京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/07/23
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学校教育目標 『言語能力の育成・言語活動の充実』・『「温かな心」「たくましさ」を兼ね備えた生徒の育成』

本校の「図書館教育」について

5月になりました。今日は五月晴れとはいかず,先ほどは短時間でしたが雨が降っていました。
現在本校は2限授業の終盤にさしかかっています。校長室上階の第一理科室から声が聞こえてきます。どんな授業をしているのかと思い見に行ったら,3年生が物理領域の物体の運動についての実験学習をしていました。先日理科教員と理科室で談話していたら,生徒はこの実験は楽しみにしているとのことでした。

さて,このHPに「教育目標」のカテゴリーがあり,そこに今年度の本校の教育目標や重点目標等々の記述があります。

現在,今日(こんにち)的な学力観の1つに子どもたちに身につけさせたい「思考力・判断力・表現力」を育てるため,言語活動の充実が挙げられます。京都市の学校教育の重点にも「つけたい力を明確にした『言語活動』」があげられています。

今年度本校はこの目標達成のための1つのアプローチの方法として,「図書館教育の充実・活用」によってその力を高めていこうと考えました。

すでにこのHPでも何度か「学校図書館」のことを話題にあげていますが,その理由はそこにあり,保護者・地域の皆さまにもご理解をいただくために今後も何度となく「図書館教育」とか「図書館活用」についてこのHPや保護者会等でお知らせしてまいります。

先日の全国学力学習状況調査のB問題はご覧いただきましたでしょうか。4月22日のHPでも述べましたが,もはやこれからの子どもたちには単なる「知識」だけを修得するのではなく,それを活用して思考力や判断力・表現力に磨きをかけ,コミュニケーション能力を高めていく必要性があります。

しかし本校が取り組もうとしている「図書館教育」は単に「読書量を増やしたり,読書習慣を身に付けさせるいわゆる読書センター」としての充実のみを求めているのではありません。学校図書館には「読書センター」としての機能ともう1つ「学習・情報センター(メディアセンター)」としての機能があり,桂中学校は前者はもちろんのこと,後者の「学習情報センター」として今年度は図書館を活用していこうと考えています。すべての学年・すべての教科・領域で今年度は図書館で授業を行うこともあります。もちろん,単に「自分で本を探して静かに読みなさい」・・・などの授業ではありません。
言語活動能力を高めるために図書館のもつ機能をフル活用していくのです。

今年1年間多方面からのご協力をいただきながら,教職員一同全力でこの取組を行ってまいります。ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

※写真は昨日全校生徒(家庭)に配布いたしました「第3次京都市子ども読書活動推進計画」のリーフレットです。すでにお子たちが持ち帰っておりますので,ぜひ保護者の方もお目通し下さい。(さ)
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