図形の学習に出てくる名称に「頂点」「角」「辺」といった新しい言葉が出てきます。教科書をふせて「何というでしょう」と問うと,2年生の子どもたちは直感で思ったことをすぐに手をあげて発言します。先生が何をいっても一生懸命だったら認めてくれるので一生懸命考えて答えます。
今日は「直角」という言葉をみんなで探し当て,教室の中にある「直角」を三角定規を使ってめいめいが探しました。
見つけた直角を発表するたびに,「これは?」「直角」「ここも?」「直角」「そしたらここは?」「あっ,直角!」「そしたらみんなでもう一度いいましょう」「直角」…。
と,1時間に30回ぐらい直角という言葉を反復していました。ただ,回数を言うのではなくて,目で見たものを認識して「直角」というのだから,ぐいぐい認識が深まっていくようです。これも算数における言語活動と言えるでしょう。