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最新更新日:2025/04/25 |
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8月9日 長崎原爆の日 68回目の夏![]() 8月6日の広島に続き長崎でも,68回目の「原爆の日」を迎えました。3年生が6月に行った修学旅行では,平和公園に実際に足を運び黙祷をささげました。原爆犠牲者への祈りと共に、一瞬にしてすべてを奪った原爆への怒りを新たにしました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最高齢95歳の語り部尾畑さんのお話 −「惨状を伝えんば」(毎日新聞)− 平和祈念式典で「献水」役を務めた尾畑正勝さん(95)は、長崎の被爆者で「最高齢」の語り部さんです。68歳の頃から語り始め、今でも修学旅行生たちに年30回も講話をされています。 「いくつになろうとも、あの日の渇きや、この目でみた惨状を伝えんば・・・」 猛暑に負けないしっかりとした足取りで登壇し、焼け野原で水を求めて亡くなった原爆犠牲者に清らかな水をささげました。 尾畑さんは、語り部活動をする長崎平和推進協会継承部会の中での最高齢者です。原爆に遭ったのは27歳。爆心から約1・5キロの工場で作業中でした。突然、青白い閃光(せんこう)に包まれ、とっさにうずくまると、ごう音と共にスレート屋根の破片やガラス片を背中に受けました。しばらくして起き上がると、鉄骨のみが残る建物、ぺしゃんこになった木造事務所、全身を焼かれ真っ赤な肉の塊となりぼうぜんと歩く同僚たち…。 「全てを焼き尽くされ、一滴の水を求めて死んでいった仲間の姿が忘れられんですよ」。 尾畑さんの父親は広島の造船所で被爆し、長崎に戻ってきましたが、まもなく他界されたそうです。退職後、同継承部会などで語り部となり,「亡くなり、語ることができなくなった人の代わり」となり、原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さを伝えてこられました。 語り部を始めた68歳の頃、長崎の反核運動を引っ張り、今年7月に亡くなった山口仙二さん(享年82)に言われた言葉が忘れられないといいます。 「被爆者が語り継ぐことが反戦反核に結びつく」。 その言葉を励みに、ピーク時には年80回、小中高校生に講話してきました。自宅には、全国各地の学校から届いた感謝状や感想文が飾られています。「長崎を最後の被爆地に・・・」尾畑さんの強い思いは,この言葉に集約されています。 生徒会リーダー研修会(2)![]() ![]() ![]() まずは、「リーダーとは?」をみんなで考えました。本日参加した評議員の人たちは、あらためて自分に課せられた「責任」と「自覚」を確認しました。そこで次は、具体的に「春日丘フェスティバルを成功させるために必要なこと」を、クラス・学年の現状を考えながら意見を出し合いました。 半日という短い時間でしたが、異なる学年が集まり、学校全体のことをみんなで考えることが出来た貴重な時間となりました。 生徒会リーダー研修会(1)![]() ![]() ![]() このリーダー研修会の目的は2つあります。1つ目は、「リーダーとしての自覚を持ち、自治意識を高める」です。そして2つ目は、「春日丘フェスティバルについて考える」です。学年混合の4人グループで、「よりよい春日丘中学校にするため」の方法を考えます。まずはじめに、自己紹介を兼ねた「アイスブレーキング」で、班員どうしの関係づくりを行いました。楽しいゲーム内容に、普段はあまりしゃべったことのない他学年の人とも打ち解けることが出来ました。 8月12日(月)〜16日(金)までは学校閉鎖日です。![]() ![]() さて、8月12日(月)〜16日(金)までの週は、「学校閉鎖日」となっております。この間は、学校も開きませんし、電話も留守番電話に切り替わっています。何卒、ご理解とご協力をお願いいたします。 また、この週には「お盆」があり、親戚の方々と一緒に過ごす機会もあるかと思います。貴重な触れ合いの時間を大切にしてください。また、お家のお手伝いをするのにも絶好の機会です。家族の一員として、なかなか普段出来ない仕事も進んでやってみてください。もちろん、宿題も忘れずにやってください。では、ケガや病気なく、充実した日々を過ごしていってください。 ちょっといい話―136―
暑い日が続いていますが、体調には十分に気をつけてください。昨日は暦の上では「立秋」だそうです。しかし、京都市内では最高気温が36.5度を記録しました。本日も35度を越えていると思います。こまめな水分補給を心がけてください。
猛暑日が続いている一方で、昨日の夕方、校舎の施錠に回っているときに、裏山からヒグラシの鳴き声が響いてきました。暑い中ではありましたが、「カナ・カナ・カナ・カナ・カナ・・・」と大きな声で鳴いていました。思わず夏の終わりを感じました。少しずつですが、確実に季節も変わってきているようです。日本の四季に感謝したくなりました。 さて本日の「ちょっといい話」は、「10秒子育て」という意味の深いお話です。しかし、心がけ次第では誰にでもできるお話です。この話を読んで、先生もやってみようと思いました。あなたはどうですか・・・?!(「ちょっといい話」より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『10秒子育て』 地下鉄の吊革広告(「こども未来財団」)の短いキャッチコピーに目が留まりました。電車の中で、3人の女学生が母親の膝の上にいる赤ちゃんを、 「バァ〜」 という感じであやしている写真が写っています。 「子ども連れの時、電車で席をゆずってくれた。 泣いている子どもを、一緒にあやしてくれた。 ベビーカーを、ドアを開けて待っていてくれた。 わずか10秒ほどの時間かもしれないけれど、 子育てにつき添ってくれたあなたに、ありがとう。 それは、誰にでも参加できる、10秒の子育て。 あなたのちょっとした思いやりが、 ママやパパの大きな力になります。 子育てにやさしい社会を、 一緒につくっていきませんか」 こんな内容の広告でした。 2歳のお子さんをお持ちのお母さんから聞いた話です。 電車の中で、子供が泣き出してしまった。どうしても泣き止まない。誰も、責めたりはしないけれど、咳払いをしたり顔をしかめたりする人もいて、その車両に居辛くなってしまった。 よほど途中下車して、ホームであやそうと思っていたとき、男子高校生3人組が近寄ってきて、子どもをあやしてくれた。すると、子供が笑いだした。さらに、それを見て、他の乗客もほほ笑んだ。 「これほど、救われたことはありません」 と言うのです。 親切というと、電車でお年寄りに席を譲るとか、階段で荷物を持ってあげるとか、人によってはなかなか勇気のいることもあります。 でも、赤ちゃんに向かって、 「バア〜」 て言うのも親切の一つ。それは、10秒もかからない。1秒の思いやり。ちょっと恥ずかしいけれど、今度、赤ちゃんを見かけたら、 「バア〜」 って、やってみようと思いました。(でも、泣いちゃったらどうしよう・・・苦笑)
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