな反省点として次回に向けて改善していきます。
 暑い日ではありましたが、直接堀川高校を見ていただき、生徒と話をしていただけた有意義な時間だったのではないかと思っています。9月、11月の説明会もお待ちしております。

写真上:説明会スタッフ全員で、開場直前ミーティングで行われる、恒例の「We are the Horikawas!」
写真中:堀川クルーズの様子
写真下:説明会終了後の反省会の様子

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学校説明会を行います。お待ちしております。

 7月26日(土)に堀川高校「普通科・探究科学校説明会」を開催いたします。本番を前に25日の本日、生徒スタッフたちが、会場準備と最後のリハーサルを行いました。
 2年生リーダー・スタッフ61名と1年生スタッフ132名は、明日、参加していただく中学生や保護者の方々をお迎えするべく、準備を整えました。

写真:会場を整えるスタッフ

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グローバルリーダー育成研修代表団

 京都市立高校9校から22名の生徒代表が,来る7月25日から8月10日の17日間,アメリカのシアトルに派遣されます。京都市教育長への表敬訪問が7月17日(木)に行われ,22名の代表として本校2年生の吉田侑加さんによる決意表明にはじまり,生田義久教育長から激励の言葉,出席者による懇談会が行われました。本校生徒がまず手をあげ,グローバルリーダーとしての研修目的やグローバルコミュニケーション,異文化交流についてチャレンジするなど意見を述べてくれ,大変うれしく思いました。
堀川高校からは6名が参加します。

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町へ出よう!プロジェクト!

 7月17日、町へ出よう!プロジェクト!堀高生スタッフが、祇園祭でのボランティアを行いました。男子は山鉾の曳き手として50名、油天神山に11名、木賊山に9名、霰天神山に10名、放下鉾に20名が参加し、女子は本部運営として46名、四条河原町に19名、三条河原町に7名、新町御池に20名が参加しました。
 祇園祭にボランティアとして内部から参加することで、伝統と歴史を体感することができました。炎天下のなか汗まみれになりながらの笑顔が素敵でした。


写真上:木賊山
写真中:放下鉾
写真下:四条河原町本部

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第2回 探究道場が実施されました。

 7月12日に,堀川高校本能館で今年度第2回の探究道場を実施しました。今回のテーマは「重心から考える物体の制御」です。京都府内の中学生58名が参加し,前回同様に3〜4人で1グループとなり,堀川高校生スタッフがサポートする形式で行いました。
 今回の道場では,物体の重心についての基礎知識を学んだ後,グループごとに,積み木をできるだけ長く横にせり出すように積み上げる設計図を作成し,実際に積み上げてせり出す距離を競うコンテストを実施しました。
 まずは道場師範から物体の重心についての講義です。師範が大きな積み木を使って,重心と積み木が倒れる条件について基礎知識を伝授しました。中学生は,積み木が倒れる条件について,感覚的に知っていたようですが,重心という考え方で明確に説明できることを知りました。
 その後,まずは予備コンテストを実施しました。各グループに4個の積み木が与えられ,中学生は,師範に学んだ知識だけでなく,どのように工夫したら積み木が倒れないか,手と頭を動かして試行錯誤し,6個の積み木を積む設計図を完成させました。コンテストでは,微調整としてそれぞれの積み木を少し動かすことはできますが,積み方は設計図どおりでなければいけません。実際に6個の積み木を積み上げたら崩れてしまい,微調整しても思ったほどせり出せないなど,中学生は悪戦苦闘していました。
 予備コンテスト1位のチームの記録は13.5cmで,事前に堀川高校生が試したときの最高記録に並びました!これは本コンテストでは大記録が期待できそうです。
 いよいよ本コンテストです。改めて各グループに6個の積み木が与えられ,10個の積み木を積む設計図を考案し,実際に積み木を積み上げました。予備コンテストで気づいた工夫も生かし,グループ内でいろいろな意見を交わすなど,楽しそうに取り組んでいました。
 本コンテストの1位のチームの記録は13.6cmでした。重心の知識を活かすとともに,積み木が倒れないように他の積み木をおもりとしたL字形の積み木のユニットを組み合わせるというユニークな設計で,師範も感心する設計でした。
参加した中学生の感想を紹介します。
「積み木を横に長く積むには,規則性を見つけて積んでいくとうまくいくことに気づいた」
「積む物体の摩擦力などが変わるとどうなるのか」
「自分一人で考えているより,他の人の考え方に触れて,自分では思いつかないことがあって,とても面白い」

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マレーシアの高校生と交流会をおこないました

 7月14日、マレーシアの高校生と堀川高校生との交流会が行われました。
JENESYS2.0及び北米地域との青少年交流ASEAN及び近隣国からの短期招聘事業マレーシア・京都コースでの高校生19名が堀川高校に来られました。
 校内の施設見学を9班に分けて案内し、その後お互いのプレゼンテーション発表と交流会を行いました。
 交流会では堀川高校剣道部による日本剣道形を披露し、マレーシアからは歌と舞踊の披露がありました。
 最後は校舎前で記念撮影をしてお見送りをしました。
堀川高校15期生海外研修マレーシアコース参加者を中心に16期生も含めて36名でおもてなしをしました。
 今回は特に15期生の海外研修の事後プログラムという位置づけで企画立案しました。

写真上:堀高生のプレゼン
写真中:マレーシア高校生のプレゼン
写真下:校舎前での記念撮影
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台風8号の接近に伴う措置について

 現在、台風8号が接近してきています。これに伴い「台風に関する非常措置」についての文書を以下にアップしておりますので、ご確認ください。

    ↓

https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/files/3006...

なぜ学ぶのか

 校長の恩田です。7月3日(木),人権学習の一環で演劇「知覧のさくら」を鑑賞しました。事前学習も含め,人権について主体的に考える貴重な機会でした。
 「学ぶこと」について少しだけこの機会を通して伝えたいと思います。
学徒出陣で応召した学生たちの中には,出撃の直前まで専門書を手放さなかった者がたくさんいた,という話を聞いたことがございました。劇中の宮原少尉が見事に演じておられました。専門研究が軍隊での技能に大いに役立ち,彼の昇進や延命に役立てるためでないことは明白でしょう。むしろ,そのような知的活動の価値が軍隊,とりわけ戦場では評価されないことはほぼ確実だと思います。ということは,もはや役に立たないことが明らかであるがゆえに,彼らの知的渇望が高まったと考える方が説得力を持つのではないかと思います。
 「どのくらい勉強すれば,どのような職業に就けるか」の相関があった時代から学習時間が激減したといわれます。しかし,学習意欲については,ある職業に就ける確率が上がれば人間の学習意欲が上がり,その確率が下がれば学習意欲が下がる,というほど簡単ではないように思います。先ほどの学徒動員の学生は,専門を活かせる仕事を志していたが,軍隊で死ぬ運命を目前にし,夢が断たれようとしていても彼の学習意欲をそれほどには損なわなかった。というのは,「結果と評価に対する不安」よりも,「自分がやりたいことを思い切りできるいまこの瞬間」を優先させたのではないか。「こうやって勉強していれば,きっといつか『いいこと』がある」という未来予測の確かさに支えられて勉強していたわけではなく,「こうして勉強できるという『いいこと』が経験できるのは,いまだけかも知れない」という未来が絶望的であるがゆえに勉強していたのではないか。学問研究というのは,そういうものではないかと思うのですが,どうでしょうか。
 学習意欲には,「努力に対する将来のリターン」の期待だけではなく,「努力そのものから得られる知的快感」も大きいということではないか。そして,たぶんいまの学校教育や学力問題への課題について,本校が最も伝えないといけないことの一つが,「学ぶことそれ自体がもたらす快感」だということ。単なる進学校ではなく,学ぶこと自体を楽しみにできる学校らしい学校,これを取組を通して発信していきたく存じます。
 劇団自由人会代表の森もりこ様には貴重な時間を割いて対応してくださり,心より感謝申し上げます。せりふに「探究」を使ってくださり感謝感激です。戦争はもとより,我が国と世界の在り方について,宗教観も含めて考え抜く宿題をいただきました。
 知識をこえて「感じた」思いを「言葉」にし,言葉を「かたち」にチャレンジしていこうではありませんか。写真は当日の夕刻よりお話しする機会を与えてくださったEDU・LABO教育イノベーション開発研究所での様子を使わせていただきました。

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行事予定
2/24 スクールカウンセラー来校
2/25 1年学年末考査
2/26 1年学年末考査  2年生アクセスガイダンス
2/27 1年学年末考査  卒業式予行  2年生アクセスガイダンス
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京都市立堀川高等学校
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