最新更新日:2024/10/01 | |
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平成25年度 第35回 中学部 卒業証書授与式
3月14日(金),中学部の卒業証書授与式を行いました。
心配されていた前日の雨もあがり,青空がのぞく穏やかな天気となりました。 来賓の方々,保護者の方々,小学部や中学部の在校生が参列し,厳かな中にも温かさのある素晴らしい卒業証書授与式となりました。 本校も分教室も,前籍校に戻って式を迎える生徒もいます。今年度は,本校中学部4名が桃陽総合支援学校で式を迎えました。それぞれ、病気で入院・治療しながら桃陽総合支援学校で学んできました。そして今日は,これまでの学校生活の締めくくりとして立派な態度で式典に臨み,新たな生活へ大きな夢を膨らませて立派に巣立って行きました。 卒業を迎える場所や形はそれぞれですが,義務教育を終えて,それぞれが自分の道をしっかり歩んでいくことを願っています。 本校中学部 「学部集会」
3月12日5時間目,学部集会を開きました。今回は,1,2年生が卒業生のために様々な企画を考え,運営しました。教室は,この日のために準備した飾りのお花で華やかに彩られていました。入念に打ち合わせをした劇も大成功し,伝統文化で習ったお茶をその場で点てて,全員で頂きました。その他にも,ひとりひとりがメッセージを書いた色紙をプレゼントし,それを卒業生は笑顔で受け取っていました。最後は1年間の思い出をムービーで見て締めくくりました。長いようであっという間の1年間には数えきれない思い出があります。全員が真っすぐな眼差しでムービーを見つめていました。今日の学部集会も全員の心に残る思い出になりました。
京大分教室の掲示板〜3月〜今月の壁面の特集は「世界の春のお祭り」です。京大分教室の中学部の生徒たちが協力して作りました。花やつぼみのイラストを切り取ったり、どこになにを貼るのかデザインしたり、みんなで工夫して完成させました。とっても素敵な作品に仕上がりました。 校長室だより 3月号
≪ 一年間を振り返って ≫
いよいよ3月になりました。2月には,桃山にある本校でも,大きな雪だるまが作れる ほどの積雪がありました。「願の像」の周りのスイセンも雪に埋もれていましたが, そんな寒さにも負けず,しっかり花を咲かせていました。モクレンの木を見上げると, たくさんの花芽をつけているのがわかります。確実に春の足音が近づいてきています。 平成25年度もいよいよ最後の月になりました。この1年間,桃陽総合支援学校の 教育推進のため,皆様方からご支援ご協力をいただきました。誠にありがとうございました。 卒業の準備に前籍校に戻った子ども達もいて,在籍人数が減り少しさみしくなりましたが,元気になって退院していくのはうれしいことでもあります。桃陽にいた期間はそれぞれ違いますが,桃陽での経験を生かして,自信を持って前向きに歩んでほしいと思っています。 文部科学省「学びのイノベーション事業」総務省「フュ―チャースクール推進事業」の実証校としての3年間も終盤を迎えています。この3年間で積み上げたことをさらに発展させ,「つながる学び」「広がる学び」を充実し,地域の小中学校等にも発信できるようにしていきたいと思っています。ご支援,ご指導そして,ご協力いただいた多くの皆様に感謝申し上げます。 京都市シェイクアウト訓練に参加
3月11日(火)9:30,京都市から市内全域を対象にした訓練「緊急速報メール」を受信して,本校の子どもたちがシェイクアウト訓練に参加しました。
子どもたちは事前にシェイクアウト訓練についての学習をしました。 教職員の携帯に「緊急速報メール」が届き,その警告音と校内放送を聞くと,「まず低く,頭を守り,動かない」の3つの安全確保行動をとり,机の下にもぐるなどしました。 家庭教育講座
3月5日(水)本校の会議室にて家庭教育講座を開催しました。この様子は,テレビ会議システムを使用し,京都府立医大病院分教室にも配信しました。今回は、音声もクリアに配信でいるようにリモートコンサートシステムも使いました。
講師は,定本ゆきこ先生(京都少年鑑別所 法務技官・精神科医)(京都市立桃陽総合支援学校 学校運営協議会 理事)で,「体や心の不調を訴える子どもに対する家庭における支援のあり方」についてお話しいただきました。 先生ご自身の育児を通して気付かれたことや相談を受けられた事例を通して,子どもの発達段階に合わせた具体的な関わり方やことばがけを,わかりやすく教えていただきました。参加者は20名あまりで,心や体の不調を訴える子どもへの理解を深めることができました。 本校小学部 「中学校ってどんなところ?」
3月5日に6年生は,中学部の先生から中学校の学習や生活についてのお話を聞きました。授業の後,「中学にむけて不安なことがたくさんあったけど,少し気が楽になった。」「部活はしたほうがいいと思った。」「毎日忘れず提出物を出したい。」「将来の夢を具体的に決めたい。」「自分から友達を作ってみようと思う。」などの感想が出され,中学生活への不安が
少なくなったり,期待や夢がふくらんだりしたようです。 子どもたちは,それぞれ中学での自分の姿を想像しているのか, とても真剣な表情で話を聞いていました。 分教室「性に関する指導」
2月28日(金)京大病院分教室
3月 3日(月)府立医大病院分教室 3月 4日(火)京都第二赤十字病院分教室 それぞれの分教室で「性に関する指導」を行いました。 小学部は「いのちのたんじょう」をテーマに,おなかの中の赤ちゃんの成長や誕生について学習しました。 中学部は「命の誕生」と「望まない妊娠と性感染症の予防」について学習しました。 学習の最後に記入する学習プリントには,「命の始まりである受精卵がとても小さくてびっくりした」「お母さんが赤ちゃんを産むときとても時間がかかることやとてもおなかが痛くなることがわかった」「自分が生まれたときの体重や生まれるまでかかった時間を聞いてみたいと思った」など,様々な感想がたくさん書かれていました。 初めての分教室集会
現在在籍している二赤分教室の児童にとって,初めての分教室集会がありました。テレビ会議システムを通して他の分教室の様子を見て,他の分教室にも多くの児童生徒がいて,入院しながら学習していることを知ることができました。知っている先生が画面に映ると,より親近感を持って集会に参加することができました。クイズでは二人で仲良く,「これは違うと思うなあ」など,いろいろと相談しながら答えを考えていました。また,先生の知らない面白い秘密が聞けたり,知らない歌を歌ったりすることができて楽しいひと時を過ごすことができました。
保護者のための講演会・相談会
2月26日(水),桃陽総合支援学校ならびに学校運営協議会の主催で,「保護者のための講演会・相談会『子どものこころを考える 〜体の不調・心の不調への理解』」を開催しました。京都市教育相談総合センター(こども相談センター パトナ)のご協力を得て,交通の便の良いパトナの会議室を会場に開催しました。
今回は,京都市桃陽病院・院長の増田恭男氏を講師に迎え,「不登校と向き合う〜子どもの心,親の心に寄り添いながら」をテーマにご講演いただきました。入院患者で最近増えてきている3つの代表的疾患を取り上げ,その症状と手立ての方法,病院での治療について分かりやすくご説明されました。参加された保護者の方々のアンケートには「特性は個性ではないという先生の言葉が心に残りました。私の気持ちを言葉にしてもらえたようでうれしかった。」「どう対応して良いのか分からず、方向も見えないまま過ごしてきました。今回の講演をお聞きして、親として安心する気持ちが持てました。」といったご感想をいただきました。 約20名の保護者の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。 |
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