高鼻町から登校してくる子供たちの通路に橋本工芸がありますが,高雄の伝統工芸を今に受け継ぐ木工所です。
昭和48年に小学校2年生だった児童が書いた作文にこのように書かれていました。
むかしは,はしごのうりごえがありました。道を歩きながら「はしごはいらんかいな」といいながら,きょうとの町を歩きました。前ははしごがたくさんうれたそうです。けれども今はおくどさんがないので,えんとつそうじをすることがないのであまりうれません。わたしのおばあちゃんは,今でもリヤカーにのせてうりに行きます。
高雄小学校100周年記念誌「郷土のあゆみ」
今日、橋本工芸をのぞいたら,仕出しの出前箱が出来上がっていました。高雄は江戸時代の昔から山からとれた木を使って工芸品を作ってきたのですね。