今日8月2日、本校の吹奏楽部が京都コンサートホールにて、『第51回 京都府吹奏楽コンクール』の「中学の部A」に出場しました。
現在の顧問の下では初めてのAでの参加となり、曲目も課題曲『コンサートマーチ「青葉の街で」』と自由曲『交響的詩曲「走れメロス」』の2曲の演奏にチャレンジしての出場でした。
抽選での出場順が参加校74校中のトリ(ラスト)となり、この順番に最初は緊張もしたのですが、これを「コンクールの最後の舞台を飾れる」またとないチャンスと考え方を改め、思い切って演奏することにしました。
17時少し前に舞台の準備が整い、本校吹奏楽部の演奏が始まりました。顧問の落ち着いたタクトに導かれ、生徒たちは練習の成果を十分に発揮する演奏をしてくれました。最初、先生の近くで「ぐたー」っとして聴いていた他校の生徒さんが、みんなの演奏の音に反応し、手すりから乗り出して演奏を食い入るように聴きだしたのが、とても印象に残りました。先生も迫力のあるパーカッションと管楽器のコラボに引き込まれ、気がつくと大きな拍手を送っていました。とても感動するいい演奏でした。
審査の結果は残念ながら「銅賞」でしたが、難易度の高いAの部での演奏に挑戦したことが何よりも大切なことで、洛西中学校吹奏楽部の新たな歴史の扉を今年の部員たちが開いたのではないかなと思っています。
その中心となった3年生の先輩たち、お疲れ様。そして、1・2年生はその先輩の後を継ぎ、来年は「銀賞」、「金賞」を目指して頑張ってください。
最後に、遠くまで足を運んでいただき、生徒たちを応援してくださった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。