いよいよ明日から修学旅行で沖縄へ出発します。沖縄も梅雨に入ってしまい、天気がとても心配ですが、安全に十分気をつけ、楽しく思い出に残る3日間にしたいと思います。
今日は、睡眠時間を十分確保し、体調管理に努めてください。
出発にあたり、修学旅行のしおりにある「校長先生からのあいさつ」をそのまま掲載します。
『修学旅行にあたって』
修学旅行の出発が近づいてきました。3年生の皆さんにとっては、もっとも楽しみにしている行事の1つではないでしょうか。そう考えると、2泊3日が終わったときに、「行ってよかったな」、「本当に思い出に残ったな」と感じてもらえる、そんな修学旅行にしたいと思っています。
そこで、まずは各自が体調を整え、元気に参加できるよう準備をしておいてください。
そして何よりも、全員が3日間をケガなく、事故なく、病気なく過ごすことができ、無事帰宅できることが、「楽しかったな」といえる修学旅行にするためには大事なことだと考えています。
そのためには、一人一人がルールーやマナーをしっかり守り、羽目を外さない3日間を送ってください。修学旅行は個人で楽しみに行く旅行とはちがいます。先生たちも入れると、120名を超える多くの人たちが一度に行動します。誰かが勝手なことをすると、それだけでしかられたり、予定が遅れたり、ケガや事故につながることもあり、みんながいやな思いをすることになるかもしれません。そうではなくて、『全員で楽しむ』ということを3日間忘れずに、けじめのある「やるときはやる」を実践して、思い出に残る楽しい修学旅行にしていきましょう。
ところで、沖縄といえば、美しい海などの素晴らしい自然や風景を思い出します。2泊3日の前半では、地元の民家に泊めていただき、その中で、地元の方々には食事や体験でお世話になります。ぜひ皆さんには、沖縄の文化や自然、地元の人たちの生活や思いに、積極的に触れてほしいと思います。
また一方で、沖縄には、過去の悲惨な戦争の歴史や今なお続く基地問題など、決して私たちが見過ごしてはならないいくつかの問題があります。 皆さんはすでに事前学習等でそれらについては勉強したかもしれませんが、実際に戦争の爪あとや基地のようすを見たり、地元の方から話を聞くことで、少しでも沖縄のその現実を肌で感じてきてほしいと思います。
最後に、私自身は雨男ではないと勝手に思っているのですが、3日間、天候に恵まれることを祈っています。
それでは、行ってきます。