2年生では、年明けの1月後半に、キャリア教育の一環として実施する“生き方探究・チャレンジ体験”事業に4日間参加します。
これは洛西周辺地域にあるいろいろな職種の事業所にお世話になり、事前学習や職業体験をする中で、働くために必要な素養を磨くとともに、働くことの意義や働くことの大変さを肌で感じ、自分自身の将来を見つめ、進路を考えるための1つの機会として取り組んでいます。
1年生の終わりに、社会人として活躍している先輩(本校卒業生)からのメッセージを聞く中で、少し進路のことについて考えるようになりました。
2年生になってからはこれまでに、仕事探し100や仕事調べ、仕事新聞の作成、履歴書書き、面接練習などを行ってきました。
そして、チャレンジ体験参加に向けて、自分が希望する事業所を7群の職種の中から選び、その志望動機を1分ほどにまとめてもらいました。
その上で、実際に“面接会場”(図書室)をつくり、面接官(2年教員2名)の前でその思い1分以内で語ってもらいました。(7〜8名のグループでの集団面接)
面接では、ほとんどの生徒がかなり緊張をしていたようで、前日から何度も家で練習をして(面接に)臨んだ人も結構いました。校長先生や教頭先生が面接会場でみんなのようすを見ていたことも、さらに緊張が増す原因となったようです。
いざ自分の番が回ってくると、頭の中が真っ白になって、話したかったことの半分も言えなかったという人もいましたが、思っていた以上にしっかりと志望動機が言え、面接態度もよかったのではないかと感じました。初めて体験、お疲れさまでした。でもとっても貴重な体験だったのではないでしょうか。
最終、この面接結果も参考にして、それぞれが本番でお世話になる事業所を決定していこうと考えています。
この写真は、11月12日(水)の6限に、3クラスのトップを切って面接に挑んだ“2年3組”のようすです。