6月22日(日)に和歌山県営相撲場にて第61回近畿高等学校相撲大会が開催されました。
団体予選では3回戦を行い2勝11点で優秀8校決勝トーナメント進出を果たしました。優秀8校決勝トーナメント1回戦は予選3回戦で敗れた箕島高校(和歌山)との対戦になりました。箕島高校は今大会の優勝候補でもあり、厳しい戦いが予想されましたが、2−2でむかえた大将戦で花井選手が素晴らしい相撲で勝利し、準決勝進出を決めました。準決勝は前年度優勝校の報徳学園高校(兵庫)との対戦で先鋒戦を落としてむかえた二陣戦で大久保選手が100kg近い体重差をものともせず、足とりで見事勝利しましたが、後が続かず1−4で敗れ、3位という結果に終わりました。
また続けて行われた選抜高校相撲宇佐大会出場決定戦(近畿大会上位3校が出場権獲得)では同じく3位の鳥羽高校(京都)と対戦しました。奇しくもインターハイ予選の再戦という格好になりましたが、先鋒戦で山下選手がチームに勢いをつける素晴らしい相撲で勝利し、二陣戦は落としたものの、中堅櫻井選手が勝って王手とし、副将キャプテンの河村選手がしっかりと決め3−1で勝利し選抜高校相撲宇佐大会への出場権を獲得しました。
個人戦では80kg未満級で大久保選手、100kg未満級で山下選手、100kg以上級で花井選手がそれぞれベスト8に入りましたが、惜しくも3位入賞することはできませんでした。
今大会は団体戦では一人ひとりが自分の力をだしきり、チームがひとつになって戦えたと思います。また目標であった選抜高校相撲宇佐大会への出場権を獲得できたことは自信になりました。しかし個人戦では、気の緩みからか本来の相撲をとることができず、敗れる選手もおり課題が残りました。インターハイまで1ヶ月あまりですが、もう一つ上のレベルを目指しチーム一丸となって稽古に励んでいきたいと思います。
最後になりましたが、応援に駆けつけていただいた皆様本当にありがとうございます。皆様の声援が選手の力となります。今後もご声援のほどよろしくお願いいたします。
*今後の日程*
7月13日(日)国体予選(武道センター)10:00
8月5日〜7日 インターハイ(両国国技館)9:00
写真(1枚目集合写真、2枚目団体戦5勝1敗の櫻井選手、3枚目足とりで大きな相手に勝利した大久保選手)