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最新更新日:2025/09/03 |
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校内研究 提案
平成26年度
校内研究について 京都市立藤ノ森小学校 1.学校教育目標 「自ら学ぶ意欲と豊かな人間性を持ち, 心身共にたくましく生きる藤ノ森の子」 【めざす子ども像】 〜「失敗」は当たり前〜 しっかり聞きしっかり話せる子 約束・ルールを守る子 進んであいさつのできる子 人・モノを大切にできる子 健康・安全に気をつける子 2.研究主題 『豊かなかかわり合いの中で主体的に学ぶ子の育成』 〜子どもどうしの学び合いのある授業をめざして〜 3.研究主題について 本校ではこれまで3年間,生活科・理科・生活単元学習の研究において,体験活動を重視しながら,学習意欲を高める授業づくりをめざしてきた。さらに,子どもどうしのやりとりのある授業づくりを通して,自分のおもいや考えを表現することのできる子の育成をめざしてきた。その結果,生活科・理科・生活単元学習の学習が楽しいと感じる児童が増え,自分のおもいや考えを友達に伝えたい,友達のおもいや考えを知りたいという姿勢も見られるようになった。 しかし,まだ,自分の考えを深め,解決していくような探究的な活動については課題がある。なぜこの活動をしているのか,活動のゴールは何なのか,何をめざしているのか,何が分かればいいのかなどの見通しがもてず,学習したことが身につき自信となるところまで高まっていない子が見受けられる。また,課題解決については,教師の導きによって到達している子どもたちが少なくない。子どもたちが主体的に学ぶためには,明確なめあてをもって学習に向かうこと,学び方が分かり見通しをもって学習を進めていくことがより必要であるだろう。 そこで,今年度の研究主題『豊かなかかわり合いの中で主体的に学ぶ子の育成』〜子どもどうしの学び合いのある授業をめざして〜を実現するために,昨年度までの研究の成果を生かしつつ,生活科・社会科・生活単元学習を重点教科として,子どもたちがより「主体的に学ぶ」姿を求めて研究を進めていきたい。 これまでに取り組んできた,子どもたちの学習意欲を高める体験活動や身近な題材(学習材)を重視すること,子どもどうしの学び合い(対話)のある学習活動を位置づけることに加えて,子どもたちが自分の問題として捉えられる学習問題づくりに取り組むことで,問題解決的な学習を展開し,子どもたちの問題解決能力を培いたいと考える。 問題解決能力とは,「自分で課題を見つけ,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する力」と言える。これは,生活を快適にそして豊かにするために必要な力であり,主体的に「生きる力」そのものである。そこで鍵となるのが問題や課題を見いだしたり,つくりだしたりする能力である。社会科の授業において,学習問題を設定する場面を重視することにより,子どもたちは,問題を見いだし設定する能力や技能を身につけ,学習に主体的に取り組み,社会に対する見方や考え方を獲得していくようになるだろう。そして,その力が,生涯にわたって生かされるに違いない。 児童が,「知りたい」「つきとめたい」「確かめたい」さらには「こうしたい」と自分の考えを新たにもてるような,興味・関心・意欲が高まる授業の構築を進め,「知ること・分かることが楽しい」といった「探究する喜び」を実感しながら,自ら進んで問題解決に向かう姿勢を育んでいきたい。そのとき,仲間と協力して学習活動に取り組むことはもとより,自分の考えや成果を聞いてもらったり,友だちの意見に共感したり,意見や考えの異なる相手と意見を交流して考えを深めたり,といった他者との豊かなかかわり(対話)が主体的かつ深まりのある学びを支えることとなるだろう。 重点教科で取り組む内容は,学力の向上にもつながるものである。また,あらゆる学びに生かせるものである。このため,問題解決的な学習や子どもどうしの学び合い(対話)のある授業は,生活科・社会科・生活単元学習だけでなく,他教科・領域でも大切に取り組みたい。 4.研究の方向性 (1)研究の重点 「主体的に学ぶ子の育成」 学習意欲を高めるためには,子ども達が「何のために学習をしているのか理解する」(学習問題の設定)「自分で調べてみたい,やってみたいと思う活動がある」(体験・身近で切実な題材・探求の方法)「自分の分かったことが相手に伝わる」「相手の考えが分かるという実感がある」(学び合い)ことが重要だと考える。また,「目的意識をもった学習」「追究の意欲を高める手立て」「考えを広げ,深める場」を実現することで,子ども達が主体的に学習を進めていくことができるのではないだろうか。「自分から」をキーワードに,問題解決的な学習を進められるような手立てを打ち,子ども達が主体的に学ぶ授業を展開したい。 また,学級の全ての子どもが「分かる」授業をめざすためには,指導者一人一人の「個に応じた指導力」(個に応じた授業づくり)が求められる。そのために,日頃の授業でも指導力の向上をめざす。授業を組み立てるにあたっては,個に応じた手立てを明確にし,学級全体に響く授業を考えていきたい。 (2)研究の視点 1.子ども達が主体的に学ぼうとする学習問題(課題)のつくり方や 学習の流れ(学習過程)の構築 仮説1 子どもの願いや切実なおもいが生かされた学習問題を設定すれば,子どもたち は意欲的に解決の方法を考え,問題を解決しようとするだろう。 このときの学習問題は,追究し解決することによって,その単元や小単元の目標が子 どものなかに実現されるものでなければならない。目標には,獲得すべき知識も位置づ いている。子どもの願いやおもい(子どもの学習問題)が教師の願いや意図(教師の設 定した目標)と合うように,子どもの意識を導いていくような手立てを打ちたい。その ために,どのような事象と出会わせるか,どのような資料を提示するか,子どもたちは 何を追究し解決すればよいのかなどを明らかにし,吟味していく。子どもたち一人一人 が,学習問題に対してその追究の必要性を感じ,切実感をもって取り組むような問題意 識を生み出すように工夫したい。(資料1〜4 社会科における学習過程) 2.子どもどうしの学び合い(対話)のある授業の構築 仮説2 子どもどうしの学び合い(対話)があることで,子どもたちは,意欲的に取り 組み,学びの質を高めることができるだろう。 聞いてもらう相手がいることで自分がとらえた気付きや探究して明らかになった考 えや意見を表現しようという意欲が高まる。そして,様々な方法で追究した子どもど うしが交流することで(協同的な学び)気付きの質を高め,新たな考えを再構築して いくことができる。特に,思考をする(課題について友だちの意見と比較・分類・類 推・関連づけたりする)探究の過程で,他者との対話(意見交流や話し合い)によっ てさまざまな見方と出会うことで,自分の考えを深めていく,あるいは,新たな気付 きを生み出し,気付きの質を高めていくという学習を大切にしたい。 また,学び合う姿勢というものは,日ごろから意図的に育てていく必要がある。基 本である話す聞く態度については,「しっかり聞きしっかり話す」とは,どのような 姿を示すのかを明らかにし,国語科を中心に技能を身につけさせ,あらゆる学習活動 において実践できる子どもたちに育てていきたい。また,自分の考えを明確にするこ と,自分や他者を評価すること,一つの議題について話し合うことなどについても繰 り返し実践する中で習得させていきたい内容である。 (資料5 ハンドサインの活用) 3.個に応じた授業づくり 仮説3 個に応じた指導や支援を考え,より具体的に授業を計画することで,クラス全 体が「分かる」「楽しい」と感じる授業をつくることができるだろう。 ・一人一人の子どもを徹底して見つめることにより,すべての子どもたちへの「子 ども理解」の視点とする。・・・深い子ども理解 ・一人一人の子どもの予想される躓きを深く受け止めることにより,すべての子ど もたちへの有効な手立てを模索する。・・・子ども達に届く指導 ・一人一人の子どもの学習活動の様子や学習内容の定着を深く分析することによ り,すべての子どもたちの学習の様子や学習内容の定着を見つめる視点とす る。・・・子どもに生きる評価 ★個に応じた指導や支援が適切であったかを分析するために,具体的な指導や支援 を指導案に明記し,授業での活動を見取るようにする。取り上げる児童の期待す る姿が具体的だと,事後研での深まりが期待できる。また,普段の授業でも子ど も達への関わり方や教材研究に生かすことができる。 1年生 生活![]() ![]() 2年生 算数科「かけ算」
問題文を読んで,それに合う図や絵をかいて,わけを説明することを頑張っています。だんだんと,文と式の両方をかいて,相手にわかりやすく説明することができるようになってきました!
![]() 土曜学習 11月![]() ![]() ![]() 今日も朝から一生懸命に学習していました。 本年度5回目ともなると,もうテキストを終わって別のドリルをやっている子もいました。 次回は12月6日です。また頑張って学習に来てください。 6年生 社会
戦争がどのように終わっていったのか調べました。
当時の人々の思いを考えながら学習をしました。 ![]() ![]() 食欲の秋です
今日の給食は,きのこスパゲティ,ほうれん草のソテー,牛にゅう,そして特別におさつパンが登場しました。
きのこのスパゲティにはしいたけ,しめじ,エリンギが使われており,おさつパンにはさつまいもがぎっしり。1年生は前の日からずっとおさつパンを楽しみにしていたので,もちろん減らす子はゼロ。一口ずつ大切そうに味わって食べていました。 食欲の秋です! ![]() ![]() ![]() 5年生 学んだことを生かして2![]() ![]() 好きな柄の布で作ったオリジナルの給食袋,ランチタイムがもっと楽しくなりますね。 上手に縫えています! 5年生 学んだことを生かして![]() ![]() ![]() なんと!元々付いていたボタンをはずして,自分で付け替えたのだそうです!! 家庭科の学習で学んだ「ボタンつけ」を生かして,オリジナルのシャツに仕上げました。ひとつひとつ丁寧に付けられています☆ 2年生 図画工作科「ひかりのプレゼント」
「ひかりのプレゼント」の鑑賞を行いました。
友だちの作品の良いところを見つけて,伝え合いました。 どの作品も,素敵にできましたね!! ![]() ![]() 3年生☆ランチルーム☆
食の学習をした後は,ランチルームで給食を食べます。「ご飯を集めてぴかぴかにしながら食べるのですよ。」と先生に言われて,ぴかぴかのお皿が増えました。
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