今日10月8日は、天文ファンには見逃せない“皆既月食”という天体ショーがありました。
今は22時05分ごろなので、おそらく30分ほど前に天体ショーは終了し、元の月の状態に戻ったと思います。
皆さんはご覧になりましたか?
“皆既月食”というのは、月が地球の影に完全に入り起こる現象(太陽と地球と月が直線上に並びます)ですが、全国でこの“皆既月食”が起こるのは、前回2011年12月10日に起こって以来、3年ぶりとなります。
今日は18時15分ごろから欠け始め、およそ19時25分から20時25分の1時間、地球の影にすっぽり入り、すべてが欠けた状態が続きました。
先生たちも途中から気づいて見だしたのですが、とても神秘的で、しばらくこの天体ショーを眺め、楽しんでいました。
そのときの写真の一部をご覧ください。
1枚目の写真ではわかりませんが、2枚目、3枚目を見ると、下半分がうっすらと茶色く見えていますね。
これは実は地球の影なのですよ。この地球の影で月の下半分が覆い隠されて(おおいかくされて)いるのです。何だか不思議ですね。