京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/14
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学校教育目標「自分も人も大切にし、学びを生かして未来を拓く子」

子どもが質問した時

                      日野小学校長 山本 泉
 
 「校長室から」のページでは,私の教育現場での経験や,職業がら手に入る資料などから子育ての参考になりそうなことをテーマに採り上げています。子育てに「正しいこたえ」はないので,あくまでもヒントになることがあればという思いで書いています。
 前回で家庭学習シリーズが終わりました。今回は,子どもが質問した時の親の対応について書いてみたいと思います。
言葉がようやく話せるようになった頃の子どもは,物の名前に対しての興味が大変強く,「これは何?」「あれは何?」という質問をたくさんします。もちろん,これには一つ一つ丁寧に答えてあげることが大事であることは言うまでもありません。
 ところが,幼稚園児から小学生くらいの子どもは,「なぜ?」「どうして?」など,理由を尋ねる質問がずっと多くなります。これは,子どもの探究心や知識欲が大きく拡大してきたこと,つまり,脳が成長してきた証拠なのですが,これに対しては親としてどう答えるか,結構むずかしいものです。
 まず,子どもの質問だからといっていい加減な対応をするのはもちろんいけませんが,かといって,ことさらに正しい答えや筋道の通った理論を返す必要はありません。親としては,論理的,科学的な答え方をして,子どもに正確な認識をさせてやりたいと思うわけですが,大抵の場合,子どもの疑問は全部が解消されることはありません。
 「ふ〜ん?」などという,納得したかしていないかよく分からない反応が,しばしば見られるのはそのためです。
 では,どうすればいいかというと,子どもの何気ない質問にストレートに答えてしまうのではなく,子どもの疑問の正体を,子ども自身に,よりはっきりと認識させ,しかも自分自身で答えを見つけるよう仕向けてやること,つまり「質問には質問で返してみる。」ということです。
 例えば,「なんで,ご飯を食べなあかんの?」という質問に対して「ご飯を食べへんかったらどうなると思う?」と問い返してやります。すると子どもは「もしご飯を食べなかったらどうなるか」を自分で考えます。その結果「お腹が減る」という答えを思いつきます。
 しかし,それで終わらずに,「それだけ?ほかには?」とさらに質問を返します。これによって,そこで生じてくる可能性をいろいろな点から検討する機会をもつことになり,「疲れて動けなくなる」「病気になる」「死んでしまう」などと思考が広がります。
 このように,逆質問は子どもに自分の質問に対する答えの可能性を考えさせることで,脳を活性化させることにもなります。また,上記のように「動けない」「病気」「死」などマイナスイメージの答えが並ぶことによって,「自分はしっかりご飯を食べよう。」というプラス思考につながることもあります。
 もう少し大きくなった子どもならば,質問の内容も高度になり,実際に答えられないことも出てきます。そんなときも,決してあわてず「逆質問」すればよいのです。
 「なんで〜なん?」という質問に対して,「なんで〜なんやろうね?いっぺん調べてみてくれる?分かったら教えて!」と返してみるのです。自分で調べようとする習慣が身に着くまでは一緒に調べてやります。こういったことを日常的に行っていれば,義務教育終了までに身につけなければならない「問題解決能力」が必ず身に着くはずです。

お祝い 〜大文字駅伝出場〜

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 山科川駅伝で見事1位になった6年生へ,歌と言葉でにお祝いの気持ちを伝えました。
 3年生は,最後まで一生懸命走った人,走る友達を応援することで支える人・・・いろいろな形で駅伝大会に参加した6年生を本当にすごいなぁと感じました。そして,自分たちもあのようなかっこいい6年生になれるように頑張ろうと思うことができました。また,6年生の中には,3年生のメッセージに涙を流し耳をかたむけてくれる人もいました。大文字駅伝に向けて,これからも頑張ってください!!

図工 モチモチの木

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 「モチモチの木」を版画で表現する学習に取り組んでいます。大きくて,夜には怖いモチモチの木の下絵を描きました。この後,彫刻刀を使って木版画を完成させていく予定です。

1年生「食に関する指導」

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 1年生の「食に関する指導」では,

「やさいをたべよう」をしました。

 苦手な野菜にもチャレンジしてほしいと

願っています。

12月の掲示板

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12月のあおぞら掲示板ができました。今月はクリスマスをイメージした掲示板です。
みんなでクリスマスツリーや靴下,星などをたくさん作りました。

第2回ぽかぽか交流

 誕生院保育園との第2回ぽかぽか交流がありました。それぞれに楽しいゲームを用意して行きました。子どもたちはお兄さんお姉さんとして,優しく園児さんを誘ったり遊び方を教えてあげたりしていました。終わりには,楽しいふりつきの「さんぽ」の歌もプレゼントしました。園児さんも「楽しかった。」と喜んでくれていました。
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理科 「かげの向きは,時間がたつとどうなるのでしょうか」

 時間をおいて,それぞれのかげの向きを観察すると,かげは,予想通り動いていました。向きを変えているばかりではなく,かげの大きさも変化していました。また,かげが向きをかえて動くのは,太陽と関係あることにも気づきました。
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体育 かけあし

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 体育では,4分間走をしています。初めは,走る速度が速すぎて,途中でしんどくなる人が多かったのですが,自分のペースで走りきることができるようになりました。

うまとび大会に向けて

 集会委員会が計画してくれている「うまとび大会」に向けて,練習をしています。休み時間の運動場は,いろいろな学年の人が「うまとび」を楽しんでいます。大会の日が楽しみです。
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水溶液の性質

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塩酸に金属はとけるのか‥!?

今日はアルミニウムを使って実験しました。


アルミホイルの上に塩酸を3〜4滴たらします。
約30分後には,小さな穴がたくさんあいてる班もあったり,
けむりが出てアルミホイルがとけ,ビーカーに塩酸が落ちている班もありました。

試験管にアルミニウムを入れて観察していると,アルミがとける
「じゅわ〜」という音も聞こえてきました。

試験管にとけたものを蒸発させると白い粉のようなものが
出てきたので,元のアルミニウムと同じものか調べるために,
もう一度塩酸に入れてみました。
すると,変化はなかったので,アルミ二ウムではなく別のもの
に変わったことが分かりました。


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