記事が前後し、掲載が遅くなりましたが、10月31日(金)、1年生は洛西ニュータウン及びその周辺にある福祉施設に、丸一日、介護体験等でお世話になりました。
今年の6月、総合的な学習の時間の中で、1年生は“福祉”をテーマに、手引き体験や点字学習を実施しました。講師のMさんやボランティアの皆さんにご協力いただき、アイマスクをした生徒の手引きの仕方や、電車の券売機にも表示されている点字の読み方、点字を使って名前や簡単な文をつくる練習などを行い、視覚障害者の理解につながる勉強をしました。
今回は、高齢化社会の中で、高齢者との関わり方や介護について学ぶ場として、近隣の施設にお世話になりました。
一日の施設での体験ということで、時間的にも長く、また、それぞれの施設の中では少人数に分かれることもあるので、最後まできちんと参加できるのかなど心配もしてはいたのですが、思った以上に生徒は頑張り、結構楽しんで帰ってきたようです。
もちろん、その日は気疲れからか、家に帰ってぐったりしていた生徒もいたようですが、それでも、体験そのものは「よかった」と感じた生徒が多かったようです。
来年度は“チャレンジ体験”もあります。そのためにも貴重な体験だったのではないでしょうか。お疲れさまでした。
それでは、そのときのようすの一部を写真でお伝えします。
ケアセンターやデイサービスセンター、グループホームなどで体験をしているのですが、一番上の写真は、折り紙を一緒にしているところです。
真ん中は、施設の皆さんに紙芝居を楽しんでもらっているところです。
そして、一番下の写真は、ご指導のもと、車いすを体験している場面です。