「京都市立高校グローバルリーダー育成研修inシアトル」の続報(その3)です。
先週末はホームステイでした。金曜日,ホストファミリーが迎えに来てくれて,皆あたたかい歓迎を受けていました。そして週末はそれぞれ,ビーチやキャンプ,美術館やモールに連れて行ってもらったり,牧場の家で過ごしたり,ホームパーティに参加したりと,本当に楽しく過ごしてきたようです。
さて,8月4日(月)。研修の後半は場所を変えて,King's High Schoolでの授業となります。朝,いつも街で見かけていた黄色いSchool Busに乗車し,30分ほどで歴史ある美しい高校に着きました。
ここでは,午前を中心にチャンツという技法で,英語のリズムや表現方法を学んだりしながら,プレゼンテーションに必要な基礎的な英語学習を行い,午後はKing's High Schoolの生徒たちを交えて,次の金曜日のプロジェクトである”Global Exploration – Leadership Thinking” に向けて始動しました。
その後,1910年に日本人建築家によって建てられ,多くの日本からの移民たちを受け入れてきたPanama Hotelを訪れました。ホテルのオーナー自ら,生徒たちに丁寧に解説をしながら案内をしてくださり,生徒たちは真剣な面持ちで話に聞き入っていました。
次に,Klondike Museumへ移動し,カナダ北西部のKlondikeで起こったGold Rushと,その当時のSeattleが物資等の供給地点となり繁栄した歴史をKaty先生から解説していただきながら展示物を見て回りました。
夜は,American Culture Nightで楽しみました。King's High Schoolの生徒たちによるアメリカ文化についてのプレゼンテーションは,楽しいだけでなく今まで知らなかったアメリカの一端を知ることができました。日本とは少し違って,親しい人や愛する友人や家族に送るバレンタインカードを作成したり,クリスマスソングの合唱で大いに盛り上がっていました。
生徒たちは,今週も様々な研修と体験を続け,8月10日(日)に帰国する予定です。